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シャープのau向けアンドロイドスマートフォン ウィキペディアから
IS01(あいえす ぜろいち)は、シャープによって日本国内向けに開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話。CDMA 1X WIN(後のau 3G)対応クラムシェル型スマートブックで、ISシリーズの1つである[3]。製造型番はSHI01、メーカー型番はNB30。
キャリア | au |
---|---|
製造 | シャープ |
発売日 | 2010年6月30日 |
概要 | |
OS | Android OS1.6 |
CPU | Qualcomm Snapdragon S1 QSD8650 1GHz (アプリ用・モデム用共用) |
音声通信方式 | CDMA 1X WIN (CDMA2000 1xMC) (800MHz[1]/2GHz/新800MHz) |
データ通信方式 | CDMA 1X WIN (Packet WIN) (CDMA2000 1xEV-DO Rev.A) 無線LAN (IEEE 802.11b/g) |
形状 | クラムシェル型 スマートブック (QWERTYキー付) |
サイズ | 149 × 83 × 17.9 mm |
質量 | 約227 g |
連続通話時間 | 約310分 (ハンズフリー通話時) |
連続待受時間 | 約200時間 (移動と静止の組合せ) |
充電時間 | 約210分(AC時) 約230分(DC時) |
バッテリー | 1400mAh |
内部メモリ | RAM・256MB ROM・4GB |
外部メモリ | microSD (最大2GB・KDDI公表) microSDHC (最大16GB・KDDI公表) |
日本語入力 | iWnn IME SH edition |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | あり(IrSimple) |
テザリング | なし |
Bluetooth | あり (Ver2.1+EDR)[2] |
放送受信機能 | あり (ワンセグ) |
外部接続 | microUSB 平型イヤホン接続端子 |
備考 | 1. 端末デザインは深澤直人が担当 2. 音声通話はハンズフリーおよびヘッドセット使用時に限り可能 3. 端末側面にmicroUSB端子を装備 4. 無線LAN(IEEE802.11b/g)およびFMトランスミッターを搭載 5. 製造国: 日本 |
メインディスプレイ | |
方式 | タッチパネル対応 NewモバイルASV液晶 |
解像度 | フルワイドVGA++ (480×960ドット) |
サイズ | 5.0インチ |
表示色数 | 約26万色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約527万画素CMOS |
機能 | オートフォーカス |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約43万画素CMOS |
カラーバリエーション | |
ブラック(Black) | |
ライトブルー(LightBlue) | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
同キャリアとしては初のAndroidに対応したスマートブック。約5.0インチのフルワイドVGA++サイズ(480×960ピクセル)のタッチパネル対応ディスプレイやQWERTYキーボード、トラックボールなどを搭載する。このほか、KDDIが勧めるアプリケーションをピックアップした「au one Market」や、日本のAndroid端末としては初の「セカイカメラ」、Android版EZナビウォーク「au one ナビウォーク」を利用することができる。また、音楽コンテンツ「LISMO!」のAndroid版やEZwebのEメールがアップデートにより利用可能になるなど、いわゆるガラパゴス携帯としての要素も備えている。これはISシリーズのコンセプトである「この国(日本)に住む、すべての人が楽しめるスマートフォンをつくろう」という理念からきている。なおデザインは深澤直人が手掛けている。
通常は横向きの画面で利用する。設定により縦向き画面にすることもできる。
通話は、内蔵スピーカーを用いてハンズフリーで行う、従来の携帯電話でも採用されている平型端子のイヤホンマイクを使用する、Bluetoothヘッドセットを使用するといった方法が公式サイト[4]や取扱説明書に記載されている[5]。そのほかにもハンズフリーの音量を小さくして、本体を開いたまま顔にあてる[6][7]、接続後に閉じて顔にあてる[8][9]といった方法で通話することも可能である。
本体の充電コネクタはmicroUSBである。従来の携帯電話用のauの共通充電アダプタに本製品付属のmicro USB-18芯変換ケーブルを接続することで充電ができる。のちに発売されたauのmicroUSB充電器「共通ACアダプタ03」の対応機種にはIS01は入っていない。
Android OSの標準的なアプリケーションとしてGoogle検索・Googleマップ・Google Latitude・Gmail・アドレス帳・YouTube・Googleカレンダー・Google Talk・Androidマーケットなどを搭載している。
androidマーケットでは2010年4月現在、このほかに、有料、無料あわせて約48000種類のアプリをダウンロードし利用できる。
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※PCサイトビューアーはないが、PC向けWebブラウザと同等のアプリケーションが標準装備されている。
主な機能・対応サービス | |||
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LISMO! for Android[14] メディアプレイヤー[15] |
バーコードリーダー | ※Webブラウザで対応 |
Run & Walk Karada Manager ゴルフ(web版で提供) フイットネス・歩数計 |
au oneナビウォーク | au one助手席ナビ | PCドキュメント[16] | |
au one ニュースEX | Bluetooth 2.1 | デコレーションメール | |
au one メール PCメール Gmail EZwebドメインメール[18] |
ワンセグ[19] | ||
(CDMA) |
赤外線通信 (IrSimple) 無線LAN機能 auフェムトセル |
不具合の修正や新機能追加はケータイアップデートで行う。無線LANによる通信では行えず、モバイルネットワーク設定を有効にし3G通信を行う必要がある。ただし、情報料や通信料は無料である。
製品発表時にはすでにAndroid 2.1リリース後だったこともあり、発表会では「ハードウェアとしてはOSのバージョンアップに対応できるもので、バージョンアップについては検討していく」[29]といった説明をしたり、開発者の交流イベントでは「Froyo(Android 2.2)も載せていきたい」と回答する[30]など、積極的な姿勢を見せていた。しかし2010年11月16日、KDDI広報のTwitter公式アカウントが一般ユーザーの質問へリプライする形でAndroid OS 2.1へのメジャーアップデートを断念したことを表明[31][32]。発表の仕方が乱暴だとの非難も受け[33]、改めて11月18日にホームページにてお知らせを掲載した[34]。
公式にはアップデートが提供されないものの、オープンソースであることを利用し、ユーザーが改造し、新しいバージョンのOSをカスタムROMにて動かそうとする者もいる[35][36]。これらの行為は、失敗したとしてもサポートは受けられない。また、ワンセグをはじめとするAndroidの標準機能ではない機能は正しく動作しないことも多いため、使用には注意が必要である。
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