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日本の小説、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『Fate/strange Fake』(フェイト ストレンジフェイク)は、成田良悟による『Fate/stay night』(Fateシリーズ)を題材としたスピンオフ小説作品(ライトノベル)。および森井しづきによる同作のコミカライズ作品。原作小説は電撃文庫から、漫画版はTYPE-MOON BOOKSから発刊。
Fate/strange Fake | |
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ジャンル | 伝奇小説、群像劇 |
小説 | |
著者 | 成田良悟 |
イラスト | 森井しづき |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | 電撃文庫 |
刊行期間 | 2015年1月10日 - |
巻数 | 既刊9巻(2024年3月現在) |
漫画 | |
原作・原案など | 成田良悟 / TYPE-MOON |
作画 | 森井しづき |
出版社 | ノーツ(TYPE-MOON) |
レーベル | TYPE-MOON BOOKS |
発表期間 | 2015年1月10日 - |
巻数 | 既刊5巻(2022年2月現在) |
アニメ:Fate/strange Fake -Whispers of Dawn- | |
原作 | 成田良悟、TYPE-MOON |
監督 | 榎戸駿、坂詰嵩仁 |
脚本 | 大東大介 |
キャラクターデザイン | 山田有慶 |
音楽 | 澤野弘之 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
製作 | アニプレックス、ノーツ |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2023年7月2日 - 同日 |
話数 | 全1話 |
アニメ:Fate/strange Fake | |
原作 | 成田良悟、TYPE-MOON |
監督 | 榎戸駿、坂詰嵩仁 |
シリーズ構成 | 大東大介 |
キャラクターデザイン | 山田有慶 |
音楽 | 澤野弘之 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
放送局 | 未発表 |
放送期間 | 2025年 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル、漫画 |
ポータル | 文学、漫画 |
本作は、ゲームブランド「TYPE-MOON」の主幹コンテンツ「Fateシリーズ」のスピンアウト作品である。原作は2004年にアダルトゲームとして出発した『Fate/stay night』であり、それ以降も継続的に関連作品がゲーム・小説・漫画などの媒体から発表されてきた。本作もその流れの一環で制作されたものであるといえる。本作の刊行は2015年からのものだが、その原型の公開は2008年にまで遡る。本記事では特に指摘の無い場合は、刊行以前の発表作を便宜上「プロト版」とする。
当初は著者である成田良悟の個人ホームページ「RESISTANCE黒子SHOW」に、エイプリルフール企画として2008年4月1日に限定掲載されていた『Fake/states night』(以下、プロト版)というFateシリーズの二次創作小説[注 1]だった。その際は『架空ゲームメーカー「悪悟屋」による商品紹介サイトであり、本日プロローグにあたる小説を公開した』という嘘の企画であった。
2009年2月21日発刊の『コンプティーク』増刊号のTYPE-MOON専門特集雑誌「TYPE-MOONエース」Vol.2に、別冊付録としてプロト版に加筆修正された冊子(以下、TMエース版)が収録され、Fateシリーズの正式な外伝作品『Fate/strange Fake』となった。なお、その際の装丁はTYPE-MOON公式レーベル「TYPE-MOON BOOKS」のパロディとなっており、レーベル名も「TYPE-MOON ACE BOOK」とされていた。また、このタイミングで初めて森井しづきによる挿絵と本作オリジナルキャラクターのデザインが公開された。
以降は、稀にTYPE-MOON総合企画の中で本作のキャラクターが登場した[注 2]ほかは、表立った展開はほぼ皆無に等しかったが、2014年7月27日に品川インターシティホールで開催された「Fate Project 最新情報発表会」にて、改めて本作が電撃文庫から小説シリーズとして発刊されると同時に、森井による漫画版もTYPE-MOON BOOKSから同時進行されることが発表された[1]
