フォートナイト (ゲーム)
アメリカのバトルロイヤルゲーム ウィキペディアから
『フォートナイト』(Fortnite)は、Epic Gamesが販売・配信する、2017年に公開されたオンラインゲーム。クラフト要素のあるサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)であり[4]、PvEアクションやバトルロイヤル、サンドボックス、レースゲーム、リズムゲームといった異なるゲームジャンルのゲームモードを提供している。
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ジャンル |
サードパーソン・シューティング(TPS) ファーストパーソン・シューティング(FPS) アクション[1] バトルロイヤル サンドボックス サバイバル レースゲーム リズムゲーム |
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対応機種 |
Microsoft Windows macOS Nintendo Switch Nintendo Switch 2 iOS Android PlayStation 4 PlayStation 5 Xbox One Xbox Series X/S |
開発元 | Epic Games |
運営元 |
Epic Games ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメント |
バージョン | v34.10(2025年3月11日) |
人数 |
[世界を救え] 最大4人 [バトルロイヤル] 最大100人 [クリエイティブ] 最大16人 |
メディア | ダウンロード販売 |
運営開始日 |
2017年7月25日(早期アクセス版[2]) 2020年6月30日(正式リリース[3]) |
対象年齢 |
CERO:C(15才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:12 USK:12(12歳未満提供禁止) ACB:M |
コンテンツアイコン |
[CERO] 暴力 [ESRB] Violence |
ダウンロードコンテンツ | あり |
デバイス |
ボイスチャット対応 PS4版は本体同梱のヘッドセットを使用 Nintendo Switchは別売のヘッドセットが必要 |
エンジン |
Unreal Engine 4 Unreal Engine 5(チャプター3より) |
対応言語 | 日本語、英語、アラビア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、トルコ語 |
概要
本作は同じゲームエンジンを使用して、3つの異なるゲームモードとして提供している。「世界を救え」モードは、最大4人のプレイヤーがゾンビのようなモンスターを撃退し、オブジェクトを防御する協力型CO-OPモード (PvE)。「バトルロイヤル」モードは基本プレイ無料でプレイできるバトルロイヤルゲームであり、最大100人のプレイヤーが最後まで生き残るために他のプレイヤーと対戦する(PvP)。「クリエイティブ」モードでは、プレイヤーが独自の世界を作成することができる。
バトルロイヤルモードは、同時接続プレイヤーが2018年2月に340万人、同年11月には830万人に達した[5]。2019年2月に開催された「マシュメロ」コラボイベントでは、1000万人を超えるプレイヤーが同時に接続した[6]。基本無料だが、スキン(プレイヤーキャラクターの外見変更アイテム)や追加パックの販売で収益を得ており、2018年4月の月間売上は2億9600万ドル(約325億円)に達し[7]、欧米では社会現象になっていると報道された[8]。
課金アイテムである「Vinderbucks」(略称: V-Bucks)は、ゲーム内で使用できるコスチュームアイテム(スキン、と呼ばれる)やエモート(ダンス)などの購入に使用でき、世界を救えモードでのコスチュームなどはステータスに影響する[9]。
開発
