『MAGiCAL PUNCHLiNE』(マジカル パンチライン)は、日本の女性アイドルグループ「マジカル・パンチライン」が、2016年7月20日にポニーキャニオンからリリースした、1枚目のミニアルバム。
概要 マジカル・パンチライン の ミニ・アルバム, リリース ...
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元アイドリング!!!の佐藤麗奈を中心に結成された、女性アイドルグループ「マジカル・パンチライン」のメジャーデビュー・ミニアルバム[3]。
- コンセプト・アルバム
- グループが『ハリー・ポッター』シリーズやロールプレイングゲーム等の、ハイ・ファンタジー世界をコンセプトにしている経緯で、当アルバムもそれらの世界観を踏襲。グループのストーリー制作も担当するライトノベル作家・八田モンキーが創作した原案を基に構築したコンセプト・アルバムとして制作された[4]。
- タイトルにはグループ名のアルファベット表記が冠され、まだ新人グループの段階である事情から「知名度の普及効果も狙った」と説明している。
- 制作
- アルバムのプロデュースは、アニメ・ゲームミュージックなどの作曲で著名な音楽クリエイター・Tom-H@ckが務めた[5]。制作全般は、そのTom-H@ckが代表を務める音楽制作会社『TaWaRa』に所属するクリエイター陣が担当、および音楽プロダクション『F.M.F』が協力した。
- エピローグ曲「Never Ending Punchline」に関しては、メタルダンスユニット「BABYMETAL」のソングライティングなどで知られるミュージシャン・ゆよゆっぺが作編部分を手掛けている。
- リード曲
- 収録曲「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」はリード曲に指定され、グループの世界観やメンバー紹介を兼ねた内容も含み、様々な要素を内包した事実上のデビュー曲となっている[6]。
- ほか、「Overture」はファンタジーなプロローグ曲、「小悪魔Lesson 1・2・3♪」はアイドルソング、「Prologueは摩訶不思議」はミュージカル風の自己紹介ソング、「万理一空Rising Fire!」はロック風、「Never Ending Punchline」はエピローグ曲であると、メンバーは解説している[7]。
ベガ盤(初回限定盤)・アルタイル盤(通常盤)・デネブ盤(完全受注生産盤)の3形態でリリース。ベガ盤にはDVDが付属。デネブ盤は、オフィシャルショップのみで期間限定受注した特別仕様。それぞれの名称は、夜空の星群形『夏の大三角』が由来となっている。
当アルバムは、音楽配信サイト『レコチョク』が企画した新サービス「プレイパス(PlayPass)」に対応している[8]。また収録曲は、発売に先駆けた同15日に「iTunes」「Apple Music」の各ストアで先行配信された[9]。
- 付属DVD
- 特典企画
- 協力店舗でのみ先着購入者に「カード型ステッカー(全5種の内ランダム1枚)」を進呈[10]。
- メジャーデビュー発表記念特典として、オフィシャルショップのみで『ベガ盤』『アルタイル盤』の先着予約者各100名に、「全員サイン」を進呈する企画を実施[11]。
- ネットストア「MUVUS」のみで、メンバー直筆サイン入り(各メンバー別)の『アルタイル盤』を、期間限定で予約販売。
アルバムのプロモーションで、以下のメディアに出演した[12]。
- テレビ番組
- 配信番組
- CHIEのスピログ (2016年5月23日、LoGiRL)
- MARQUEE×2.5D『MARQing』(2016年6月19日、2.5D)
- IDOL♡アカデミー(K・U・T )ノ爆 (2016年7月12日、ニコニコ生放送)
- 「MAGiCAL PUNCHLiNE」 デビュー記念ニコ生SP (2016年7月19日、ニコニコ生放送)
- 乃木坂46 「生のアイドルが好き」 (2016年7月27日、ニコニコ生放送)
- TOKYO IDOL FESTIVAL 2016 (2016年8月5 -7日、ニコニコ生放送/SHOWROOM/楽天ショウタイム)
- @JAM PARTY vol.5 (2016年8月14日、SHOWROOM)
- @JAM 応援宣言!『@JAM THE WORLD』(2016年8月28日、SHOWROOM)
- ラジオ番組
- インストアイベント
- 発売を記念したインストアイベントが、以下の日時・場所で実施された[13]。
- 「MAGiCAL PUNCHLiNE」発売イベント(トーク/握手会/チェキ撮影など)
- サイン会
- 対象販売サイトで予約購入した『アルタイル盤』に、直筆サインの模様を公開するネット配信企画を実施。
- 千里眼サイン会(2016年7月15日、ツイキャス)
- その他
- コンビニチェーン『ローソン』の店内放送「ローソンCSほっとステーション」で、リード曲「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」が、発売週期間にオンエアされた[14]。
- アートワーク
- ミュージック・ビデオを含め、アルバムジャケット・WEB関連などの制作全般を、デザインスタジオ「MIRROR」(代表:大楠孝太朗)が担当した。また、リーダー 佐藤麗奈もデザインに携わっている[15]。イラストレーションに関しては、グループのビジュアル基本設定を手掛けたアートディレクター・YUU菊池(岩佐有祐)デザインのロゴやイラストがそのまま採用され、『デネブ盤』のパッケージは新規に描き下ろされた[16]。
- ミュージック・ビデオ
- リリースに先行して、リード曲「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」のフルバージョンをYouTubeで公開した。これは『ベガ盤』のDVDにも収録されている。ビデオディレクターは、金沢康行(映像制作会社「鬼」代表)が務めた[17]。劇中の舞台セットは、『アルタイル盤』のジャケ写にも使用されている。
アイドルソングに造詣の深い、ロックギタリストのマーティ・フリードマン(元メガデス)は、当アルバムを『ポピュラー音楽と、プログレッシブ・ロックのような複雑さが同居した作品』であると評している。
特にリード曲「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」に関しては、同傾向の楽曲がある「ももいろクローバーZ」のアルバムを引き合いに出し、『多重な要素を詰め込んだ、先進的アレンジの系譜が共通している』と説明している[18]。
発売イベントも兼ねたミニライブを、以下の日時・場所で実施した[19]。
- 「MAGiCAL PUNCHLiNE」発売記念ミニライブ
- 客演・ライブイベント
- リード曲をはじめとした収録曲を、以下各地イベントなどでライブ披露した[20]。
リード曲「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」は、以下のメディアで使用された[21]。
- フジテレビ系『魁!ミュージック』2016年7月度エンディングテーマ
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CD(全形態共通)# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「Overture」 | 岸田勇気 | 岸田勇気 | | |
2. | 「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」 | hotaru | Tom-H@ck | 岸田勇気、Tom-H@ck | |
3. | 「小悪魔Lesson 1・2・3♪」 | hotaru | eba | eba | |
4. | 「Prologueは摩訶不思議」 | hotaru | 奈良悠樹 | 奈良悠樹 | |
5. | 「万理一空 Rising Fire!」 | hotaru | eba | eba、秋月須清、岸田勇気 | |
6. | 「Never Ending Punchline」 | hotaru | ゆよゆっぺ | ゆよゆっぺ | |
合計時間: | |
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DVD(ベガ盤)# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | ビデオディレクター |
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1. | 「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」(Music Video) | | | 金沢康行(株式会社 鬼) |
2. | 「マジカル・パンチライン ドキュメンタリー」 | | | |
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