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Ringwanderung

日本の女性5人組のアイドルグループ ウィキペディアから

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Ringwanderung(リングワンデルング)は、日本の5人組女性アイドルグループ。2019年結成。略称はリンワン。所属事務所はVERSE[1][2]。所属レーベルはLonesome Record

概要 出身地, ジャンル ...
概要 YouTube, チャンネル ...

グループ名はリングワンデルングに由来。音楽性は「鍵盤ロック&ポップス」を公称している[3]

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略歴

2019年11月23日、みょんがタレントとして所属していた[4]芸能プロダクションサンカラーズから初のアイドルグループとして、辺見花琳、佐藤倫子、宮内ゆり、増田陽凪、寺尾音々を加えた6人体制で結成[5]。同年12月15日に東京・高田馬場BSホールで行われた「ハツオン」に出演し、ステージデビューした[6]

2020年5月9日、宮内ゆりが卒業し、以後5人体制となる[7]。同年11月17日、メンバー全員とサンカラーズとの契約が解除され、同事務所の所属を離れRingwanderung専属としての活動となることが発表された[8]

2021年に1stアルバム『synchronism』を、2022年には2ndアルバム『synchrotoron』を、共にLonesome RecordからCDリリースした[9][10]

2024年2月15日、みょんが同日付で活動を終了することを発表し、4人体制となる[11]。同年9月4日には4人体制最初で最後のアルバムとなる「新夜」を配信リリースし、同年9月23日にKT Zepp Yokohamaにて開催したワンマンライブ「Ringwanderung [ NONFICTION ]」で新メンバーの篠田百音が加入、5人体制となった[12][13]

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特徴

グループ名の由来

「Ringwanderung」はドイツ語で「リングワンデルング」と読む。意味は、登山で濃霧や吹雪のために方向がわからなくなり、同じ所をぐるぐる歩き回ること。登山などでは迷ったら山頂方向へ登るのが安全とされる為、迷いながら上へ進むアイドルグループということからグループ名としている[14][15][16]

音楽性と評価

鍵盤ロック&ポップスを標榜しており、楽曲はピアノやキーボードの音が特徴的である[17]ポストロックマスロックの要素を取り入れている[3][18]との指摘があるほか、ファンク[19]フュージョン[3]の要素を持つ楽曲も存在している。作詞は主にトータルプロデューサーのIMATETSUが手がけている[20]。また、一部楽曲はメンバーが作詞に参加している[18][注 1]。一方でサウンドプロデューサーやメインコンポーザーといったポジションは置かれておらず、複数の作編曲家が楽曲を提供している[20][3]。こうした楽曲と、メンバーの個性的な歌声やハモリなどの力強いパフォーマンスを武器としている[17]

音楽ライターの清家咲乃は楽曲におけるピアノの扱いについて、「軽やかなバンドサウンドを彩る上モノとして、メンバーが歌うメロディを食わないぐらいの距離感でくるくると躍動するさまはYOASOBIをはじめとした近年の音数の多いボーカロイド曲に近い」と評している[3]。音楽ライターの冬将軍も同様に、鍵盤を主軸とした楽曲群に対して「無機質でもありどこかボカロっぽさを感じられる」と述べている[20]

音楽ライターの宗像明将は『アイドル楽曲大賞2023』アフタートーク座談会において「リンワンは特に楽曲派的な文脈では注目を浴びてきたグループ」と述べ、それに対してアイドル専門ライターの岡島紳士が「インディーズの楽曲派界隈を背負っている感じはありますよね」と返している[19]

歌唱やパフォーマンスについて、冬将軍は「全員が“歌える”メンバーだし、規律の揃ったパフォーマンスもいい。」と評価している[21]。また、清家は、みょんを含む5人体制やその後の4人体制を指して、「どの時期も歌えるメンバーが揃っているのもポイント」としている[3]

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メンバー

誕生日、出身地、身長は各メンバー公式プロフィールより。

メンバー

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旧メンバー

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沿革

要約
視点

2019年

11月23日 - サンカラーズ所属のみょんと一般募集5名の計6名でRingwanderungが結成[5]