当初は『Minecraft』や『Left 4 Dead』を合わせたような協力型サバイバルゲームであったが、後に『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下「PUBG」)のような爆発的な人気を博していたバトルロイヤルモードを追加することによって急速に人気を得た[10]。マスタードによれば、エピックのチームは『PUBG』のようなバトルロイヤルゲームを愛しており、『フォートナイト』のエンジン内に同様のモードを制作する方法を探った[11]。開発の早い時期から「プレーヤーが遊ぶのを躊躇わないように1ゲームの試合時間が長すぎないよう設定する」という点に留意しており、目安としては18-25分を想定。建築要素がバトルロイヤルモードにおいてどのように機能するかは未知数であったが、プレイ動画の鑑賞など十分に機能しており、また行動範囲縮小のため建築を高速に行えるよう調整も実施した[12]。
Epic Gamesは『フォートナイト』開発に注力するためにリソースを移行し、同社のParagonは正式版になることなく運営を終了した[13]。
2018年6月12日にリリースされたSwitch版においてはゲーム単独でボイスチャット可能な初のゲームとなった(他のゲームは別途ボイスチャットアプリが必要になる)[14]。また、PS4版と同じく、有料のオンラインサービスに加入せずにプレイ可能である。
当初、ソニーの方針によってPS4におけるプラットフォーム間のクロスプレイ機能が制限されていたが、後の方針転換によって制限は撤廃された[15]。
2021年12月6日に、チャプター3の開始に伴い、次世代のUnreal Engine 5へ移行したことが正式に発表された[16]。
2025年6月5日に発売されるNintendo Switch 2での動作確認に問題点があったことから、Nintendo Switch 2版をリリースする予定であり、そちらを使うようにアナウンスされている[17]。
世界を救え
要約
視点
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世界を救え (Save the World) は、Epic GamesおよびPeople Can Flyによって開発された協力型のタワーディフェンス・サバイバルゲームモード。Epic Gamesのティム・スウィーニーは『Minecraft』と『Left 4 Dead』を合わせたようなゲームと表現している[2]。2020年5月現在は有料パック購入者のみプレイできる。本モードは、「バトルロイヤル」モードよりはるかに高いマシンスペックを必要とするため、モバイルデバイスやNintendo Switchへの対応予定は無いとしている[18][19]。2017年7月25日にPC、PS4、Xbox Oneへ有料早期アクセスタイトルとしてリリースされた本モードは、2018年8月に日本語ローカライズに対応[4]。2018年内に完全な無料プレイが予定されていたが度々延期され[20]、2020年6月に無料化の取り消しが発表された[21]。
突如発生したストームによって人口の98%が消滅し、ハスク(モンスター)へと突然変異した人間が現れた世界を舞台に、生き残った人間達が世界を救う戦いを行う
複数のプレイヤーが協力し、拠点を守ったり、生存者を救出したり、貴重なアイテムを探索したりといった、様々なミッションを楽しめる[22]。後述のバトルロイヤルモードとの違いとして、トラップや銃火器の設計図を手に入れ生成をする必要がある[23]。
キャラクター

- ヒーロー
- 「世界を救え」モードでは4種類のヒーローからプレイヤーキャラクターを選択できる[2]。
- ディフェンダー
- それぞれが異なる武器タイプに特化した、ミッション中にヒーローと一緒に戦うAI制御のキャラクターで4種類のタイプがある。
- ブルーザー - 近接武器で戦う訓練を積んだディフェンダー
- ショットガンナー - ショットガンで戦う訓練を積んだディフェンダー
- ライフルマン - アサルトライフルで戦う訓練を積んだディフェンダー
- スナイパー - スナイパーライフルで戦う訓練を積んだディフェンダー
- ガンスリンガー - ピストルで戦う訓練を積んだディフェンダー
- サバイバー
- 制御不能なキャラクターでサバイバー・スクワッドに割り当てられて、プレイヤーのヒーローとそのパーティーの能力アップや様々なボーナスを与えることができる。また、フィールド上にもAI制御の救助を求めるサバイバーが存在する。
モンスター
