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『探検ロマン世界遺産』(たんけんろまん・せかいいさん)は、NHK総合テレビジョンで放送されていた教養番組。
NHKの世界遺産関連番組である『シリーズ世界遺産100』『とっておき世界遺産』および『世界遺産への招待状』についてもこの項で記述する。
NHKでは、ユネスコと提携して、2004年から世界遺産のハイビジョン映像ライブラリー事業「世界遺産デジタル映像アーカイブス」を進めていくことになった。毎回、世界遺産の中から一つを取り上げて、リポーターの現地取材と資料を交えて人類の英知と自然のすばらしさを、映像を通して体験する内容となっていた。
放送回によっては、地方の放送局(NHK大阪放送局・NHK広島放送局[1]など)の制作・著作扱いとなっていたものもあった。
やはり世界遺産に題材を取る番組として既に放送を開始していたTBS『世界遺産』ならびに『THE世界遺産』が、人物を登場させずに遺産そのものを対象とした映像を中心に音楽を添えて、その美しさや素晴らしさを追求して、ナレーターによる解説が淡々と進行するのに対し、この番組は、リポーターが遺産と周囲に住む人々の生活に取材し、インタビューするという紀行記的に作られていた。そのため、同じ対象を取り上げる場合も前者は遺産自体の歴史や意義、後者は世界遺産に関わる人々の営みに主眼を置き、それぞれの番組内容や雰囲気はかなり異なる。NHKが本番組の制作を発表した際に、TBSの井上弘社長(当時)は「内容がブッキングしているので大変遺憾だ」との声明を出した。これに対しNHKは「内容は重ならないように努力する」と言う主旨の反対声明を出した。
NHKは、2009年度から3年間の中期経営計画に基づくその初年度の事業計画において、夜間の抜本改編実施を発表しており、2009年3月28日をもって終了。最終回は、番組のテーマソングを担当していた松任谷由実自らがリポーターを務めた。4月以降は『NHKスペシャル』を放送していた月曜22時台に移動し、『世界遺産への招待状』に引き継がれた。土曜8時枠では情報番組『追跡!AtoZ』が放送される。
NHKのアナウンサーやタレントらが交替で務めた(リポーターが登場しない回もある)が、アナウンサーの担当が多かった。アナウンサーは東京に限らず、全国各局から年齢を問わず広く起用されたため、省略する。ここでは、主なリポーター経験タレントのみ紹介する。
5分間のミニ番組(短編ドキュメンタリー番組)である。テーマ曲は久石譲(次項番組と共通)。2011年2月より旅チャンネルでも放送開始。
テーマ、地域などを踏まえてシリーズ番組の放映を再構成し、毎回3件程度の世界遺産をまとめて紹介する番組となっている。2008年3月までは『とっておき世界遺産100』の番組名で放送された。
2009年4月放送開始した番組。
2010年度
なお、これらの番組はNHKワールドTVでも放送されているが、英語字幕つきで放送されることがある。
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