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KICK THE CAN CREW

日本のヒップホップグループ ウィキペディアから

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KICK THE CAN CREWキック・ザ・カン・クルー)は、日本ヒップホップグループ。3MC。所属レコード会社ビクターエンタテインメント(インディーズおよびLP版は「BURGER INN RECORDS」でリリース)。通称「キック」。RHYMESTERらが在籍するコミュニティFUNKY GRAMMAR UNIT神輿ロッカーズの一員でもある。

概要 別名, 出身地 ...
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メンバー

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サポートメンバー

  • DJ SHUHO(ディージェイ・シューホー、1976年10月8日 - ):DJ
    • 事実上の正式メンバーだが(2004年の活動休止まで)遅刻が多いとのことで正式メンバーではないらしい(メンバー談より)2017年の活動再開以降は参加していない。
  • 熊井吾郎(くまい ごろう、1983年7月1日 - ):DJ
    • 2017年の再始動以降、DJを務める。上京後にSONOMIのライヴDJとして活動後、2006年にKREVAの楽曲「THE SHOW」のリミックスを務め、その後はKREVAのライブサポートとして活動[2]
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来歴

要約
視点

BY PHAR THE DOPESTのKREVA、RADICAL FREAKSのMCU、DJ SHUHOとソロ活動をしていたLITTLEと、それぞれ別々に活動していた3人が初めて共演した曲「カンケリ」(コンピレーション『THE BEST OF JAPANESE HIPHOP vol.7』に収録)をきっかけに、意気投合してグループを結成。ユニット名はその曲名からKICK THE CAN CREW(=缶蹴る奴ら)と名づけられた。その後もインディーズでリリースを重ねていった。

当初から個々の活動も行っており、KREVAはBY PHAR THE DOPESTでの活動の他にも、ソロMCとしてB-boy ParkのMC battleで3連覇(1999年、2000年、2001年)を達成している。MCUはRADICAL FREAKS以外に、アルファらと共に東京U家族で活動。LITTLEは3人のうちでも早くからソロアルバムをリリースしていた。

2001年5月23日、シングル『スーパーオリジナル』でメジャー・デビュー。その後、11月7日山下達郎の「クリスマス・イブ」をサンプリングした「クリスマス・イブRap」をリリースし、週間オリコンチャート5位、2002年1月23日に「マルシェ」をリリースして週間オリコンチャート9位を獲得。2002年2月12日にリリースしたアルバム「VITALIZER」が週間オリコンチャート3位を獲得し、その年の紅白歌合戦に初出場した。

2003年8月6日の『性コンティニュー』のリリースから、2004年1月1日のアルバム『GOOD MUSIC』のリリースまで、シングル5枚・ベストアルバム1枚・アルバム1枚の計7枚をリリースした。2004年には台湾親善大使に任命され、台湾でのライブ敢行や、「The Source Awards」に日本人初でノミネートされるなど、海外でも活動を行った[3][4]

2004年3月、活動休止を発表し[5]、同年6月20日のライブ「KICK THE CAN CREW LIVE 旅人〜STEP IN THE DAY〜」をもって一旦活動を休止した。

2008年5月7日、LITTLEの自らの誕生日とデビュー10周年記念を兼ねたライブの際にKREVAとMCUが花束を持ってサプライズで登場し、活動休止以来となるステージ上での3ショットが実現した。同年8月3日には茨城県国営ひたち海浜公園で開催された野外イベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008」で、KREVAが楽曲演奏前のMCで「世界中で俺しか呼べないゲストを呼んで来たぜ。KICK THE CAN CREW。」と呼びかけてステージにLITTLEとMCUを招き、4年振りに「イツナロウバ」、「アンバランス」の2曲を披露した。会場はイベント史上の名場面の一つとして数えられるほどの歓喜に包まれた。

2009年8月2日、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009」に3人それぞれソロとして出演し、前年と同じくKREVAのステージで復活を果たし、「アンバランス」を披露して会場を盛り上げた。

2010年8月6日、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010」で再びそれぞれソロで出演し、三度一夜限りの復活をし、代表曲「マルシェ」を披露した。なお、MCUは同日の「SEASIDE STAGE」でのトリを飾っている。

