TOUGH BOY
TOM★CATの楽曲 ウィキペディアから
「TOUGH BOY」(タフ・ボーイ)は、日本のバンドであるTOM★CATが1987年に発表した楽曲。作詞・作曲はTOM。
概要
- オリジナル版シングル「TOUGH BOY」は1987年3月21日発売。フジテレビ系アニメ『北斗の拳2』の主題歌として使用された。
- プロデュースにうじきつよし(KODOMO BAND)を起用し、ロック色を強めたサウンドとなった。また、メジャーレーベルでの名義「TOM★CAT」、並びに1984年のデビューから在籍したキャニオン・レコード(現:ポニーキャニオン)のAARD-VARKレーベルでリリースした最後のシングルでもある。
- 1番の歌詞には、流行語となる16年前に「マニフェスト」という言葉が入っている。
- 『北斗の拳2』用テレビサイズでは、1番と2番のパートが入り交じるなど、歌詞の改変が多い。
- 円道祥之『空想歴史読本』ではこの曲の歌詞ならびに『北斗の拳2』が本編開始からも数年後であることを根拠に作中の核戦争がノストラダムスの予言にある1999年7の月の「恐怖の大王」ではないと主張している。
- サビの「No boy no cry」は、ことわざの「No pain, no gain」(苦労がないなら利益もない)と同様に解釈(泣かない少年はいない)すると日本語歌詞の文脈との矛盾が生じる。「No pain, no gain」型ではなくてボブ・マーリーの「No Woman, No Cry」(女よ泣くな)と同様に解釈(少年よ泣くな)すると矛盾しない。
使用
- オリックス・バファローズの杉本裕太郎の登場曲である。
- 2009年4月に29歳で急死したプロボクサー・小松則幸の入場曲でもあった。
- 2024年10月13日にプロボクサーの寺地拳四朗がWBC世界フライ級王座決定戦としてクリストファー・ロサーレスに挑んだ際には寺地の入場曲であるクリスタルキングの「愛をとりもどせ!!」に加え本曲とのメドレーで入場した。
バージョン
バージョン | リリース時期 | 収録 | レーベル | 備考 |
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TOUGH BOY | 1987 |
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シングル・アルバム各種に収録。 |
TOUGH BOY(テレビサイズ) |
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アニメ『北斗の拳2』オープニング主題歌。
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TOUGH BOY(90' version) |
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TOUGH BOY(パチスロver.) | 2006 | パチスロ機『北斗の拳SPECIAL EDITION』挿入歌。
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TOUGH BOY(SPECIAL EDITION) |
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TOUGH BOY (21st century ver.) | 2009 |
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TOUGH BOYをカバーしたアーティスト
- アニメタル
- アルバム『アニメタル・マラソンV』(2003年)
- 桃井はるこ
- カバーアルバム『COVER BEST カバー電車』(2007年)
- 喜多修平
- アルバム『キタポニクス』(2008年)
- 滝田樹里 & 下田麻美
- アルバム『トランス北斗の拳』(2008年)
- 後藤邑子
- カバーアルバム『ごとそん』(2010年)
- MEG
- 『TOUGH BOY』(2010年、フランス限定配信)
- たんこぶちん
- 『TOUGH BOY(〜TOUGH GIRL)』(2014年、映画『ハイキック・エンジェルス』主題歌)
イタリア
- ハイロード
- アルバム『MEDUSA’s COIL』(2004年、日本盤ボーナス・トラック)
- Green Noize
- 『Tough Boy [ITA vers. + testo]』(2016年)
- Kaioh(Federico Pasquini)
- 『Initial Dave Eurobeat Series Vol. 1』(2020年)
- Ardityon
- カバーシングル「TOUGH BOY」(2020年)
- Angelo Bissanti
- カバーアルバム『ABC Vol. 4』(2022年)
脚注
関連項目
外部リンク
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