クエストを進めるにつれて様々な種類のモンスターが現れる[27][28]。
- ハスク
- 人間が突如現れたストームによって変異してしまったモンスターの総称。
- ハスク - 標準的なハスク。手による近接攻撃を行う。
- ハスキー - 大柄なハスク。HPが高く、攻撃力も高い。手による近接攻撃を行う。
- スプローダー - 爆発するプロパンタンクを担いだハスキー。プロパンタンクを投げつけたり、自爆したりすることで攻撃する。建築物へのダメージが大きい。
- ビーハイヴ - 頭部が蜂の巣で覆われたハスク。プレイヤーめがけて蜂の群れを襲わせることで攻撃する。頭部を撃つと蜂の巣が壊れ標準的なハスクに戻る。
- ピッチャー - 野球選手のような姿をしたハスク。プレイヤーに骨を投げつける遠距離攻撃をする。
- ロバー - 女性の姿をしたハスク。頭蓋骨や蜂の巣を投げて建築物やプレイヤーを攻撃する。
- ハスクリング - 小柄なハスク。機動力が高く、プレイヤーめがけて飛びつき、手による近接攻撃を行う。
- ザッパー - ガンマンのような姿をしたハスク。プレイヤーに右手から指鉄砲のレーザーを発射し攻撃する。
- ライオットハスキー - 冷蔵庫のドアの盾を持つハスキー。正面からの攻撃をほぼ完全に無効化するため防御力が高く、さらに攻撃力も高い。
- ヒーラーハスク - 医者の格好をしたハスク。攻撃方法は通常のハスクと変わらないが、周囲のハスクを回復させる効果がある。
- ミストモンスター
- スマッシャー - 巨大な敵で左手が肥大化している。建築物を破壊することを目的に動く。HPが高く攻撃力も高い。
- テイカー - 飛行する敵。プレイヤーを標的に動く。建築物を通り抜けることが可能で、攻撃力は非常に高い。
- ブラスター - プレイヤーに目からレーザーを発射し攻撃する。攻撃の精度は徐々に上がっていく。
- フリンガー - ハスクを投擲する敵。壁越しにハスクを送り込む。
- その他
- ミミック - 宝箱に擬態している敵。宝箱を開けたり、攻撃したりするとプレイヤーに襲いかかる。倒すと報酬を得られる。
- トロール - ブルーグローと呼ばれる燃料を拾おうとすると奪い取り、もぐらたたきのようなミニゲームが始まる。倒すと2つのブルーグローと報酬が得られる。
ミッション
様々なミッションがあり、ミッションに成功することで報酬を得られる。
- 爆弾運搬 - 武器庫から発射装置まで線路をつなぎ、爆弾の運搬中と発射の準備中の間防衛するミッション。
- ストームと戦え - A.T.L.A.S.と呼ばれる立方体の装置を防衛するミッション。カテゴリー1~4まで存在し、数字の数だけA.T.L.A.S.の数が増えるため難易度が上がる。
- 雷を越えて - 科学者のバンを空に飛ばすミッション。一度の燃料供給では飛ばせないため2度の防衛が必要になる。
- レーダーグリッド建築 - フィールド上にあるホログラムの設計図通りにレーダー塔を建築するミッション。
- 召喚の祠を破壊せよ - 召喚の祠と呼ばれるモンスターを生み出すオブジェクトを、モンスターを倒して破壊していくミッション。
- シェルター退避 - シェルターがモンスターに襲われている状態から始まる。モンスターを倒し、時間内に防衛準備を整え、再来するモンスターからシェルターを防衛するミッション。
- シェルター修理 - 機能を失ってしまったシェルターを修理するため、マップ上に散らばったモジュールを回収し、防衛するミッション。
- サバイバー救助 - フィールド上に居るサバイバーを救助するミッション。車上で救助を待つ者や、治療が必要な者、説得が必要な者など、様々なサバイバーを救助する。
- データ回収 - ストーム観測用気球に入っているデータをモンスターから防衛するミッション。
- 撃破と回収 - 制限時間内にモンスターを倒し、モンスターのデータを集めるミッション。
- 補給 - 時間内に指定されたオブジェクトを破壊し、物資を集めるミッション。
- 拠点の燃料補給 - ブルーグローの鉱床を発見し、サイフォンで時間内に指定された量を集めるミッション。サイフォンが起動している間は防衛する必要がある。
- ロケット発射 - 別のエリアに進むために必要なミッション。3度の防衛が必要になる。
- ストームシールド防衛 - 各エリアにあるミッション。それぞれ十段階ある。ストームシールドと増幅器を数ウェーブにかけて襲いに来るモンスターから防衛するミッション。
