Loading AI tools
GoogleとLG電子のスマートフォン ウィキペディアから
Nexus 5(ネクサス ファイブ)は、LGエレクトロニクスとGoogleによって共同開発された、第3.9世代移動通信システム対応のSIMフリーAndroidスマートフォンである。販売はGoogleによってPlayストアあるいはGoogleとパートナー契約を締結した携帯電話オペレータを通じて販売される。Nexusシリーズのひとつ。製品番号はLG-D820(北米向け)及びLG-D821(グローバルモデル)。
製造 | LGエレクトロニクス |
---|---|
発売日 |
2013年11月20日
2013年11月27日
|
概要 | |
OS | Android 4.4(.4)→5.0→5.1→6.0→6.0.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.26GHz(クアッドコア) |
音声通信方式 | GSM/CDMA/WCDMA (LG-D820(北米向け) GSM(850/900/1800/1900) CDMA(BC:0/1/10) WCDMA(Band:1/2/4/5/6/8/19) LTE(Band:1/2/4/5/17/19/25/26/41) LG-D821(グローバルモデル) GSM(850/900/1800/1900MHz) WCDMA(Band:1/2/4/5/6/8) LTE(Band:1/3/5/7/8/20)) |
データ通信方式 | 2G/3G/LTE Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac) |
形状 | ストレート型 |
サイズ | 137.84 × 69.17 × 8.59 mm |
質量 | 130 g |
連続通話時間 | 17時間 |
連続待受時間 | 300時間 |
充電時間 | 不明 |
バッテリー | 2300mAh |
内部メモリ | RAM:2GB Storage:16/32GB |
外部メモリ | なし |
FeliCa | NFC(非Felica) |
赤外線通信機能 | なし |
テザリング | Wi-Fi/USB/Bluetooth |
Bluetooth | 4.0 |
放送受信機能 | なし |
外部接続 | microUSB(SlimPort共用)/イヤホンマイク端子/Miracast/Qi |
備考 | SIMフリー |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT IPS |
解像度 | FHD 1920×1080ドット |
サイズ | 4.95インチ |
表示色数 | 約1677万色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 800万画素CMOS |
機能 | 光学手ぶれ補正(OIS) |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 130万画素CMOS |
カラーバリエーション | |
ブラック | |
ホワイト | |
ブライトレッド(2014年2月5日発売) | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
Nexus 4の後継機種で、LGエレクトロニクスのNexus端末としては2機種目となる。ベース機種は同社のフラッグシップモデル「LG G2」である。
OSに発売時点で最新のAndroid 4.4(KitKat)を搭載している。OSのアップデート保証プログラムの期間は2015年10月まで適用された[1]。なお、保証プログラム期間が経過した2015年12月には6.0.0からのマイナアップデートであるAndroid 6.0.1が提供された。
また、Nexusブランドのグローバルモデルのスマートフォンとしては初となるLTE搭載モデルである。なお、ローカライズモデルとしてはそれ以前にGalaxy NexusのLTE版がある。Google Playから販売された機種としては、Galaxy S4(Google Edition)がLTE初対応である。
先代機種は日本では発売が大幅に遅れた上、Google Playからは販売されなかったが、本機種は最初からGoogle Playで販売された。また、イー・アクセス(現、ソフトバンクのY!mobileブランド)向けにもEM01Lとして供給、販売されている。
日本では、グローバルモデルのLG-D821が販売されている。2GではGSMの850/900/1800/1900MHzクアッドバンドに対応、3GではWCDMAのBand 1/2/4/5/6/8に対応。LTEではBand 1/3/5/7/8/20に対応している。LTE Band 19には非対応のため、山間部ではXi 800MHz帯が利用できない。
microUSBコネクタにSlimPortアダプタを接続することにより、HDMI入力のある外部ディスプレイに映像出力できる。また、Miracastに対応しているため、ディスプレイがMiracast対応していれば映像出力することも出来る。
ちなみに、LG-D821はauがサービスしている3GのCDMA2000に非対応である。北米向けであるLG-D820は対応している。
2015年3月に販売終了し、2016年10月にセキュリティアップデートの提供が終了した。[1]
Nexus 5の外観は、Nexus 7 (2013)によく似たポリカーボネートのもので、ブラック、ホワイト、レッドの3つの色が用意されている[2]。
ハードウェアはLG G2との類似点を含んでいる。2.26GHzのSnapdragon 800プロセッサに2GBのRAM、16または32GBの内部ストレージ、2300mAhのバッテリーである。Nexus 5は4.95インチの445PPI 1080p IPSディスプレイを使っており、光学的イメージ補正機能を備えた8メガピクセルのリアカメラと1.3メガピクセルのフロントカメラを備えている。また、Nexus 5はLTEネットワークをサポートしている。
注目すべきこととして、2つの新しいコンポジットセンサーを含む新しいハードウェアの機能がある。これは、歩行ディテクタと歩数カウンタである。これらのセンサは、低消費電力で実装されている[3]。また、Nexus 5は以前のモデルと同様に、micro SDカードのスロットをもっていない[4]が、マルチカラーのLED通知ライトを持っている。
Nexus 5は、Android 4.4 "KitKat" プリインストールの状態ではじめて出荷されるデバイスである。このAndroidのリリースでは、更新されたインターフェースのほか、パフォーマンスの向上、NFCのサポートの向上、"HDR+"というカメラの撮影モード、ネイティブの印刷機能、画面録画ユーティリティなどや他の新しい改善された機能を含む。
デバイスはまた、Google Now LauncherというGoogle Nowに簡単にアクセスできるランチャーを搭載している[5]ほか、テキストメッセージングをサポートしたハングアウトがデフォルトのテキストメッセージングアプリとなっている[6]。
2013年12月、Nexus 5は、Android 4.4.1のアップデートを受けた。このリリースでは、オートフォーカスやホワイトバランス他のカメラに関する問題が修正されたHDR+が導入された[7]。
Android 5.0 "Lollipop" の開発者プレビュー版のシステムイメージは、Nexus 5に対してはGoogle I/Oの2014年6月26日に開かれた年次大会のあとにリリースされた[8]。リリースバージョンのAndroid 5.0 "Lollipop" は、ファクトリーOSイメージとして、同年11月12日に利用可能となっている[9]。その後、2015年5月には、Android 6.0 "Marshmallow" の開発者プレビュー版がNexus 5で利用可能[10]になり、同年11月に公式リリース版のアップデートを受けている[11]。ただし、Android 7.0 "Nougat" は公式には本デバイスには配信されていない[12]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.