PK shampoo

日本のロックバンド (2018-) ウィキペディアから

PK shampoo

PK shampoo(ピーケーシャンプー)は、2018年より活動する日本ロックバンド関西大学の音楽サークルのメンバーであった4人で結成された。

概要 基本情報, 出身地 ...
PK shampoo
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PK shampooのロゴマーク
基本情報
出身地 日本大阪府
ジャンル
活動期間 2018年 -
レーベル 日本コロムビア/From World Wide Web.
事務所 ホリプロ/ATFIELD inc.
公式サイト PK shampoo
メンバー
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年 -
ジャンル 音楽
登録者数 1.74万回
総再生回数 393.4万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2025年1月25日時点。
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概要

PK shampooは、同じ大学の音楽サークルに在籍していた4人で結成されたロックバンド

グループ名はRadioheadの「Ok Computer」のようなアルファベット2つと英単語1つの組み合わせを採用する方針で、『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する必殺技の「PK 〇〇」という文字列、『らんま1/2』の登場キャラクターシャンプーの名前を拝借、ヤマトパンクスによって名づけられた[1][2][3][注釈 1]

メンバー

ヤマトパンクス

ボーカルギタリスト大阪府高槻市出身茨木市育ち。1994年7月12日生まれ。関西大学文学部哲学倫理学専修卒業。身長178cm。
  • バンドの楽曲の作詞、作曲を主導している。また、作品のアートワークや一部のグッズのデザインも担当している[4]
  • PK shampoo結成以前は2016年結成のパンクバンド「トラッシュノイズ」にてギターボーカルを担当していた。2018年に解散。
  • 重度のアルコール依存症であり、大学時代にアルコール性肝疾患によって入院していた経験がある[5]
  • 大学での成績評価は芳しくなく、また過度の連続飲酒の影響で大学を6年半かけて卒業した[6]
  • 高校時代にバイクの無免許運転で逮捕されている[7]
  • コロナ禍ステイホームを求められたことに反発し、引っ越し先を決めないままマンションを退去しホームレスになった経験がある[8]
  • 大学時代、居酒屋での喧嘩で左手小指を骨折するも極度の連続飲酒状態にあったため通院できず、骨が外側に大きく曲がったまま完治、以来ギタープレイにおいてセブンスコードを多用するようになった[9]
  • 飲酒時に度々喧嘩やSNS上での炎上を起こすなど非常に荒い性格である[8][6]
  • ラジオMC、またニュース番組のコメンテーター等として複数番組に出演している。『Abema Prime NEWS』『A Music Chance』(MBSラジオ)、『ヤマトパンクスの銀河巡礼概論』(GERA放送局)その他多数[10]
  • 幼少期に両親が離婚し、実の母親とはのちに死別したため、血のつながった父親との記憶や接点がほとんどなかった。しかし2023年春、ヤマトパンクスの父親が『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)に「息子の名前を検索したところ、ロックバンドのボーカルとして活動していた」と投稿。番組を通して24年ぶりに実の父親と再会した。

福島カイト

  • ギタリスト。大阪府高槻市出身。本名は福島開人。1996年11月26日生まれ。
  • 高校時代はtkXtk(テケテケ)というバンドで活動し、PK shampooでの活動以前はザコネというバンドのフロントマンを担っていた。常にサングラスを着用しており、絶対音感を持っている。

ニシオカケンタロウ

  • ベーシスト1995年4月30日生まれ。
  • 通称「にしけん」。PK Shampoo結成前は「トラッシュノイズ」にてギターを担当していた。
  • 元々ベーシストであったが、トラッシュノイズを結成した際にギターが居なかったためヤマトパンクスにギターを弾かされていた。PK Shampooの結成時、彼よりギターの上手い福島カイトが加入したためベーシストに戻っている[3]

カズキ

ドラマー。1995年9月11日生まれ。
  • 本人はステージネームとして「アンドレ・ザ・ギガジャイアント」を名乗っているが、公式表記には本名のカズキが用いられている。
  • モトリー・クルーアメリカを好む[3]。趣味はスケートボードスノーボード遊戯王。スケートボードが原因で全治約3ヶ月の右脛骨・腓骨近位端骨折、右脛骨近位前十字靭帯性裂離骨折を経験し、治療の間はライブ活動を休止していた。

