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株式会社B&V(ビーアンドブィ)は、カラオケボックスであるカラオケ館などを手がける日本の企業。シダックス・コミュニティー株式会社を連結子会社に持つ。
本稿ではB&Vが運営しているカラオケ館についても記述する。
主力事業である「カラオケ館」のコンセプトは『シンプル・豪華』で、昼間の料金は30分60円(店舗により異なる)などと安い料金設定になっている。ただし、掲示してある料金は部屋の利用料金であり、別途1ドリンク(通常380円だが店舗によって異なる)が必須となる。即時発行できる会員証を利用すると料金が割安になるサービスがある。
2018年5月30日、シダックスと資本・業務提携を締結。同年6月7日付で、レストランカラオケ事業を手がけるシダックス子会社のシダックス・コミュニティーの株式81%を取得して同社を連結子会社化した他、シダックスの持分法適用会社であったシダックストラベラーズコミュニティーの債権も譲受した[1][2][3]。これにより、B&Vグループにおけるカラオケボックスの店舗数は大幅に増加することになった。なお、「カラオケ館」は繁華街を中心に、「シダックス」は郊外中心に店舗を展開しているため、両店舗同士の競合はないとしている[4]。「シダックス」店舗の「カラオケ館」への店舗名変更などに関しては協議中としていたが[5]、2018年9月に「シダックス」から「カラオケ館」への転換店舗一号店がオープンした(後述)。なお、B&Vは2020年7月にシダックスが保有していたシダックス・コミュニティー株式の19%を取得し、シダックス・コミュニティーを完全子会社化した[6]。
店内の部屋には、曲をかけると壁に絵が浮かぶ「ブラックライトアートルーム」や、大人数で楽しめる「パーティールーム」、その他に「ファーストクラスルーム」、「VIPルーム」、「クラブ調ルーム」などが置かれている。シダックスから転換された店舗は、「キッズルーム」が継続設置される。またトイレには女性用の「パウダースペース」(一部店舗を除く)も設備されている。
店舗によって異なる場合あり。
カラオケ館とシダックス・コミュニティーが運営しているレストランカラオケで利用できる公式アプリ。2018年7月31日までは「カラオケ館公式アプリ」という名前で、カラオケ館のみで利用可能であったが、同年8月1日からカラオケ館・シダックス両ブランドにおける相互利用が開始されたことに伴い、「カラオケ館&SHIDAXアプリ」としてリニューアルされた。会員証は両ブランドの会員証となり、ポイントも相互で利用できる[7]。
2020年4月現在、北海道・岩手県・宮城県・福島県・東京都・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・静岡県・石川県・愛知県・岐阜県・京都府・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・徳島県・愛媛県・高知県・福岡県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県の27都道府県で店舗を展開している。詳細は店舗紹介を参照。このうち岩手県・福島県・栃木県・群馬県・石川県・岐阜県・兵庫県・岡山県・広島県・徳島県・愛媛県・高知県・鹿児島県・沖縄県に所在するB&Vグループが運営するカラオケボックスは「カラオケ館」のみとなっている。
シダックスからカラオケ館へ転換した店舗もあり、2018年9月から2019年10月にかけて、北海道・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・千葉県・埼玉県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・石川県・岐阜県・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・愛媛県・高知県・福岡県・沖縄県の一部店舗がシダックスからカラオケ館へ転換された他、2019年以降も群馬県・埼玉県・千葉県・富山県・愛知県・大阪府・山口県の一部店舗もシダックスからカラオケ館への転換を実施する予定[8]。このうち福島県・茨城県・栃木県・群馬県・静岡県・富山県・石川県・岐阜県・岡山県・山口県・徳島県・高知県・愛媛県・沖縄県は、カラオケ館初出店となる。
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