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THE STAMP SHOW!!(ザ・スタンプ・ショー、通称・STAMP)はフジテレビのバラエティ番組『めちゃ²イケてるッ!』の中の人気コーナーであり、ゲームの一種である。正式名称は「THE STAMP SHOW」。ここではバージョンアップしたSTAMP 8(スタンプ・エイト)についても記述する。
主に番組初期(1990年代後半)に放送されていたコーナーで、初回は「SHORT COOL」の「イケてるスタンプショー」というタイトルで、コントの1つだった。モチーフはデッキブラシやゴミ箱のふたを打ち鳴らすパフォーマンスで話題となったブロードウェイのパフォーマンス集団「STOMP」。ナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼの6人が外国人キャラクターに扮し、山本がそれぞれのキャラクターの似顔絵が書かれた6面体のサイコロ[注釈 1]を投げ、出た目のメンバーが負けとなり、罰ゲームとして、まず山本以外の他のメンバーからリズムに合わせて小さいハリセンで頭を叩かれた後、最後に山本の巨大ハリセンを顔面に受ける。フルスイングで振られる山本の巨大ハリセンの威力は物凄く、鼻を守る名目で付け鼻を着用するが、あまり意味は無く、受けたメンバーの中には鼻血を出す者・涙を流す者・鼻が曲がったと言い張る者が続出した[要出典]。なお、山本が負けの場合、巨大ハリセンは矢部や相方の加藤が担当する。
セットは放送期間中に2度変更された
スペシャルでゲストが登場する場合は対抗戦形式となり、それぞれのチームが相手チームのサイコロを投げて、当たった相手チームのメンバーをハリセンで叩く形式となる。これを交互に行う。
そもそも「STAMP」という企画タイトル自体に「顔にハリセンの痕が付く」という意味合いが込められているほどでその過激な罰ゲームのせいか視聴者からいじめを助長するという苦情が殺到し、その後当コーナーは徐々にフェードアウトしていった。
後に各男性メンバーが同じキャラクターを引き継いだまま、「フリフリNo.6」というコーナーが行われた。メンバーがあいうえお作文を披露し、ネタの出来が悪かった場合はオチ担当のメンバーが「ヘタクソ女」なる女性からビンタされるというものであった。フリフリにはゲストとして、明石家さんまが『オレたちひょうきん族』で彼が演じた「お待ちガール」に扮して出演した。
ちなみにトータルで最も多くハリセンを受けたのはカール(3回に1回)だった[要出典]。
「STAMP」のテーマソングをプロデュースしたのはプロデューサー小西康弘で、1997年9月1日にはCD化されて発売された。
1997年8月30日放送分で、コーナー内のスタンプデッキブラシとハリセンのテーマも収録されたCD「めちゃイケDISK1」のヒット祈願として1ゲームだけやる事になる。1投目はサイコロがセットのタイヤの上に載ってカールになるが、カメラのピントがボケたという事でノーゲームとなり、続く2投目でデビットとなるが、不自然なサイコロの転がり方にデビットは「おかしいゼ!おかしいゾ、コレ絶対!!」とクレームを付けるが、聞き入れられずに罰を受ける。終了後、デビットは憤慨しながら「もう一回やるか?」と再戦を要求。このデビットの行動にメンバーは呆れるがゲームを続行。3投目はザビエルになるが、照明が壊れて暗くなってしまいノーゲームとなる。このあり得ない出来事にデビットは「撮れてんじゃん、画はよー!」「照明当てろ!今から」と猛抗議するが、ザビエルの「今のは(編集で)つながらないでしょ?」で一蹴されてノーゲームは覆されず、カールの「次、誰が当たっても最後にしよう」の提案で最終戦となるが、再びデビットとなって2度目の罰を受ける。終了後、やはり納得できないデビットは2度目の再戦を要求し、サイコロも自分に振らせてくれと要求してデビットが投げるが、結局デビットとなって3度目の罰を受ける。
