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Dステ(ディーステ)は、ワタナベエンターテインメントに所属する男性若手俳優集団のD-BOYS・D2によって演じられる演劇ユニット公演である。同事務所の社長である渡辺ミキが上演作品すべての総合プロデュースを担っている。
D-BOYS結成3年目の2007年に、「D-BOYS STAGE Vol.1」としてメンバー総出演のオリジナル作品『完売御礼』を上演。同作品のチケットは15分で完売となった[1]。それから毎年の公演を行い、D-BOYSの活動の中心のひとつとなる。D-BOYSを卒業(脱退)したメンバーが出演することもあり、D-BOYS・D2加入以前の者がアンサンブルで出演することもある。
2012年4月上演の10作品目『淋しいマグネット』を区切りとして、正式名称を「D-BOYS STAGE」から現在の「Dステ」と改めた[2][3]。
2012年より、過去の舞台作品の映像観賞とD-BOYS・D2メンバーによるトークを合わせたイベント「DステFES」が開催されている[3][4]。
出演者名の後ろの「★」は、主演もしくは主演に相当する配役であることを表す。群像劇の10th「淋しいマグネット」、11th「クールの誕生」、19th「お気に召すまま」については、主演に関する言及はない。
「舞台×コミック」のコラボレーションとして、『鴉 KARASU』(原作:町田一八/作画:柳ゆき助)のタイトルで漫画化されている[5]。
「鴉〜KARASU〜 04」と同じ演目を、キャストを総入れ替えて上演した[6]。前公演と同じく「Vol.3」とあるが、第4弾公演と数えられている。
「D-BOYS STAGE 2010」は、メンバーが3組に分かれ、それぞれ違うジャンルの3作品を上演した[7]。
2008年上演作品の再演で、配役は一新された[8]。本作の早稲田大学野球部主将・笠井和也役は、当初は中村優一が演じる予定であったが直前に降板、初演に引き続き鈴木裕樹が演じることとなった[8][注 4]。
劇中歌「想い」[9]は、2010年12月にD☆DATEのデビューシングル「あと1cmのミライ」のカップリング「想い(D☆DATE Version)」としてCD化された。
シェイクスピア時代をふまえた、女性役もすべて男性が演じる「オールメール」という手法を試みた[12]。2011年12月19日にNHK BSプレミアムにて『D-BOYS「ヴェニスの商人」〜イケメン俳優たち&シェイクスピア〜』が放送された。
初のD2メンバー総出演による作品。本作で(当時の)D-BOYS・D2メンバー全員がDステ出演経験者となった。対の立場の配役を2人1組の役者が交互に演じる「リバースキャスト」を導入し、2つのバージョンを交互に上演した[15][16]。
テレビドラマ化(邦題は『僕らのイケメン青果店』)もされた韓国の小劇場ミュージカル作品で[17]、Dステ初のミュージカル作品である[18][19]。
演劇集団キャラメルボックスで上演されている、新撰組の架空志士を主役とした『立川迅助シリーズ』の第4作目を、D-BOYSと演劇集団キャラメルボックスがコラボして上演する[23][24]。渡辺ミキが早稲田大学の演劇サークル「てあとろ50'」において、演劇集団キャラメルボックスの成井豊の1つ上の先輩にあたり、『風を継ぐ者』を見て感動した渡辺が成井に「立川迅助の別の物語が観たい」と成井に告げた。しかし『立川迅助シリーズ』は3部作で完結をしていたが、ふと慶応3年の新撰組をやり残していたことを思い出し、本作を書くことが決まった[25][26]。
Dステでは2作目のミュージカルである。謝珠栄が主宰を務めるTSミュージカルファンデーションの2010年上演の作品を、新たに加筆し上演した。ブラジルの日系移民を描いた作品で、外務省による「日ブラジル外交関係樹立120周年記念事業」として認定された[28][29]。
『古事記』を題材とした書下ろしの戯曲[30]。本作との「連鎖作品」として、末満健一が演出を手掛ける劇団Patchの公演『幽悲伝』が上演された。
五反田団初の時代劇として2012年に上演された作品で、この公演にあたり新たに加筆され「完全版」として上演された[32]。五反田団主宰の前田司郎のワークショップに山田裕貴が参加したことがきっかけで、前田とのコラボレーションに至った[33]。「Dステ 18th」として上演されることが発表されたが[34]、この作品は公演タイトルに「Dステ」と付いていない[注 9]。出演者の中で現役のD-BOYSメンバーは主演の山田のみである。
「ヴェニスの商人」・「十二夜」に続く、Dステのシェイクスピアシリーズの第3弾。前2作と同様にオールメールの手法で上演され、多くのキャストは一人二役を担当した。オーランドー役は柳下大、ロザリンド役は前山剛久。[35][36]
2014年に韓国で上演されたミュージカル作品の日本版初上演[37]。韓国発ミュージカルの13th「チョンガンネ 〜おいしい人生お届けします〜」と同じく中屋敷法仁が日本版の脚本演出を担当した[38]。舞台は日本に置き換えられている。主演は宮﨑秋人[37][39]。
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