Loading AI tools
ウィキペディアから
Chakra(チャクラ)はマイクロソフトのウェブブラウザとWindowsランタイム上のアプリケーションで使用されるJavaScriptエンジンのコードネーム[1]である。
開発元 | マイクロソフト |
---|---|
プラットフォーム |
|
種別 | JavaScriptエンジン |
ライセンス | プロプライエタリ(プライベート バインディング), MIT License (ChakraCore) |
Internet ExplorerのHTMLレンダリングエンジンであるTridentがMicrosoft Edge用にEdgeHTMLとしてフォークされたのと同じく、Chakraもまたフォークされ、Internet Explorer用は従来通りJScript9.dll、Microsoft Edge用にChakra.dllと分離されている[2]。
Internet ExplorerのJavaScriptエンジンである。JavaScript互換エンジンであるJScriptに代わる新しいJavaScriptエンジンとしてInternet Explorer 9から搭載された[1]。 Internet Explorer開発終了に伴い、保守のみ行われている。
Internet Explorer 9に含まれるバージョンである。32 ビット版Chakraと 64 ビット版Chakraでは機能差があり、64 ビット版にはJIT コンパイラが含まれておらず[3]、性能差がでた[3]。 競合相手であるWebKitの開発者が開発したベンチマーク スイートのSunSpider JavaScript Benchmarkを使用したパフォーマンス比較では、32 ビット版での比較でInternet Explorer 7のJScript 5.7では約50倍、Internet Explorer 8のJScript 5.8より約18倍の処理速度が向上した[4]。
Internet Explorer 10に含まれるバージョンである。 Windows 8およびWindows RTと同じくWindowsの新しいAPIとして発表されたWindowsランタイム上に構築されるWindows ストアアプリのJavaScriptエンジンとしても使用されている[7]。 Chakra 9.0にはあった32ビット版と64ビット版の性能差はなくなり、ARMアーキテクチャも同等品質のものが発表された。 SunSpider JavaScript Benchmarkを使用したパフォーマンス比較では、Chakra 9.0より25%処理速度が向上した[8]。
Internet Explorer 11に含まれるバージョンである。 SunSpider JavaScript Benchmarkを使用したパフォーマンス比較では、Chakra 10.0より9%処理速度が向上した[10]。
Microsoft EdgeのJavaScriptエンジンである。Windows 10 Insider Previewにてアップデート プレビュー版が定期的に公開されており、Windows 10のアップデートで定期的にChakraのアップデートが行われている。
ECMAScript 6の仕様準拠や、WebRTC、asm.jsなどの対応が行われている。
マイクロソフトがChakraをウェブブラウザなどから分離した純粋なJavaScriptエンジンとしてGithubでChakraCoreという名前でオープンソース化した[11]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.