1999年6月12日放送分で、メインのナインティナインが番組収録を欠席した際、番組内の緊急会議で加藤が「俺が体を張って、ナイナイの穴を埋めてやるよ」と言った事から、2年ぶりにコーナーが復活。加藤は「言った意味と全然違うから」と抗議するもコーナーは続行され、サイコロも欠席のザビエルとカールの目がデビットに変更されたデビットの目が3面の確率50%バージョンとなる。1投目はスティーブになるが、音効が何故かチェキッ娘の曲を流してしまう、2投目はポールになるが、カメラマンが画面に入り込む、3投目もポールになるが、ADが紛れ込んでハリセンで叩くといったトラブルが起きて、その都度ノーゲームとなり、最終的に4投目でデビットとなって罰を受けた。
長らく沈黙を保っていたが2004年11月6日に「STAMP 8」として突如復活。若手芸人に負けないよう「ボディー・ランゲージ・ターイム!!!!」(ルーク談。「身体を張って頑張ろう」と言いたかったらしい)という趣旨で復活したもの。ルールは全く一緒だがSTAMPの6人にゲスト(主に若手芸人)2人を加えて8面体サイコロを使用、転がり方が不規則になって、よりスリリングな展開となった。ゲストは漢数字の「七」「八」と書いたTシャツを着用する。ナレーションにはSTAMP時代と同様にセイン・カミュを起用、岡村のキャラクターはザビエルからマイケルに変更された。
もともとは1回限りのスペシャルコーナーだったようだが以前のSTAMPを知らない若い視聴者から「この新コーナーはとても面白い!」という意見が番組に殺到したため、その後あらためてコーナー化された。しかしデビッド(加藤)だけは以前の鼻の折れたエピソードからかあまり乗り気でなく、しばしば「やめようって!」と語っていた。
セットは、前回のSTAMPをモチーフにしながらセットの左右に大型モニターが設置され、サイコロを投げるとメンバーの似顔絵が順番に出され、目が決定すると、出た目のメンバーの似顔絵が出される。後にハリセンで叩かれると、それに合わせてモニターにハリセンのマークが出される。
STAMP時代同様、巨大ハリセンを振るうのは主にルーク(ルークが当たった場合はデビットorハリセン代打)でスイングの直前には「たーたき叩き、叩き潰すぞ!」という決め台詞を叫ぶ。ハリセン攻撃の際、画面の両サイドに「スタンプマニア」と称するbeatmaniaのノートを模したスクロール表示が出るようになった。大ハリセン攻撃でジャストミートした際には「HomeRun!!」の表示が出る。加えてメンバーのハリセンの叩く威力が以前と比べて明らかに弱くなっている。
なお2005年7月16日から8月31日まで開催された「お台場冒険王2005~史上最大のテレビ遊園地」にも「スタンプマニア」のアトラクションが登場し、ファンもこのSTAMPをプレーすることができた。
2005年6月12日、コーナー冒頭でルークが突如「体張ってゴーゴゴー!!」と絶叫した。これは元々同局系で以前放映されていた『力の限りゴーゴゴー!!』が元ネタだが、以来しばしば「ゴーゴゴー!!」をメンバー全員で叫んでいる。
また、外国人格闘家がゲスト出演した回で、ポールが外国人格闘家(ボブ・サップ、ヴァンダレイ・シウバ、チェ・ホンマン)のハリセン代打を3度も受けた。因みにサップがスイング代打した回では、スイングによる鼻の負傷を保護する付け鼻がサップのスイング前に外れる事態となり、ポールは付け鼻の無いままサップのスイングを食らうこととなった(直撃箇所は額だったため鼻は無傷)。サップのスイングを食らった際、衝突の勢いでポールの体が後ろに吹き飛びセットに背中を強打したが、ポールは無事でそれどころか当時悩まされていた腰痛が、このショックで直ったとの事(最後は自身の付け鼻を拾い、ポールの「鼻とっだどー!」の掛け声でこの回は終了した)。
得意な野球のスイングを披露できるので山本が最も好んでいた山本メインのコーナーだったが、2006年7月の山本降板により事実上打ち切りとなった。
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