- ポータル - ストームキングと呼ばれるボスを倒すミッション。
バトルロイヤル
要約
視点

バトルロイヤル (Battle Royale) は、基本プレイ無料のモードであり、最大100人で最後の1人または1組になるまで戦う[4][29]。本モードでもマップ内に落ちている資源を採取してそれを利用し建築が可能[4][30]。「世界を救え」とは違い、キャラクターごとにステータスが違わず、課金等によるアドバンテージを無くしている。しかしキャラクターの大きさなどによって見えやすさの違いが生まれることもある。プレイすることによって無料でも報酬は受け取れるが、V-Bucksを使用することによってより大きな報酬が受け取れるバトルパスを利用できる[31]。プレイヤーは約2km四方の無人島に[32]、バトルバス(空を飛ぶバス)から降り立つ。スカイダイビングで落下し、グライダーを操作し好きな場所に降りることができる。
開始時点ではすべてのプレイヤーが平等であり、最初は「ツルハシ[注 1]」を持っている。そのツルハシで建物や樹木を壊すことで資材を入手でき、それを消費して壁、床、階段、屋根を作り、攻撃を防御したり、足場として使用できる[32]。ツルハシで相手に直接ダメージを与えることもできる。また、マップの各所には宝箱や武器が散らばっており、入手した武器で他のプレイヤーを倒すと、倒したプレイヤーが所持していた武器やアイテムを入手できる。また、コラボイベントが開催されている期間は、特別仕様の宝箱やアイテムが出現する[注 2]。
時間経過によりマップに嵐(ストーム)が迫ってくる。ストームエリアは徐々に拡大し、エリア内にいる間はダメージを受ける。マッチ終盤になるにつれ、受けるダメージが多くなり、行動できる範囲も狭くなる[32]。チャプター3シーズン3より「ストーム酔い」という要素が追加され、長時間ストームに留まることでストームによる体力の減少が速くなるようになった。
他のプレイヤーを全て倒し、最後の1人、あるいは1チームになると勝利(ビクトリーロイヤル)となる。また、ビクトリーロイヤルをすると各シーズンごとに傘(グライダーアイテム)を入手することができる。
モードは、1人で戦う「ソロ」、2人1組で戦う「デュオ」、3人1組で戦う「トリオ」、4人1組で戦う「スクワッド」、20対20で戦い、リスポーン可能な「チームランブル」がある。チャプター3シーズン2からは、建築が不可能な代わりに、通常のシールドとは別で付与される「オーバーシールド」が存在する「ゼロビルド」が追加された[33]。
チャプター4シーズン2より、「ランクマッチ」も実装された。ランクティアはブロンズからアンリアルまであり、自分の順位や撃破数によってランクが上下する。ランクマッチが実装されたことにより「アリーナ」「トリオ」が廃止されたが、ユーザーからの批判的な意見もあってか、2023年6月1日より非ランクマッチにおいてトリオが再びプレイ可能になった。また、特別な条件[34]でマッチを行う期間限定で遊べるモードもある。また、バトルロイヤル独自のストーリーが構成されており、主にそのストーリーに応じて、毎シーズンまたはアップデートでマップ変化が行われる。
それぞれサーバーがあり、アメリカ東、アメリカ西、ブラジル、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、中東の計7つである。以前、中国政府により隔離された中国サーバーが存在したが、2021年11月1日午前11時をもって新規ユーザー登録、及びソフトのダウンロードが停止され、同年11月15日午前11時にはログインできない状況になり、完全に中国サーバーのサービスが停止された。
クリエイティブ
→「フォートナイトクリエイティブ」も参照
クリエイティブ (Creative) は、最大100人[35]のv7.00(シーズン7)から追加されたモード[36]。自分のクリエイティブ島では様々なオブジェクトが用意されており、それを選んで自由に配置し自分だけのコンテンツを作成できる。専用のスマホを使い、オブジェクトを移動させることも可能。自分の島では自分でルールを設定し、フレンドと遊ぶことができる。
