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henrytennis(ヘンリーテニス)は、2003年に結成された日本のバンド[1]。
henrytennis | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | ロック、ジャズ、インストゥルメンタル、プログレッシブ・ロック |
活動期間 | 2003年 - |
レーベル | CINRA RECORDS / Natural Hi-Tech Records |
公式サイト | henrytennis.com |
メンバー |
奥村祥人(ギター) トミー(サックス) 荒谷響(トランペット) 𝘽𝙤𝙢𝟲𝙮𝙭 𝙣𝙪𝙢𝙖𝙩𝙖(ピアノ・オルガン) 渡辺周(ベース) 坂本和馬(ドラム) |
旧メンバー |
滝沢智恵(ボーカル・キーボード) 野口篤志(ドラム) 深沢英邦(ベース) 松沢奨(シンセサイザー・鉄琴) 岸田佳也(ドラム) 堀越武志(ベース) あだち麗三郎(サックス・パーカッション) 松坂真実(キーボード) 箱崎健志(鉄琴) 吉澤学(鉄琴) Elly(キーボード) 松本一哉(ドラム) Sean McGee(ドラム) 武田理沙(キーボード) 若林一也(サックス) 植野康二(シンセサイザー) 安藤暁彦(サックス) 須藤俊明(鉄琴・マニピュレーター) 高田裕介(ベース) 並木万実(トロンボーン) 開輝之(ベース) さいとうしゅん(ベース) みんみん(ピアノ・オルガン) 入江拓也(サックス・鉄琴) |
ギター・ボーカルの奥村祥人とキーボード・ボーカルの滝沢智恵(moleslope)を中心に2003年に結成。
結成当初ジャズやプログレッシブ・ロックの要素はほぼなく、奥村と滝沢がカセットMTRで作曲を重ねるローファイ・ポップ・ユニットだった。その後、ドラムの野口篤志、ベースの深沢英邦、鉄琴、シンセサイザーの松沢奨の5人編成で、ステレオラブ、ヨ・ラ・テンゴなど、オルタナティヴ・ロック・ミュージシャンの影響を強く受けた音楽をライブで表現。ノイジーなギターと独特なシンセ音に加えミニマル且つ躍動的なドラムとメロディアスなベースに滝沢のフルートやオルガンが混じり合うライブを展開。また、この時期は奥村、滝沢のボーカルが入る楽曲もあったため、一般的なロックバンドに近い立ち位置を示していた。その後、バンドがインストゥルメンタルバンドとしてのライブ活動にシフトしていくと、音楽性は徐々に変化。よりプログレッシブ・ロック、カンタベリー系と言われるジャンルに近い楽曲が増えていく。当時勃興していたインストで硬質なリフを主体とするマスロックや、シカゴ音響派の影響が強いポストロック勢と共に紹介されることも多くなった[2]。
2006年にファースト・アルバム『Eight Rare Cases』を発表[2][3]。リリース直後に活動方針の違いなどで滝沢、野口、深沢、松沢が脱退。その後、岸田佳也(トクマルシューゴ)、堀越武志(OCEANLANE)、あだち麗三郎(あだち麗三郎クワルテッット)などが参加し、ファースト・アルバム・リリース・ツアーとして2006年に初のアメリカツアー、国内ツアー、野外フェス出演など精力的に活動。
あだちが脱退し、安藤暁彦(goat、kuruucrew)が参加。また、須藤俊明(ex-Melt-Banana)が鉄琴&マニュピレータとして参加。須藤はセカンド・アルバム『R.U.R.』で共同プロデューサー、エンジニアの役割を果たす。また一部の楽曲は奥村と須藤2人により作曲、アレンジが成された。2009年にセカンド・アルバム『R.U.R.』をファースト・アルバムと同じくCINRA RECORDSから発表[2][3]。多くの媒体から取り上げられ評判を得る。セカンド・アルバム発表後、須藤が脱退。代わって現代音楽家の箱崎健志が一時バンドに参加。
セカンド・アルバム・リリース直後のツアーからライブ活動を頻繁にしていくが、堀越と岸田の脱退を機に一旦活動を停止する[4]。奥村は主宰の1人として2012年から2016年まで続いたアンダーグラウンドの都市型フェスティバル『みんなの戦艦』を開催[5]。第一回は2012年に歌舞伎町のキャバレー跡地風林会館で開催[5]。以後同イベントは様々な場所で開催され、斬新な出演者とコンセプトから話題となる。『みんなの戦艦2013』、『みんなの戦艦2014』に一時的に復活したhenrytennisで出演[6]。
2014年以降メンバーが何度も入れ替わる状況が続き、音楽性の模索を続けたこともあり、しばらく表立った活動はなかったが、2016年にメンバーが固まり方向性が定まると頻繁にライブ活動を展開[7]。2018年に『みんなの戦艦』の後継となるイベント『グランドスラム2018』を渋谷WWWで主催[8][9][10]。2019年にサード・アルバム『Freaking Happy』をNatural Hi-Tech Recordsからリリース[11][12]。 2022年に4thアルバム『Bay Leaf and Singers』をhenrytennis musicからリリース[11][12]。3rdが現代ジャズ的アプローチを中心としていたのに対し、4thはよりフュージョン、プログレの影響が色濃い。作品発表直後、ベーシスト開輝之が脱退。ベースの新メンバーにさいとうしゅんが加入。2023年12月、結成20周年記念イベント「-HATACI-」を新宿MARZで開催。
2024年、チバテレビ「チアアップインディーズK」での放送収録ライブイベントをもって、ベースさいとうしゅん、tenor&glockenspiel入江拓也、鍵盤みんみんが脱退。代わってamalakamalaで活躍する鍵盤𝘽𝙤𝙢𝟲𝙮𝙭 𝙣𝙪𝙢𝙖𝙩𝙖とベースの渡辺周、Trumpetの荒谷響が加入。2024年5/12に復活祭を開催。
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2006年5月3日 | Eight Rare Cases | CNRR-0001 | 全9曲
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CINRA RECORDSからリリース |
2nd | 2009年11月11日 | R.U.R. | DQC-365 | 全9曲
|
CINRA RECORDSからリリース |
3rd | 2019年4月17日 | Freaking Happy | NHCR1162 | 全8曲
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Natural Hi-Tech Recordsからリリース |
4th | 2022年9月27日 | Bay Leaf and Singers | HEN-0001 | 全11曲
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henrytennis musicからリリース |
公開日 | 監督 | 楽曲 | 収録作品 |
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2009年12月3日 | SLEEPERS FILM | 「Valencia raincoats」 | R.U.R. |
2017年10月19日 | 生餌史郎(STUDIO m.i.m.i.c.) | 「May I Shoot」 | Freaking Happy |
2017年12月20日 | 生餌史郎(STUDIO m.i.m.i.c.) | 「America」 | Freaking Happy |
2019年3月3日 | 加藤マニ | 「Microwaves」 | Freaking Happy |
2022年9月19日 | 編集・ディレクション:nono、撮影:石橋雅人 | 「Magic Hour」 | Bay Leaf and Singers |
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