BLUE FRONT SHIBAURA
ツインタワー ウィキペディアから
BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)は、東京都港区芝浦一丁目に建設中の複合施設(ツインタワー)である。
BLUE FRONT SHIBAURA | |
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情報 | |
開発用地 | 浜松町ビルディング跡地 |
住所 | 東京都港区芝浦1丁目1番1号他[1] |
座標 | 北緯35度39分4.9176秒 東経139度45分27.5796秒 |
現状 |
竣工(S棟)[2] 計画中(N棟) |
起工 |
2021年(令和3年)10月(S棟) 2027年度(N棟)[1] |
竣工 |
2025年(令和8年)2月28日(S棟)[2] 2030年度(N棟)[1] |
用途 | 事務所、店舗、賃貸住宅、ホテル、駐車場など[1] |
関係者 | |
建築家 | 槇総合計画事務所(槇文彦)、清水建設、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、日建設計[1] |
建設業者 |
清水建設(S棟) 未定(N棟)[1] |
デベロッパー | 野村不動産、東日本旅客鉄道[1] |
所有者 | 野村不動産、東日本旅客鉄道[1] |
技術的詳細 | |
建築物 | S棟、N棟 |
開発面積 | 約47,000m2[1] |
概要
野村不動産とJR東日本が共同で推進する浜松町ビルディングの建て替え事業であり、野村不動産が保有する浜松町ビルディングと、JR東日本が保有する東海道貨物支線大汐線用地(カートレイン乗降場跡地[3])を合わせた4ヘクタールを超えるエリアで、S棟 (TOWER S) とN棟 (TOWER N) からなる高さ約235mのツインタワーを段階的に建てていく計画である[4]。設計には世界的な建築家の槇文彦を起用している[5]。
2021年10月、浜松町ビルディング別館「スリーワンプラザ」を解体した跡地にS棟が着工。2025年2月に完成予定で、S棟の完成後に浜松町ビルディングを解体し、跡地にN棟を建設する。2031年3月までの全体完成を目指す[6]。なお、浜松町ビルディング(高さ165.9m)の解体は、日本の超高層建築物の解体において過去最大の高さとなる予定(2023年現在では、高さ162.6mの世界貿易センタービルディング旧本館の解体が最高)である。
ツインタワーのうちS棟にはアコーホテルズのラグジュアリーホテル「フェアモント東京」が日本初進出すること[7]や、野村不動産やそのグループ各社の本社が移転すること[8]が発表されている。
2024年5月30日に、この街区の名称を『BLUE FRONT SHIBAURA』にすることを発表した[9]。この名称には「東京都心部における空と海の最前列である本プロジェクトが持つ、圧倒的な開放感」を表していて、このプロジェクトには「水辺ならではのライフスタイルを創造し、これを広め、東京のベイエリアをつないでいく」ことを目指して、「更なる成長が期待される東京のベイエリア」から、東京の発展に寄与していくとしている[9]。
2025年2月28日、TOWER Sと外構部の飲食店舗が竣工した。同年5月30日にはBLUE FRONT SHIBAURA外構部のGREEN WALK内エリアの飲食店舗、7月にはフェアモント東京、8月にオフィスフロア、9月に商業店舗が順に開業予定であることも発表された[2]。同年3月1日、東京ガス野村不動産エナジーは芝浦エネルギーセンターの竣工とTOWER Sへのエネルギー供給を発表した[10]。同年3月5日、GREEN WALKにグリーン水素発電システムが導入されたことが発表された[11]。
脚注
外部リンク
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