bjリーグアワードは、日本のプロバスケットボール・bjリーグにおける賞である。
シーズンを通じて活躍した選手らより各賞を選定する。
表彰される賞
「個人タイトル」はレギュラーシーズンの成績より決定。「プレイオフ最優秀選手」を除く賞はレギュラーシーズン終了後、「プレイオフ最優秀選手」はプレイオフ後に発表される。「最優秀選手」「ベスト5」「最優秀レフリー」「最優秀コーチ」「個人タイトル」受賞者にはトロフィーと賞金が贈られる。
※の賞は2008-09シーズンのみ各カンファレンスより1チームを表彰の対象としていた。
- 最優秀選手
- レギュラーシーズン、プレイオフでの結果を元にbjリーグ選考委員会にて決定。実質的にはプレイオフで最も活躍した選手が受賞することが多い(例として、2007-2008シーズンのほとんどの試合に出場しなかったリン・ワシントンが受賞している)
- なお、2008-09シーズンよりレギュラーシーズンとプレイオフに分けて表彰することになった。レギュラーシーズンについては「サークルKサンクスレギュラーシーズン最優秀選手」とする。
- ベスト5(ガード2名、フォワード2名、センター1名)
- レギュラーシーズンの成績を元にコミッショナー、ヘッドコーチおよび全選手の投票により決定。なお、自球団選手への投票は認められない。
- 最優秀コーチ
- レギュラーシーズン、ワイルドカードゲームの結果を元にbjリーグ選考委員会にて決定。優勝したチームではなく、チーム能力を最も上げたヘッドコーチが選ばれる傾向にある。
- 個人タイトル
- 最多得点(総得点650点以上、もしくは45試合以上出場)
- 最多アシスト(総アシスト160本以上、もしくは45試合以上出場)
- 最多リバウンド(総リバウンド260本以上、もしくは45試合以上出場)
- 最多スティール(総スティール65本以上、もしくは45試合以上出場)
- 最多ブロックショット(総ブロック40本以上、もしくは45試合以上出場)
- 最高3ポイント成功率(総3ポイント試投130本以上)
- 最高フリースロー成功率(総フリースロー試投65本以上)
- MIP(2008-09新設)
- 前シーズンと比較して、最も成長した選手に贈られる賞
- 最優秀6th man(同)
- ベンチスタートで、チームの勝利に最も貢献した選手に贈られる賞
- コミッショナー特別賞(適宜)
- シーズンを通じてのフェアプレーなどで受賞に値する選手に贈られる賞
- ベストパフォーマー賞(2007-08新設)
- チアリーダーズ(ダンスチーム)への賞。インターネットによる一般投票、各のチアリーダーズ(ダンスチーム)のディレクター、特別審査員の投票により決定。2008-09まではEAST・WESTそれぞれでチャンピオン決定後、決選投票が行われていた。
- ※ベストブースター
- ブースター(応援団)への賞
- ※チームアシスト(2006-07新設)
- 球団運営に多大な貢献をした個人・団体を称える賞
- bjハーモニー賞(2009-10新設)
- bjリーグの社会貢献活動「bjハーモニー」が創設した賞。
- 新人賞
- 入団1シーズン目と、アーリーエントリーで契約して2シーズン目の選手の新人選手を対象とした賞。
過去の賞
- 最優秀レフリー(2007-08まで)
- コミッショナー、ヘッドコーチおよび全選手の投票により決定。
- ※コミュニティーアシスト(2006-07 ~ 2008-09)
- 最も地域・社会へ貢献したチームへの賞
- ベストアリーナ(2007-08・2008-09)
- アリーナ(会場)へ向けた賞
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受賞者
最優秀選手
年 | レギュラーシーズン | プレイオフ | 備考 |
2005-06 | リン・ワシントン(大阪) | レギュラー、プレイオフ通じて1名を選考。 | |
2006-07 | デイビッド・パルマー(大阪) | ||
2007-08 | リン・ワシントン(大阪) | ||