12月15日 - 東京・高田馬場BSホールで行われた「ハツオン」にて初ライブを実施[16][6]

2020年

5月9日 - 宮内ゆりが卒業。5人体制となる[7]

8月16日 - 1stシングル「ハローハロー」の配信を開始[33]

11月17日 - サンカラーズとの提携を解除したことを発表[8]

2021年

1月10日 - 東京・SHIBUYA WWW「Ringwanderung 1st ONE MAN LiVE “hello hello”」を開催[34]

1月20日 - 1stEP「[ Re ]」をタワーレコード限定リリース[35]

6月27日 - 東京・STUDIO Wにて「Ringwanderung 2nd ONE MAN LiVE “VERSE”」を開催[16]

8月4日 - 1stフルアルバム「synchronism」をリリース[16][9][36]

11月27日 - Ringwanderung 2周年記念を記念し「東名阪ワンマンツアー BRIDGE」を開催[37]

2022年

3月27日 - 東京・Veats SHIBUYAにて「BROCKEN」を開催[38]

5月14日 - 7月16日 - situasionとのツーマン全国ツアー「NEW ERA TOUR」(沖縄・静岡・福岡・北海道・大阪・東京)開催[39][40][41][42]

6月18日 - 東京・新宿ReNYにて「TIF2022メインステージ争奪LIVE前哨戦 2部」に出演、1位通過で決勝進出[43]

7月28日 - 渋谷・Spotify O-Crestにて美味しい曖昧主催のツーマンイベント「「美味しいイベント」-美味しいwanderung-」に出演[44]

8月5日・7日 - 「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」に出演[45]。メインステージ争奪決勝戦の結果、メインステージ出場は逃した[46][47]

9月24日 - 東京・LIQUIDROOMにてBAND SET ONEMAN [ HURRICANE ]を開催[48]

10月19日 - 2ndアルバム「synchrotron」をリリース[10][49]

2023年

1月7日 - 梅田CLUB QUATTLOにてONE MAN LIVE[ GRAVITY ]を開催[50]

1月9日 - 川崎CLUB CITTA'にてONE MAN LIVE[ FORCE ]を開催[51]

4月8日 - 新宿BLAZEにてONE MAN LIVE[ beginning ]を開催[52]

6月2日 - Spotify O-EASTにて主催ライブ[ SYNC ]を開催。ステージのバックスクリーンで初のミュージックビデオとなる「Lily」をサプライズでお披露目。同日、YouTubeにてミュージックビデオを公開[53]

9月24日 - 自身最大規模にして初のZeppワンマンとなるONE MAN LIVE[OUT OF THE WORLD]をKT Zepp Yokohamaにて開催[54]

2024年

2月15日 - みょんが同日付で活動を終了。4人体制となる[11]

9月4日 - アルバム「新夜」をリリース[12]

9月23日 - KT Zepp YokohamaにてワンマンライブRingwanderung [ NONFICTION ]を開催。篠田百音が加入[55]

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作品

配信シングル

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アルバム

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ライブアルバム

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楽曲一覧

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受賞歴

アイドル楽曲大賞

  • 第10回アイドル楽曲大賞2021
    • アルバム部門 - 1stアルバム『synchronism』 第2位[100]
    • 推し箱部門 - 第6位[101]
  • 第11回アイドル楽曲大賞2022
    • インディーズ/地方アイドル楽曲部門 - 「パルス」第6位[102]
    • アルバム部門 - 2ndアルバム『syncrotoron』 第3位[103]
    • 推し箱部門 - 第7位[104]
  • 第12回アイドル楽曲大賞2023
    • インディーズ/地方アイドル楽曲部門 - 「Lily」第2位/「Adam」第11位[105]
    • 推し箱部門 - 第4位[106]
  • 第13回アイドル楽曲大賞2024
    • アルバム部門 - 3rdアルバム『新夜』 第8位[107]
    • 推し箱部門 - 第5位[108]

ライブ

要約
視点

ワンマン

※個別の出典がない記載は公式サイトのスケジュール参照[109]

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イベント

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脚注

外部リンク

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