Wコロン(ダブルコロン)は、プロデューサーハウスあ・うん、漫才協会に所属していたお笑いコンビ。2004年結成、Wエース門下。2012年、漫才協会の真打に昇進。2015年4月1日、解散を発表[1]。
両名とも、解散後も引き続き漫才協会に在籍している。
- 昭和を思わせる漫才を行っていた[3]。
- 「謎かけ漫才」を得意とした。最初は普通に漫才を始めるが、話の途中でねづっちが唐突に「(謎かけの用意が)ととのいました!」と宣言し、「○○とかけまして、○○と解きます」と謎かけに入る。木曽の「その心は」という合いの手の後、ねづっちが答えを言い、ジャケットの襟を持ちながら「ねづっちです」と言う決めポーズを取る。
- 「ととのいました!」の掛け声は、スピードワゴンのラジオに出演した際にウケたため、彼らの提案により漫才でも使うことにした[4]。
- 「ととのいました!」は2010年の新語・流行語大賞のトップ10に入った。
- 千原ジュニアは、「ととのいました!」が流行語として扱われる事に対して、「本当に注目すべきは『ねづっちです』という決め言葉。今までお笑い芸人が謎かけをしても『おー上手い』という反応で、笑いが起こる事がなかった。それを『ねづっちです』の一言で謎かけを笑いになるものに変えた。これは、偉大な発明」と絶賛した[5][出典無効]。
- ねづっちが漫才中に死語を言う事が多かった(「なるへそ」「〜してちょんまげ」「バッチグー」など)[6]。
- ねづっちがゴージャス松野に似ていることを度々ネタにされていた。
- 相方の木曽がいない際、「その心は」はねづっちがそのままつなげて言うか、もしくは他の出演者に「その心は」と言わせる対応をしていた。
- ライブのエンディングでは名物となる告知があった(ねづっちが言う所の「告知芸」)。まずは、ねづっちが漫才協会所属の有名芸人の名を出した後、あまり知られていないような芸人の名(漫才協会所属の芸人が多い)を並べていき、木曽が辛辣に突っ込むというパターンであった[7]。
- テレビでは「即興謎かけ」で出演する事も多かった。『エンタの神様』に出ようと考えたパッケージであるが、結局2人が『エンタの神様』に出演する事はなかった。その代わり『爆笑レッドカーペット』では多用していた[6]。
テレビ
- 爆笑オンエアバトル(NHK)戦績2勝6敗 最高389KB
- ねづっちは「ケルンファロット」時代にも1度だけ出場(2001年2月17日放送回)しているが、129KBしか獲得できず10組中最下位に終わってしまっている。
- 木曽も「バズーカルーム」時代に4度出場経験があるが、出場した全ての回において100KB台に終わる[12]という珍記録を残してしまっている。
- 上述の通りねづっちと木曽はWコロン結成前のコンビでは100KB台しか獲得できなかったため、「オンバト」で200KB台以上(及び初オンエア)を記録できたのは双方ともWコロンとしての出場からであった。
- トピためっ!(JCN足立、2008年5月12日 -2014年3月 )
- 木曽が水・木の司会を担当し、ねづっちが「あだちプチグルメの旅」のコーナーを隔週で担当
- 2010年4月5日より月 - 木の司会をコンビで担当
- 2010年10月4日よりコンビでの担当が水・木のみになり月・火には木曽のみが出演
- 2011年4月11日よりこれまでの担当に加え金曜の司会をねづっちが担当
- 2012年4月9日より木・金の司会をコンビで担当
- 不動産王(BS11、2008年4月 - 2009年3月)時東ぁみとレギュラー出演
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ) キャッチコピーは「ノスタルジック漫才」→「浅草の人気者」
- 不定期開催の「なぞかけキング決定戦」で、ねづっちが2連覇を達成。
- 新春ピンクカーペット(フジテレビ) キャッチコピーは「ノスタルジック漫才」
- スーパーモーニング(テレビ朝日、2010年6月 - 2011年3月)
- わが家の歴史(フジテレビ)
- 第61回NHK紅白歌合戦(NHK、2010年12月31日)
DVD
- まめ 〜若手芸人コンプリートカタログ〜 Vol.2(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
- これでもととのいますか?Wコロンのなぞかけツアー(VAP)
- 浅草三銃士(コンテンツリーグ)
その他
- フジパン なぞかけ頭脳パン - 焼きカレーパン、キャラメルメロンパン、チョコリング、十勝ミルククリームなど数種類が存在。一部は北海道限定発売。北海道ではロバパンが販売。
Webアニメ
- ヤッターマン×トウシバ(2010年9月 - 2011年2月公開) - 同サイト内に「トリプルコロン[注釈 3]の謎かけ道場」があり、なぞかけを投稿すると、投稿したなぞかけをねづっちの声で再生できる。
注釈
「ねずっち」と表記されることもあるが、誤りである。
Wコロンとオモッチャマによるユニット。オモッチャマはヤッターマンに登場するサイコロ型ロボットで、語尾に「コロン」がつく。
出典
“Wコロン”. プロデューサーハウスあ・うん. 2012年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月21日閲覧。
2001年10月13日放送回に173KB、2002年5月25日放送回に129KB、2002年9月21日放送回に121KB、2003年4月25日放送回に117KBを記録している。なお、順位は2002年5月25日放送回は9位であり、残りの回は全て最下位に終わっている。