DIME (雑誌)
日本の雑誌 ウィキペディアから
『DIME』(ダイム[2][3])は、ビジネスパーソンを主要なターゲットにした小学館発行の雑誌である[1]。第1・第3火曜日刊(ただし1月と5月と8月が合併号となるため、年21回刊)であったが、2013年3月より毎月16日発売の月刊誌に移行した。1986年5月創刊。創刊編集長は中村滋[注 1]。
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電子機器のトレンドに関する特集が多いのが特徴である。クレジットカードや出張の裏技などを掲載している。
近年は付録がつくことが多々あり、モバイルスピーカー(2008年3/18号)やMicroSD/SDカードリーダー(2008年10/7号)などがつくこともある。
公式ウェブサイトは@DIME(アットダイム)[1]。2012年2月7日、「Digital DIME」(デジタルダイム)から改称した[4]。
連載コーナー
DIMEトレンド大賞
要約
視点
1988年から毎年最終号で「小学館DIMEトレンド大賞」を選出している。複数の部門(年によって変化する)で「もっとも創造性、先見性に優れたと思う新商品、新サービス」を選び、その中から大賞を選出している(大賞の選出は1990年から)。必ずしも特定の会社の商品・サービスが選出されるとは限らず、先見性のあるサービス全般が選出されることもある。
過去の大賞一覧
- 1990年(第3回) - キリン「一番搾り〈生〉」
- 1991年(第4回) - カルピス食品工業「カルピスウォーター」
- 1992年(第5回) - シャープ「Home1125」(普及型大型ハイビジョンテレビ)
- 1993年(第6回) - シャープ「液晶ビューカム」(液晶ディスプレイ一体型カムコーダ)
- 1994年(第7回) - 携帯電話
- 1995年(第8回) - マツダ「ボンゴフレンディ」/オートラマ「フォード・フリーダ」
- 1996年(第9回) - シャープ「カラーザウルス」/東芝「リブレット」
- 1997年(第10回) - バンダイ「たまごっち」
- 1998年(第11回) - Apple Computer「iMac」
- 1999年(第12回) - NTTドコモ「iモード」「N501ハイパー」他
- 2000年(第13回) - キヤノン「IXY DIGITAL」
- 2001年(第14回) - 三洋電機「ASW-ZR700」(超音波と電解水で洗う洗濯機)
- 2002年(第15回) - パナソニック「DMA-HS2」(HDD+DVDレコーダー)
- 2003年(第16回) - トヨタ「プリウス」
- 2004年(第17回) - アップルコンピュータ「iPod mini」
- 2005年(第18回) - ソニー「HDR-HC1」(デジタルハイビジョンハンディカム)
- 2006年(第19回) - MNP(モバイルナンバーポータビリティ)
- 2007年(第20回) - ソフトバンクモバイル「ホワイトプラン」
- 2008年(第21回) - 任天堂「Wii Fit」
- 2009年(第22回) - GOVリテイリング「ジーユー (g.u.) 990円ジーンズ」
- 2010年(第23回) - パナソニック「3Dビエラ」
- 2011年(第24回) - Androidチーム「Android」
- 2012年(第25回) - NHN Japan「LINE」[5]
- 2013年(第26回) - 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会「東京オリンピック・パラリンピック招致」[6]
- 2014年(第27回) - レベルファイブ「妖怪ウォッチ」[7]
- 2015年(第28回) - 国土交通省 観光庁「インバウンド」[8]
- 2016年(第29回) - ナイアンティック・ポケモン「Pokémon GO」[9]
- 2017年(第30回) - フェイスブック ジャパン「Instagram」[10]
- 2018年(第31回) - ZOZO「ZOZOSUIT」
- 2019年(第32回) - PayPay「PayPay」
- 2020年(第33回) - ZVC JAPAN「Zoom」
- 2021年(第34回) - SDGs
- 2022年(第35回) - ヤクルト本社「Yakult1000」「Y1000」
- 2023年(第36回) - OpenAI「ChatGPT」
- 2024年(第37回) - 金融庁「新NISA」[11]
脚注
関連項目
外部リンク
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