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Intel Core M

インテルの、主としてパーソナルコンピュータ、タブレットPCのCPU向けx86マイクロプロセッサ ウィキペディアから

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Intel Core M(インテル コア エム、以下 「Core M」)は、かつてインテルが生産・出荷していた主としてパーソナルコンピュータ、及び、タブレットPCCPU向けx86マイクロプロセッサブランドである。グラフィックコントローラ(Intel Graphics)を内蔵したプロセッサを2014年9月に発表した[1]。製品の位置づけは、Intel Core プロセッサー・ファミリーに属する。

概要 生産時期, 生産者 ...

Core Mはモバイルコンピューター向けのプロセッサーであり、通常のCore iシリーズよりも消費電力や発熱が抑えられている。

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特徴

特徴として、小型、低消費電力で、ウルトラブックや2in1、小型PCに組み込まれる事が多い。スペックはPentium以上、Core i以下という位置づけである。SoCとして販売されている性質から一般向けに販売はされておらず、また、比較的高価なCPUである(Pentiumの倍程度でCore iより少し低い程度の価格)。Core Mではすべての製品のTDPが4.5 wであるが、コンフィグラブルTDPという仕組みにより、より低い、もしくはより高いTDPのSoCとして振る舞うこともできる。すべてのラインナップにおいてHTTターボブーストが有効になっており、下位ラインナップであるCeleronやPentiumと差別化されている。ただし、CeleronとPentiumはTDPが4.5 Wを超えるCPUもラインナップされており、それらとCore Mを比べると必ずしもCore Mの方が優れているとは限らないので注意が必要である。

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モバイル向けラインナップ

要約
視点

Broadwell 世代

全プロセッサ共通事項:プロセスルールは 14nm。

  • マイクロアーキテクチャ - Haswell
  • 対応ソケット - オンボード (BGA1234)
  • 命令セット拡張 - SSE4.1/4.2 AVX 2.0、テクノロジー - Intel 64XD bitTBT 2.0HTEIST、PCI Express 2.0 対応
  • グラフィックス出力 - eDP/DP/HDMI、グラフィックス機能 - QSV/3D/WiDi/CVT HD対応、API - DirectX 11.2、OpenGL 4.3
  • キャッシュ容量 (L1/L2/L3) - L1: (32 KB+32 KB)×2, L2: 256 KB×2, L3: 4 MB
  • 発売時期(発表日 or 発売日) - 2014年9月 米国時間
  • 特記事項 - vPro/TSX/TXTは、M-5Y71/M-5Y70のみ有効。PCI Express 3.0は、非対応[2]
Broadwell-Y
さらに見る ブランド, 型番 ...

Skylake 世代

全プロセッサ共通事項:プロセスルールは 14nm。

  • マイクロアーキテクチャ - Skylake
  • 対応ソケット - オンボード (BGA1515)
  • 命令セット拡張 - SSE4.1/4.2 AVX 2.0、テクノロジー - Intel 64、XD bit、TBT 2.0、HT、EIST、PCI Express 3.0 対応
  • グラフィックス出力 - eDP/DP/HDMI/DVI、グラフィックス機能 - 4K/QSV/3D/WiDi/CVT HD対応、API - DirectX 12、OpenGL 4.4
  • キャッシュ容量 (L1/L2/L3) - L1: (32 KB+32 KB)×2, L2: 256 KB×2, L3: 4 MB
  • 発売時期(発表日 or 発売日) - 2015年9月 米国時間
  • MSサポート(終了日) - Windows 7/8.1 のサポートは、2018年7月17日。緊急のセキュリティアップデートは、Windows 7: 2020年1月14日、Windows 8.1:2023年1月10日。
法人向けのサポート期間短縮は、2016年8月11日に撤回を発表。Skylakeに対するサポート期間は、OSの延長サポート終了日までサポートされる。
  • 特記事項 - vPro/TSX/TXTは、m7-6Y75/m5-6Y57のみ有効[3]
Skylake-Y
さらに見る ブランド, 型番 ...

Kaby Lake 世代

全プロセッサ共通事項:プロセスルールは 14nm。

  • マイクロアーキテクチャ - Skylake
  • 対応ソケット - オンボード (BGA1515)
  • 命令セット拡張 - SSE4.1/4.2 AVX 2.0、テクノロジー - Intel 64、XD bit、TBT 2.0、HT、EIST、PCI Express 3.0 対応
  • グラフィックス出力 - eDP/DP/HDMI/DVI、グラフィックス機能 - 4K/QSV/3D/WiDi/CVT HD対応、API - DirectX 12、OpenGL 4.4
  • キャッシュ容量 (L1/L2/L3) - L1: (32 KB+32 KB)×2, L2: 256 KB×2, L3: 4 MB
  • 発売時期(発表日 or 発売日) - Kaby Lake-Y : 2016年10月 米国時間[4]、Amber Lake-Y : 2018年10月 米国時間[5]
  • MSサポート(終了日) - Windows 10 のサポートは、2020年10月14日。緊急のセキュリティアップデートは、2025年10月14日。
  • 特記事項 - Amber Lake-YはWindows 11に公式対応
Kaby Lake-Y
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Amber Lake-Y
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脚注

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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