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砂糖や水飴を主原料とする菓子 ウィキペディアから
キャンディ (candy) は砂糖や水飴を主原料とする菓子の総称[1]。西洋風の飴・砂糖菓子の種類。キャンディー、キャンデーとも呼ぶ。
日本では、砂糖や水飴を主原料として、煮詰めた後に冷し固める。副原料としてクリームやバター、チョコレート、香料、増粘剤、酸味料などが用いられるものとされているが、チョコレートやナッツを固めたものなど、各国その地域により千差万別である。
語源は、アラビア語の qand(砂糖)からきたという説、ラテン語の can(砂糖)とdi(型に流し入れて固める)からきたという説、インドの古い菓子 kandi(棒の先に砂糖の結晶のついたもの)からきたという説、ラテン語の結晶の意からきたという説など、いくつかの説がある。
candy はどちらかといえばアメリカ英語で、氷砂糖や、スニッカーズのようなチョコレート菓子も含む。たとえば、英語で candy bar とは、スニッカーズのようなスナックバーのことであり、棒状の飴ではない。
イギリスなど北米以外の英語圏では、sweets(不可算名詞) というのが一般的である[2]。ただしイギリス英語での sweets はデザートを含む甘い食品全般という意味を持つ。
キャンディにはハードキャンディとソフトキャンディがある[1]。煮詰めるときの温度により、高温で加熱して硬く仕上げるものをハードキャンディ、低温で加熱して柔らかく仕上げるものをソフトキャンディーという。
ハードキャンディにはドロップ、タフィ、バタースコッチなどが、ソフトキャンディにはキャラメル、ヌガー、マシュマロなどがある(ただし、貿易統計ではキャラメルはキャンディ類に含めない[1])。
また、ソフトキャンディの変形としてチューイングガムのように噛んで味わうことができるチューイングキャンディと呼ばれるものも存在する。
棒付きのハードキャンディは、日本では「ペロペロキャンディ」と呼ばれ、英語ではロリポップ (lollipop) と呼ばれる。
また棒付きの氷菓子は、日本では「アイスキャンディ」と呼ばれ、英語ではアイスポップという。ブランド名であるポプシクル (popsicle) と呼ばれることもある。
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