来歴

結成

2017年、実質的な前身バンドに当たるトラッシュノイズが解散。前身時代からのメンバーであるヤマトパンクス、にしけんに加え大学の後輩であった福島カイト、カズキを迎え、PK shampooが結成された。

2018年

3月:大阪京都を中心に活動を開始[11]
9月:TOKYO CALLING 2018に出演[12]
10月:デモ音源「星/京都線」を500枚限定でリリースし、2週間足らずで完売[13]
11月:デモ音源収録曲含む5曲を収録したミニアルバム『Kanzakigawa E.P』をリリース[13]
12月:フジテレビ系列『Love music』にて特集が組まれる[14]

2019年

2月:十三FANDANGOにて初の自主企画ライブイベント「BLUE SCREEN」をかねてから親交のあったHue'sCRYAMYの2組を招き開催[15]
3月:ポニーキャニオンの主催する隔月開催のライブイベント「ONE NIGHT STAND」の第1弾公演のホストアーティストとして出演[16][17]
7月:1st Single「奇跡」をリリース[18]。リリースを記念して東名阪ライブツアー「海までの道」を開催。各公演チケット完売[3]
10月:CRYAMYとのスプリットツアーを開催[19]
12月:心斎橋ANIMAにて、ゲストにINNOSENT in FORMAL、Hue’sを迎えて、自主企画イベント「BLUE SCREEN」の第2弾を開催[20]

2020年

5月:コロナ禍でありながら、2019年末に発表されていたリリースを決行。2nd Single「新世界望遠圧縮」発売。ラジオアプリ・GERAにて番組「ヤマトパンクスの銀河巡礼概論」放送開始[10]
6月:オンラインライブ「From World Wide Web」を開催。その中でサブスク解禁を発表[21]
7月:1日を以てサブスクリプションでのリリースを解禁し、「Kanzakigawa E.P」に2曲を追加した「Kanzakigawa E.P +2」をサブスクリプションサービス限定リリース[22]

2021年

2月から4月にかけて、約1年延期した「新世界望遠圧縮」リリースツアー「銀河巡礼」を開催。追加公演を含む7会場を全公演即完売[23]
7月:1年3か月振りのシングル「市營葬儀」をリリース[24]
8月:心斎橋BIGCAT、名古屋CLUB QUATTRO、恵比寿LIQUIDROOMにて東名阪ワンマンツアー「葬列」を開催[25]。各公演完売。
11月:1stフルアルバム『PK shampoo.wav』をリリース[26][27]。無所属・ノンプロモーションながらオリコンランキング16位を獲得[28]。リリース記念ワンマンライブ「HELLO my name is PK shampoo」をバンドの結成地でもある関大前TH-Rホールおよび新木場USEN STUDIO COASTにて開催[29]。各公演完売。
12月:『PK shampoo.wav』のリリースを記念して音楽ナタリーにて、『チ。-地球の運動について-』で知られる漫画家・魚豊と対談を行う[30]。PK shampooと漫画『チ。-地球の運動について-』のコラボグッズの受注販売がスタートした[31]

2022年

1月から4月にかけて、前年リリースのアルバム『PK shampoo.wav』のリリースを記念したツアー「PK shampoo.tour 2022」を開催[32]
7月:初となる映像作品「PK shampoo mov.」をリリース[33]
8月:Winners、金属バットをゲストに招いて自主企画「BLUE SCREEN」の第3弾を美園ユニバースにて開催[34][35]。「BLUE SCREEN」は約2年ぶりの開催となった。
10月:新たに立ち上げた自主企画2マンライブ「FIRE WALL」を開催。ゲストにはa flood of circleとドミコを招いた[36][37]