2008-09 | ジェフ・ニュートン(沖縄) | ジェフ・ニュートン(沖縄) | レギュラー・プレイオフ別個に1名ずつ選出 |
2009-10 | ウェンデル・ホワイト(浜松) | 大口真洋(浜松) | |
2010-11 | ジェフリー・パーマー(浜松) | ジェフリー・パーマー(浜松) | |
2011-12 | ジャスティン・バーレル(横浜) | アンソニー・マクヘンリー(沖縄) | |
2012-13 | アンソニー・マクヘンリー(沖縄) | 蒲谷正之(横浜) | |
2013-14 | 城宝匡史(富山) | 岸本隆一(沖縄) | |
2014-15 | ケジュアン・ジョンソン(仙台) | ナイル・マーリー(浜松) | |
2015-16 | ウェンデル・ホワイト(仙台) | イバン・ラベネル(沖縄) |
ベスト5
年 | ガード | フォワード | センター | ||
2005 -06 | マット・ロティック (大阪) | 鈴木裕紀 (大分) | マイケル・ジャクソン (仙台) | ウィリアム・ピペン (東京A) | ニック・デービス (新潟) |
2006 -07 | 青木康平 (東京A) | ラシード・スパークス (高松) | リン・ワシントン (大阪) | アンディー・エリス (大分) | ニック・デービス (新潟) |
2007 -08 | マイキー・マーシャル (大阪) | 澤岻直人 (沖縄) | レジー・ウォーレン (高松) | アンディー・エリス (大分) | パトリック・ワーティー (仙台) |
2008 -09 | マイケル・ガーデナー (浜松) | 澤岻直人 (沖縄) | ボビー・セントプルー (仙台) | リン・ワシントン (大阪) | ジェフ・ニュートン (沖縄) |
2009 -10 | 青木康平 (東京A) | マクムード・ブドゥル ラウーフ (京都) | マイケル・パーカー (福岡) | ウェンデル・ホワイト (浜松) | ジュリアス・アシュビー (東京A) |
年 | ガード | センター・フォワード | |||
2010 -11 | ウェイン・アーノルド (浜松) | 石崎巧 (島根) | ジェフリー・パーマー (浜松) | マイケル・パーカー (福岡) | アンソニー・マクヘンリー (沖縄) |
2011 -12 | ジャメイン・ディクソン (浜松) | 城宝匡史 (富山) | 太田敦也 (浜松) | ケビン・パルマー (福岡) | ジャスティン・バーレル (横浜) |
2012 -13 | ドゥレイロン・バーンズ (横浜) | 並里成 (沖縄) | クリス・ホルム (新潟) | ジェラル・デービス (島根) | アンソニー・マクヘンリー (沖縄) |
2013 -14 | 富樫勇樹 (秋田) | 城宝匡史 (富山) | アイラ・ブラウン (富山) | レジー・ウォーレン (福岡) | アンソニー・マクヘンリー (沖縄) |
2014 -15 | 田口成浩 (秋田) | ケジュアン・ジョンソン (仙台) | スクーティー・ランダル (岩手) | リチャード・ロビー (秋田) | レジー・ウォーレン (京都) |
2015 -16 | 岸本隆一 (沖縄) | 城宝匡史 (富山) | ルブライアン・ナッシュ (福島) | ウェンデル・ホワイト (仙台) | ジョシュ・デービス (島根) |
個人タイトル
年 | PTS | AST | RBD | STL | BLK | 3P成功率 | FT成功率 | |||||||
2005 -06 | ジョン・ハンフリー (東京A) | 23.2 | マット・ロティック (大阪) | 4.4 | ニック・デービス (新潟) | 15.5 | ジャック・ハートマン (大分) | 2.0 | ジェフ・ニュートン (大阪) | 2.7 | 鈴木裕紀 (大分) | 43.7 % | 青木康平 (東京A) | 86.4 % |
