Melt-Banana

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Melt-Banana

Melt-Banana (メルトバナナ)は日本のロックバンド。母国の日本以上に、アメリカやヨーロッパのパンク・ロック・ファンから支持を得ている[1]

概要 基本情報, 出身地 ...
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来歴

要約
視点

1994年に初の音源をリリース。当時のメンバーはYasuko O.(Yako/ボーカル)、Agata(ギター)、Rika(ベース)、須藤俊明(ドラムス)の4人。1995年のアルバム『Scratch or Stitch』は、スティーヴ・アルビニジム・オルークとの共同作業により制作された[1]

1997年に須藤が脱退[2]1998年にWatchmanがドラマーとして加入[3]1999年にはジョン・ゾーンのレーベル「Tzadik」からアルバム『MxBx 1998/13,000 Miles at Light Velocity』を発表した[4]

1999年2001年、イギリスBBCMaida Vale Studio英語版にてジョン・ピール・セッションが収録された。その様子を見ていた、BBCの伝説的DJジョン・ピールは、「今までに見たり聴いたりした最も素晴らしいパフォーマンスの一つ。ただただ魅了され、実に驚くものだった」[5]と評し、「世界で最も素晴らしいバンドの一つ」[5]として、毎年50のベスト曲を選ぶFestive Fifty英語版に、1998年1999年2003年に選出するなど、2004年に他界[6]する直前までBBCの自身の番組で紹介し続けた[5]

2001年、Watchmanが脱退し[3]、以後、ゲスト・ドラマーを迎えての活動となった[7]。海外ツアーにはディスコーダンス・アクシス英語版のオリジナル・メンバーであったデイヴ・ウィッテ英語版がツアー・メンバーとして参加し[8]2003年に『Cell-Scape』[9]をリリースした。

2005年、シングル集「13 Hedgehogs (MxBx Singles 1994–1999)」をリリース。これは1994年から1999年の間に発売された13枚のスプリット盤を含む、5インチ、7インチ、10インチのシングル・レコードをまとめたものである[10][11]

2007年に、『Bambi's Dilemma』をリリースし[1]、同年のアメリカ・ツアーでは、トゥールのアリーナ・ツアーにも同行した[12]。その後、ギターとベースに代わりテルミンサンプラーシンセサイザーが使われた楽曲を演奏するMELT-BANANA Liteでの活動も行う[7][13][14]。これらの曲は『Bambi's Dilemma』にも一部収録されていたが[15]2009年に、そのライブを収録した作品である『MELT-BANANA Lite LIVE ver.0.0』を発表した[16]

2012年の夏よりYakoとAgataの2人編成となる[17]2013年に6年ぶりのスタジオ・アルバム『Fetch』を発表し[18]、同アルバムは『ローリング・ストーン』誌が選出した「20 Best Metal Albums of 2013」で17位にランク・インした[19]

作品

  • Speak Squeak Creak (1994)
  • Cactuses Come in Flocks (1994)
  • Scratch or Stitch (1995)
  • Charlie (1998)
  • MxBx 1998/13,000 Miles at Light Velocity (1999)
  • Teeny Shiny (2000)
  • Cell-Scape (2003)
  • 13 Hedgehogs (2005)
  • Bambi's Dilemma (2007)
  • MELT-BANANA Lite LIVE ver.0.0 (2009)
  • Fetch (2013)
  • Return of 13 Hedgehogs (MxBx Singles 2000-2009) (2015)
  • 3+5 (2024)

脚注

外部リンク

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