フレンドやコミュニティにより選ばれた島に移動してプレイすることも可能。またクリエイティブハブやディスカバリーのおすすめの島の中からクリエイターの作った島を遊ぶことも可能。一部の島はフォートナイトワールドカップにも使用された。
インポスターズ
インポスターズ(Impostors)は、チャプター2シーズン7中盤の2021年8月17日から追加されたモード。最大10人でプレイ可能なモードで、基本的なルールはAmong Usに酷似している。8人の「エージェント」は様々な任務をこなし、全ての任務を完了するか全てのインポスターを投票で排除することを目的とし、2人の「インポスター」はエージェントを妨害したり撃破したりしてエージェントとインポスターの数を同じにすることを目的とする[37]。
なお、Among Usの開発会社であるInnerSlothは、インポスターズの発表当初からゲームのルールや用語等が同作と酷似していることを指摘しており、同様の理由からプレイヤーからの批判的な意見も多かった[38][39]。これらの反響を受けてか、2021年10月23日に、Epic GamesはインポスターズがAmong Usをインスパイアしたものであるということを公式Twitterにて明らかにし、InnerSlothとのコラボを示唆した[38][39]。そして2022年6月10日、InnerSlothはフォートナイトとAmong Usが正式にコラボすることを発表し、フォートナイト内にAmong Usのキャラクターをモチーフにしたバッグアクセサリーと、同社が開発したゲーム「The Henry Stickmin Collection」をモチーフにしたエモートが登場した[38]。
2022年8月30日に行われたアップデートをもって、インポスターズの公開が一旦終了となった(公式サイトでは「保管庫入り」と記載)。Epic gamesは終了の理由について「他のプロジェクトに注力するため」と述べている[40]。
バリスティック
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→「en:Fortnite Ballistic」も参照
バリスティック(Ballistic)は、2024年12月11日に早期アクセス版として追加された。 5対5のチーム戦でファーストパーソン・シューティング(FPS)の競技モードです。 アタッカーとディフェンダーのチームで分かれ、毎ラウンド開始前にクレジットで武器や消耗品を購入し、アタッカーがマップ内にあるA地点またはB地点に装置を起爆させるか、ディフェンダーがそれを阻止しアタッカーが全滅するとラウンド勝利。 7ラウンドを先取したチームが優勝となりゲームが終了する。 また、6ラウンドごとに攻守が入れ替わる。
Unreal Editor for Fortnite
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Unreal Editor for Fortnite (UEFN) は2023年3月に登場したPCアプリケーション。フォートナイト内のクリエイティブとは異なり、Unreal Editorを使用して高度なゲーム開発ができる。
略歴
- 2011年
- 2014年
- 2015年
- 2017年
- 2018年
- 3月8日 - PS4、PC版の日本語版が配信開始[4]。
- 3月30日 - iOS版が配信開始[45]。
- 6月13日 - Nintendo Switch版が配信開始[46]。
- 8月13日 - 機種限定でAndroid向けベータ版がリリース[47]。
- 8月23日 - 世界を救え 日本語版早期アクセス開始[48]。
- 10月12日 - 世界を救えの無料プレイローンチの延期を発表[49]。
- 12月13日 - PS4、NSw用パッケージ版『フォートナイト ディープフリーズバンドル』発売[50]。ただし、BD-ROMやゲームカードなどのメディアは同梱されず、本編はダウンロードによってインストールする。追加アイテム用のコードのみ同梱される。
- 2019年
- 2020年
- 4月21日 - Android版がGoogle Playストアで配信開始[51]。
- 6月30日 - 「世界を救え」「バトルロイヤル」「クリエイティブ」モードの早期アクセス終了。同日、正式リリースされた[3]。