2006 -07 | ジョン・ハンフリー (東京A) | 25.9 | ラシード・スパークス (高松) | 4.7 | ゴードン・ジェームス (埼玉) | 14.3 | ラシード・スパークス (高松) | 2.4 | ジェフ・ニュートン (大阪) | 2.3 | 庄司和広 (埼玉) | 44.4 % | 青木康平 (東京A) | 93.3 % |
2007 -08 | アンディー・エリス (大分) | 25.1 | 澤岻直人 (沖縄) | 5.8 | ゴードン・ジェームス (埼玉) | 14.4 | マイケル・パーカー (福岡) | 2.6 | ジェフ・ニュートン (大阪) | 3.4 | 鈴木裕紀 (大分) | 50.4 % | 仲村直人 (大阪) | 91.0 % |
2008 -09 | マイケル・パーカー (福岡) | 26.8 | マイケル・ガーデナー (浜松) | 6.8 | クリス・ホルム (仙台) | 15.6 | マイケル・パーカー (福岡) | 2.6 | ジョージ・リーチ (高松) | 2.5 | 竹野明倫 (新潟) | 41.3 % | 青木康平 (東京) | 91.4 % |
2009 -10 | マイケル・パーカー (福岡) | 26.5 | マイケル・ガーデナー (高松) | 7.0 | ゲイリー・ハミルトン (滋賀) | 14.3 | アントワン・ブロキシー (高松) | 2.9 | マイケル・パーカー (福岡) | 2.9 | ウェイン・アーノルド (浜松) | 40.0 % | 高橋憲一 (仙台) | 88.2 % |
2010 -11 | マイケル・パーカー (福岡) | 27.3 | ケニー・サターフィールド (大阪) | 6.5 | ゲイリー・ハミルトン (滋賀) | 15.2 | マイケル・パーカー (福岡) | 2.3 | ジェラル・デービス (島根) | 3.2 | 竹野明倫 (福岡) | 46.0 % | マクムード・アブドゥル=ラウーフ (京都) | 89.0 % |
2011 -12 | マイケル・パーカー (島根) | 23.1 | ケニー・サターフィールド (埼玉) | 6.7 | クリス・ホルム (新潟) | 14.3 | ジャメル・スタテン (千葉) | 2.8 | ジェラル・デービス (島根) | 3.8 | デイビッド・パルマー (沖縄) | 50.0 % | 青木康平 (大阪) | 89.5 % |
2012 -13 | ジョン・ハンフリー (埼玉) | 27.2 | 志村雄彦 (仙台) | 6.3 | クリス・ホルム (新潟) | 14.5 | マイケル・パーカー (島根) | 2.3 | ジェラル・デービス (島根) | 3.5 | 蒲谷正之 (横浜) | 43.4 % | デイビッド・パルマー (京都) | 89.5 % |
2013 -14 | ジョン・ハンフリー (埼玉) | 23.9 | 富樫勇樹 (秋田) | 7.9 | ルーベン・ボイキン (秋田) | 13.5 | ジョン・ハンフリー (埼玉) | 2.1 | アンソニー・ストーバー (東京C) | 2.9 | 田口成浩 (秋田) | 44.5 % | 菅原洋介 (大阪) | 89.6 % |
2014 -15 | ケジュアン・ジョンソン (仙台) | 23.8 | 鈴木達也 (奈良) | 7.0 | ウィル・フォスター (東京) | 13.7 | ケジュアン・ジョンソン (仙台) | 2.8 | ウィル・フォスター (東京C) | 3.5 | 大口真洋 (浜松) | 44.9 % | 青木康平 (福岡) | 93.3 % |
2015 -16 | ルブライアン・ナッシュ (福島) | 26.6 | 鈴木達也 (奈良) | 6.6 | ジョシュ・デービス (島根) | 15.5 | アンドレ・マレー (広島→東京) | 2.3 | エグゼビア・ギブソン (長野) | 2.5 | 横尾達泰 (島根) | 45.8 % | 青木康平 (福岡) | 94.5 % |
各年度の受賞者
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