2023年

1月:新曲「S区宗教音楽公論」のMVを公開[38]
2月:東名阪ツアー「Don't Trust PK shampoo」を開催[38]。最終公演で物販の収益を何者かに盗まれる[39]
6月:EP『Pencil Rocket Opera E.P』をリリース[40]。リリースツアー「Pencil Rocket Opera」を開催[41]。最終公演は自信初となる大阪城音楽堂にて開催された[42]。同公演内でメジャーデビューを発表[43][44]
11月:新宿歌舞伎町エリアにて、自身初となるサーキットイベント「PSYCHIC FES」を開催[45]。全4会場、28組のアーティストが出演した[46]
12月:日本コロムビアより『再定義 E.P』にてメジャーデビュー[47]。12月から2024年2月にかけてリリースツアー「再思三考」を開催[48]

2024年

2023年12月から2月にかけて、『再定義 E.P』リリースツアー「再思三考」を開催[48]。4月には、追加公演として、広島にてフリーライブ「再思四考」を開催[49]
6月:自主企画「FIRE WALL」の第2弾を、ゲストにchelmico小山田壮平をゲストに迎えて開催した[50]
7月:メジャー2nd EP『輝くもの天より堕ち』リリース[51][52]
8月:「PSYCHIC FES 2024」を大阪心斎橋エリアにて開催[53][54]。全6会場、全43組のアーティストが出演した[55][56]
9月から10月にかけて、「輝くもの天より堕ち」リリースツアー「A Day to Remember」を開催[57]

ディスコグラフィ

要約
視点
概要 リリースリスト, ↙スタジオ・アルバム ...
PK shampooのディスコグラフィ
リリースリスト
スタジオ・アルバム 2
EP 4
シングル 3
映像作品 1
ミュージック・ビデオ 14
配信限定アルバム 1
デモCD 1
ヤマトパンクス ソロEP 1
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アルバム

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 発売日タイトル規格品番収録曲備考
インディーズ(FWWW.)
1st 2021年11月10日 PK shampoo.wav FWWW-005 初となるフルアルバム。
メジャー(日本コロムビア
1st 2025年6月18日 PK shampoo.log COCP-42506 メジャー1stフルアルバム。
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EP

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 発売日タイトル規格品番収録曲備考
インディーズ(FWWW.)
2018年11月24日 Kanzakigawa E.P WWW-001 1stミニアルバム。廃盤になり、2020年夏に新曲を加え『Kanzakigawa E.P +2』として配信された。
2023年6月28日 Pencil Rocket Opera E.P FWWW-007
メジャー(日本コロムビア)
1st 2023年12月6日 再定義 E.P COZA-2065(CD+DVD)
COCA-18163(CD)
今作をもってメジャーデビュー。
2nd 2024年7月31日 輝くもの天より堕ち COCA-18218
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配信限定アルバム

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 発売日タイトル収録曲備考
インディーズ(FWWW.)
1st 2020年7月1日 Kanzakigawa E.P +2 2018年に発売された『kanzakigawa.EP』に新曲の『m7』(前身バンド・トラッシュノイズの楽曲『この部屋がマイナーセブンに埋まる頃』の新録版)と『学生街全能幻想』(完全新曲)を追加し、デジタル販売・サブスクにて発表された。
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シングル

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 発売日タイトル規格品番収録曲備考
インディーズ(FWWW.)
1st 2019年7月1日 奇跡 WWW-002 完全新曲である「奇跡」、2018年にヤマトパンクスソロ名義で発売された楽曲を再録した「翼もください」、前身バンドであるトラッシュノイズ時代に制作された楽曲の再録である「君の秘密になりたい」の全3曲を収録。
2nd 2020年4月8日 新世界望遠圧縮 FWWW-003
3rd 2021年7月14日 市營葬儀 FWWW-004
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映像作品

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 発売日タイトル規格品番 収録曲備考
インディーズ(FWWW.)
1st 2022年7月6日 PK shampoo.mov FWWW-006 2021年11月18日に、1st Full Album『PK shampoo wav.』のリリースを記念して開催した「HELLO my name is PK shampoo」新木場USEN STUDIO COAST公演を収めた、PK shampoo初の映像作品。
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デモCD

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発売日タイトル規格品番収録曲備考
2018年10月 星 / 京都線 WWW-000 前身バンド時代に制作された楽曲2曲を収録した会場限定CD。500枚限定で販売され、即完売した。廃盤。現在は同一の曲目の音源「M7」が音楽配信サービス、ストリーミングサービスなどでリリースされている。
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ヤマトパンクス ソロEP

