ねずみ島
愛媛県八幡浜市の無人島 ウィキペディアから
愛媛県八幡浜市の無人島 ウィキペディアから
ねずみ島(ねずみしま)は、日本の無人島。愛媛県八幡浜市真網代に属する。かつては、海水浴場として開発されていたが、現在は閉鎖されている[3]。なお、島全体が個人が所有する私有地となっている[4]。また、1981年(昭和56年)4月14日、愛媛県により、自然海岸保全条例に基づいて「ねずみ島海岸自然海浜保全地区」が指定されているが、指定個所はねずみ島対岸の四国本島側の海岸部のみであり、ねずみ島側は指定されていない[5]。
愛媛県八幡浜市真網代の大釜地区の沖約100mの位置にあり、干潮時には四国本島と陸続きとなるタイダル・アイランドである[1][2][6][7]。なお干潮時に渡ることができる様になるのは、1回約30分程度である[7]。島名の由来は、島の形がネズミに似ていることで[4][6]、かつてねずみ騒動が発生した宇和海に所在はするが、地元住民の話では特にネズミの多かった島でもないという[8]。島の周囲は崖となっており、内部へ立ち入ることは難しい[9]。
面積0.008km2(8,000m2)の小島であるが、1970年(昭和45年)に、真穴観光協会によって海水浴場として開発が開始され、島内には売店の他に貸しボート店、バンガローが整備された[10]。往時には、夏場の海水浴客と潮干狩りでにぎわっていたという[4]。また海水浴場が現役の際には、数件の水難事故があったとのことで、犠牲者供養のための地蔵が島内に建てられており、2018年時点で現存している[9]。この海水浴場は、時期は不明ながらすでに閉鎖されおり、2018年時点で閉鎖から長い年月が経過し、島内には当時の小径や各施設の建物の遺構が残されている[3]。加えて、施設の閉鎖後も島内に電柱が建っており、電線も引かれている。
海水浴場が閉鎖された後は、往時の賑わいは無くなったものの、地域住民を中心に潮干狩りで訪れる人がいる[4]。また冬季は、だるま夕日の撮影スポットとしても知られている[11]。
最寄り駅は、JR四国・予讃線の八幡浜駅である。八幡浜駅から、穴井行のバス(宇和島自動車)に乗車し、大釜バス停にて下車して、徒歩数分程度で到着する。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.