- 8月14日 - 規約違反を理由にApp Store、Google Play ストアから削除された( § トラブル・問題点)[52]。しかし2020年現在、Epic Gamesは同作品をApp Store、Google Playストアに戻すよう連邦裁判所に要請している(Epic Games対Apple訴訟)(Epic Games対Google訴訟)[53][54]。
- 11月10日 - Xbox Series X/S版の配信開始[55]。
- 11月12日 - PS5版の配信開始[56]。
- 2021年
- 2022年
- 12月4日 - チャプター4開始。
- 2023年
- 2024年
- 12月1日 - チャプター6開始。
動作環境
『フォートナイト』の動作環境[58] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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評価・社会影響
要約
視点
沿革
2017年10月、「バトルロイヤル」モードをリリースから2週間余りでプレイヤー数が1000万人を記録した[59]。
2018年6月にサービス開始からわずか1年弱でプレイヤー1億2500万を達成[60]。2018年11月には登録プレイヤー数が2億人を超えている[6]。Switch版『バトルロイヤル』が配信された際に、任天堂アメリカのレジナルド・フィサメィCOOは、24時間で200万ダウンロードされたと発言している[61]。
2018年3月には調査会社SuperDataは『フォートナイト』の月間売上が『PUBG』を超えたとの調査結果を公開した。対象期間は2018年2月でPUBGの1億300万ドル(約109億円)に対し『フォートナイト』が1億2600万ドル(約133億円)の売上を達成した[62]。同年4月の月間売上は2億9600万ドル(325億円)に達している[7][63]。
ワールドカップ決勝でフランス代表のグリーズマンがゴールパフォーマンスとして、本ゲームのエモートと言われる動作を行った[63]。
2018年7月にはIMGの仲介によりJazwaresと提携し関連製品の製作を発表している[64]。
2018年12月、『別冊コロコロコミック』にて4コマ漫画が掲載される事が発表された [65]。
『フォートナイト』と似ている「フォーク・ナイフ」といった誤用・ネットミームを生み出しており[66]、ゲーム内に資材を収集できるが操作はできないフードトラックのフォーク・ナイフをチャプター2時代に実装している[67]。
子どもたちが学校でプレイすることをやめてくれないとの苦情から、ロード画面に「ヒルマン先生が学校で遊ぶなと言っている」と表示されたことがある[68]。イギリスの複数の大手メディアからは子供への悪影響であるとして『フォートナイト』への批判が出ているが[68]、小学生向けの漫画雑誌『月刊コロコロコミック』にて毎号にわたり攻略特集が組まれている。ゲームスキル向上のための指導者の市場も僅かではあるが存在する[69]。
2019年10月25日、秘密保持契約を破り一般公開前の「チャプター2」の内容をネット上に公開したとして、Epic側は元テスターのロナルド・サイクスを提訴した[70]。
2020年5月、本作の登録ユーザーが3億5000万人を突破した[71]。
2022年にはロシアのウクライナ侵攻を受けてEpic Gamesがフォートナイトの3月20日から4月3日までの純利益となる1億4400万ドル(約177億円)をウクライナへの支援団体に寄付することを発表した。[72]
大会・eスポーツ
アメリカのプロゲーマーNinjaが2018年4月末に主催したNinja Vegas 18ではプロアマ混合で大会が行われた。ゲーム実況配信サイトのTwitchで行われたこのイベントの実況中継は66万7000人という最多同時視聴者記録となった[73]。
2018年5月21日、Epic Gamesはeスポーツを支援するとし、公式大会の賞金に1億ドルを提供すると発表した[73]。その公式大会「Fortnite World Cup」は2018年後半から予選を行い2019年7月にアーサー・アッシュ・スタジアムで開催の本大会となる予定である[74]。
その他にも「スカーミッシュ」という大会も既に行っており続いて夏と秋に既に連続して行われている[75][76]。