小説版・漫画版共に第1巻は2015年1月10日に発売。なお、漫画版はこれまで一般書店に流通の無かったTYPE-MOON BOOKSからの発売[注 3]ではあるが、本作はメディアパル[2]を通す流通による一般書籍店での販売も行っている。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
日本の冬木市における第五次聖杯戦争から数年後、アメリカ西部に位置する地・スノーフィールドにて聖杯発現の予兆が見られた。魔術協会の調査の結果、これは何者かがオリジナルの聖杯戦争の技術を模倣したものである事が判明。不完全な模倣ゆえにシステムには欠陥が存在し、在るはずのクラスが欠け、選ばれるはずのないサーヴァントが呼び出される。そしてアメリカのとある国家機関の思惑により、都市の外からも多くの魔術師達が流れ込み、「偽りの聖杯戦争」が開幕する。
一方、スノーフィールドの先住民の総代であるティーネ・チェルクは、住民を守るために「偽りの聖杯戦争」に加わる。
他方、冬木市在住の女性アヤカ・サジョウは、フィリアを名乗る女性から5つの令呪と呪いを押し付けられたことをきっかけに、スノーフィールドに入る。そこでは、アメリカ陣営に属する魔術師・カーシュラが、セイバーを召喚しようとしていた。カーシュラがアヤカを拘束してまもなく、アサシンが現れ、その命を奪った。そして、セイバーとして召喚されたリチャードは、魔力の経路(パス)がその場にいたアヤカとなぜか接続されたことで現界を維持している。アヤカはフィリアの思惑に乗るまいと聖杯戦争への参加を拒絶するものの、マスターと勘違いされた成り行きもあり、セイバーと行動を共にする。
セイバー召喚の裏には、「偽りの聖杯戦争」を生贄にして「真なる聖杯戦争」を呼び起こすという黒幕たちの目的があり、「本物の聖杯戦争」の当事者たちも次々と召喚された。そのころ、コールズマン特殊矯正センターに収容されていた傭兵シグマは、「偽りの聖杯戦争」の主催者の一員であるフランチェスカ・プレラーティから、「真なる聖杯戦争」の参加を求められ、サーヴァントを召喚したところ、エクストラクラス・ウォッチャーを召喚してしまう。
聖杯戦争二日目、シグマはアサシンと対峙する。また、真アーチャーの前には、女神を名乗る人物が接触する。やがて真アーチャーは、ライダーのマスター・繰丘椿の入院先へと向かう。真アーチャーを止めに行く者など混乱が続くなか、ライダーは椿の孤独をいやすため、その場にいた者たちを彼女の夢の中へと引き込む。ライダーの夢から抜けた直後、バーサーカーのマスター、フラット・エスカルドスが頭部を射抜かれる。死したと思いきや「 ティア・エスカルドス 」という存在となって復活する。
同じころ、真バーサーカーとそのマスターであるハルリは、森の中で女神イシュタルの神殿を作ろうとしていた。そのさなか、黒幕たちは48時間後にスノーフィールドを浄化することにした。
本作では一部のサーヴァントは真名で語られるが、本項では便宜上クラス名で記述する。
声の項は特記が無い限りスペシャルアニメ版における声優。
この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
スペシャルアニメ『Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-』(フェイト ストレンジフェイク ウィスパーズ オブ ドーン)が2023年7月2日にTOKYO MXほかにて放送された[19]。制作発表当初は2022年12月31日の『Fate Project 大晦日TVスペシャル』内にて放送予定であったが[4]、制作の都合により放送が延期となり、予定されていた大晦日TVスペシャル内では制作中の最新映像が代わりに放送された[20]。2023年7月1日(日本時間7月2日[21])にロサンゼルスにて行われたワールドプレミアにて『Fate/strange Fake』がテレビアニメシリーズ化されることが発表された[22]。2025年より放送予定[23]。
# | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 放送日 |
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TVSP | Whispers of Dawn | 大東大介 |
|
| 山田有慶 | 2023年 7月2日 |
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