2011年、MCUとLITTLEによる「UL」を結成。同年8月7日に開催された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011」にて「イツナロウバ」を披露した。8月28日には日本テレビ系列の音楽番組『MUSIC LOVERS』にゲスト出演したKREVAが、パフォーマンスゲストとしてLITTLEとMCUを招き、「挑め Remix」を披露して、実に約8年ぶりのテレビ共演となった。

2012年8月3日、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」にて「イツナロウバ」を披露した。

2014年3月、KREVAプロデュースによるULのデビューアルバム『ULTRAPS』を発売した。同年8月2日に開催された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」 では、約10年ぶりにKICK THE CAN CREWとして復活し[6]、イベントのメインステージである「GRASS STAGE」にて飾った。以降新曲などのリリースはしていないものの、KREVAのイベント「908 FESTIVAL」などに3人で出演し、競演することが増えた。

2017年6月18日、デビュー20周年を機に本格的な再始動発表し、新曲「千%」を公開した。また、14年ぶりとなるアルバム『KICK!』を発売し、日本武道館で「復活祭」と、13年ぶりの全国ツアーを開催した。

2018年8月29日岡村靖幸とコラボし、約15年ぶりのシングル『住所 feat. 岡村靖幸』をリリースした。

2022年2月2日、新曲「Boots」を配信リリース。また同年3月30日には、4年7ヶ月ぶりとなる5枚目のアルバム『THE CAN』を発売した。

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ディスコグラフィ

要約
視点

インディーズ

シングル

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アルバム

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メジャー

シングル

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その他シングル

  • ダウンバイロー (2002年8月7日)

アルバム

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ベストアルバム

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参加作品

  • KICK THE CAN CREW「よってこい feat. NG HEAD, RYO THE SKYWALKER」 (1999年、DJ TATSUTA『ULTIMATE MIX ADJUSTMENT』収録)
  • 嶋野百恵「Roots feat. KICK THE CAN CREW & INNOSENCE」 (2000年、嶋野百恵『Roots』収録)
  • RHYMESTER「10 Balls+2 featuring Kick The Can Crew」 (2001年、RHYMESTER『ウワサの真相』収録)
  • 平子理彩 「WALK THIS WAY(CASSETTE VISION MIX)」(2000年1月21日、平子理彩『DON'T WALK THIS WAY』収録)
  • THE BOOM「いいあんべえ (monoaural mix) featuring KICK THE CAN CREW」 (2002年、THE BOOM「この街のどこかに」収録)
  • EAST END「FGスポット feat. KICK THE CAN CREW」 (2003年、EAST END『Beginning of the Endless』収録)
  • DJ BEAT 「Dancer’s High feat.KICK THE CAN CREW」(2005年7月1日、DJ BEAT『BEAT的遊戯』収録)
  • RHYMESTER「ウィークエンド・シャッフル feat. MCU, RYO-Z, KREVA, CUEZERO, CHANNEL, KOHEI JAPAN, SU, LITTLE, ILMARI, GAKU-MC, SONOMI, PES, K.I.N, 童子-T」 (2006年、RHYMESTER『HEAT ISLAND』収録)
  • DOUBLE「U~KREVA REMIX~featuring KICK THE CAN CREW」(2006年、DOUBLE「THE BEST COLLABORATIONS」収録)
  • KREVA,MCU,LITTLE,SONOMI,小西真奈美,綿引さやか,Micchy,JUMPEI,千晴「虹」(2016年6月8日、V.A.『monday night studio session』収録)

楽曲提供

  • Fling Posse「バラの束」(2025年1月31日、配信シングル)

映像作品

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その他DVD

  • 神輿ロッカーズpresents~island live in Okinawa 2005~(2006年5月24日)

※参加アーティストKREVA,LITTLE,MCU,THC!!,CHABA,CUEZERO,SONOMI,DJ SHUHO,浜崎貴司,柚木隆一郎

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NHK紅白歌合戦出場歴

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ミュージックビデオ

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主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

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出演イベント

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脚注

外部リンク

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