2019年7月26日から28日まで開催された世界大会(ワールドカップ)の賞金総額はeスポーツ史上最高額の3000万ドルとなって優勝者の当時16歳のBughaも過去最高の300万ドルを手にした[77]。
トラブル・問題点
要約
視点
- PUBG類似問題
本作および、同ジャンルの『荒野行動』は、ゲーム性とシステム面において『PUBG』と類似していることが問題視されており、『PUBG』開発元のPUBG Corpから提訴を受けていた[78]。その後、本作に対する訴訟は取り下げられた[79]。
- クライストチャーチモスク銃乱射事件
- 2019年3月15日、ニュージーランドで起きたクライストチャーチモスク銃乱射事件の犯人が「『フォートナイト』が私を殺人者になるべく訓練してくれた」などと述べている[80]。
- ダンスエモート問題
- 本作のダンスエモートに関して、複数の訴訟が起きたがいずれも取り下げられている[81]。
- AppleおよびGoogleとの訴訟問題
- →詳細は「Epic Games対Apple訴訟」を参照2020年8月、AppleとGoogleは、規約違反を理由にApp Store、Google Play ストアから本作を削除した。これについてEpic Gamesは、AppleおよびGoogleを相手取り訴訟を起こし、訴状を公表。アップルの有名なCM「1984」をパロディにした映像をYouTubeやゲーム内、Twitterなどで公開[82]。さらには大会も開かれ、Appleをイメージしたリンゴスキンが賞品になっていた。この問題により、iOS、Androidでプレイしているプレイヤーがアップデートが出来なくなり、チャプター2シーズン4以降がプレイ出来なくなった(これはチャプター2シーズン7現在でも継続中)[52]。
- 欧州連合競争法の一つであるデジタル市場法が欧州連合(EU)で2022年に発効したのを受け、Appleが独自のアプリストア開設を容認したことから、2024年8月にEU域内において、本作の配信を4年ぶりに再開した[83][84][85]。
- 日本でも2024年6月時点でiOSでは本作の配信が出来ない状態が続いている。しかし、同月12日に他の事業者がアプリストアを提供することや他の課金システムを利用することを妨げる行為を禁止する「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」が第213回国会において、可決・成立したことを受けて、Epic Gamesの日本法人は2025年後半に本作を再リリースすることを発表した[86]。
- コーラル・キャッスル問題
- 2020年8月、アメリカ合衆国フロリダ州にある有名観光スポット「コーラル・キャッスル」をEpic Gamesが作品内のマップエリアとして名前やイメージを無断で使用し、ゲーム内に登場するオブジェクトのデザインに共通点が見られるため、権利者であるCoral Castle Museumから提訴された[87]。
- 中国版のサービス終了
- 2021年11月15日、中国版がサービス終了した。中国版は、海外版とは仕様が大幅に異なっており、V-Bucksは購入するのでなく、定期的に付与される仕組みになっていたり、1試合の時間は20分間に制限され、それまでに撃破されなかったプレイヤーの全員が勝利する仕組みになっていた。終了した理由は、収益はほぼゼロに近かったからと考えられている[57]。
- プライバシー侵害、ダークパターン問題
- 2022年12月19日、Epic Gamesは13歳未満の児童の個人情報を保護者の同意なく収集したうえ、デフォルトで文字や音声によるチャット機能をオンにしていたことで、児童らをいじめなどを受けるリスクにさらしていたとして児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)違反に問われ、米連邦取引委員会(FTC)に2億7500万ドルの制裁金の支払いを命じられた。これはFTCの規則に違反した企業が支払う制裁金としては過去最高額である。また同時に、ダークパターンを用いてユーザーに不当な請求をしたとして、FTCはEpic Gamesに2億4500万ドルの制裁金の支払いを命じた[88]。
脚注
外部リンク
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