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 発売日タイトル規格品番収録曲備考
1st 2021年8月16日 衛星都市計画 FWWW-101
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ミュージック・ビデオ

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公開日 曲名 リンク 監督 備考
2018/04/11 [動画 1] 不明
2018/08/27 京都線 [動画 2] 不明
2018/09/10 空のオルゴール [動画 3] 不明
2018/11/04 神崎川 [動画 4] God Sugimoto
2019/08/14 奇跡 [動画 5] 不明
2020/04/02 夜間通用口 [動画 6] Takasuke Kato
2020/04/11 3D/Biela [動画 7] サトウミズキ
2021/12/25 零点振動 [動画 8] NANON 初となるリリックビデオ
2023/01/26 S区宗教音楽公論 [動画 9] 不明
2023/06/14 SSME [動画 10] 不明
2023/12/06 死がふたりを分かつまで [動画 11] ヤマトパンクス 主演:ヤマトパンクス
2024/02/09 あきらめのすべて [動画 12] 不明
2024/07/31 天使になるかもしれない [動画 13] 加藤マニ
2024/08/26 夏に思い出すことのすべて [動画 14] 不明
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ライブ・イベント

主なライブ

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開催期間 ライブ名 日程・会場 備考
2019年 2月27日 BLUE SCREEN ミニアルバム「Kanzakigawa E.P」リリースを記念した自主企画ライブ
7月8日 - 7月10日 tour2019「海までの道」 シングル「奇跡」のリリースを記念した東名阪ライブツアー
10月4日 - 10月18日 PK shampoo CRYAMY W Release Tour"RIOT" 「奇跡」のリリースとCRYAMY「crybaby」のリリースを記念した共催ライブツアー
12月14日 BLUE SCREEN vol.2
2020年 4月28日 - 6月5日
(開催延期)
「新世界望遠圧縮」Release Tour「銀河巡礼」
6月28日 From World Wide Web バンド史上初の配信ライブ。
2021年 2月27日 - 4月10日 「新世界望遠圧縮」Release Tour「銀河巡礼」
8月12日 - 8月22日 one man Tour 2021 Summer "葬列" 初日公演は福島とカズキの新型コロナウイルス感染により開催が延期された。
11月14日 - 11月18日 1st ALBUM Release EVENT "HELLO my name is PK shampoo"
2022年 1月15日 - 5月14日 『PK shampoo.wav』Release Tour “PK shampoo.tour 2022” 高松公演はヤマトの体調不良により延期された。
8月6日 BLUE SCREEN vol.3
10月13日 - 10月15日 From World Wide Web pre.「FIRE WALL 」
2023年 2月3日 - 2月18日 Don't Trust PK shampoo tour
7月7日 - 8月6日 『Pencil Rocket Opera E.P』Release One Man Tour "Pencil Rocket Opera"
11月18日 PSYCHIC FES ヤマトパンクスが責任プロデュースする初のサーキットイベント。
2023年 - 2024年 12月8日 - 2月11日 『再定義 E.P』 Release One Man Tour “再思三考“
2024年 4月8日 One Man Extra Show "再思四考" 全国ツアー“再思三考”の広島公演でバンドが納得のいくパフォーマンスができなかったことを受け、ツアー時と同じ会場の広島4.14にてフリーライブという形で行われるリベンジ公演。
6月22日 - 6月28日 From World Wide Web pre.「FIRE WALL Vol.2」
8月4日 PSYCHIC FES 2024
8月6日 PSYCHIC FES 2024 After Party 天王寺WWW.night
9月13日 - 10月3日 Major 2nd EP『輝くもの天より堕ち』Release One Man Tour "A Day to Remember"
12月12日 新代田オルタナティブサミット
2025年 3月29日 千日前オルタナティブサミット 2025年5月に取り壊される味園ビルでのラストライブとして開催される自主企画[58]
7月3日 - 8月31日 PK shampoo Tour 2025 -Login to PK shampoo-
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出演イベント


脚注

外部リンク

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