『8ビットコレクション』及び『16ビットコレクション』は、JNNEXの発売するFC/SFC互換機「レトロデュオ」用ゲームカートリッジシリーズ。米国INNEXからJNNEXが輸入販売しているレトロビット(retro-bit)シリーズの一つ。
概要
1980年代から1990年代にかけてファミリーコンピュータ(以下、FC)及びスーパーファミコン(以下、SFC)で発売されたゲームタイトルを発売当時のゲームブランドごとに1つのカートリッジに複数本収録した、いわゆるin1ソフト。各タイトルの版権を所持するメーカーの正式な許諾を得て製造・販売されている。当初の予定では、2017年4月末よりジャレコのタイトルを第一弾として発売し、5月には第二弾としてカルチャーブレーンのタイトル、6月に第三弾としてココナッツジャパンのタイトルを発売していく[1]とされていたが、実際の発売は9月まで延期された。また、ココナッツジャパンのタイトルの発表は行われなかった。さらに8ビットシリーズにはアテナ発売のタイトルも予定されていたが、公式サイトに掲載されてから数日して表記が消えてしまい[2]、実際に発売はされなかった。
8ビットコレクションがFC向けタイトルを3〜6本、16ビットコレクションがSFC向けタイトルを3〜5本収録している。収録タイトルにはバーチャルコンソールでは未配信のものも含まれている。販売価格はオープン価格だが、通販サイト等では概ね8ビットコレクションが税抜2,580円、16ビットコレクションが税抜2,980円で販売されている[3]。
通販サイト等では「FC/FC互換機用」「SFC/SFC互換機用」として販売されているところもあるが、JNNEXのプレスリリースではあくまで「レトロデュオ」用カートリッジとしており、FC・SFCの実機や他社互換機での正確な動作は保証されていない。また、FC・SFCの販売・製造元である任天堂のライセンスは得ていない。
タイトル一覧
8ビットコレクション
タイトル | 発売日 | 収録タイトル(発売年) |
---|---|---|
8ビットコレクション ジャレコ Vol.1 | 2017年9月30日 | [注 1]
|
8ビットコレクション ジャレコ Vol.2 | 2018年2月28日 | [注 2] |
8ビットコレクション データイースト Vol.1 | ||
8ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.1 | 2017年9月30日 | [注 5]
|
16ビットコレクション
タイトル | 発売日 | 収録タイトル(発売年) |
---|---|---|
16ビットコレクション ジャレコ Vol.1 | 2017年9月30日 |
|
16ビットコレクション データイースト Vol.1 |
| |
16ビットコレクション データイースト Vol.2 |
| |
16ビットコレクション データイースト Vol.3 |
| |
16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.1 |
| |
16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.2 |
| |
16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.3 |
| |
16ビットコレクション アテナ Vol.1 | 2018年2月28日 |
|
その他のレトロデュオ用カートリッジ
2018年8月23日にはアイレムより許諾をとり、「ホーリー・ダイヴァー 8ビットゲームカートリッジ」(ホーリー・ダイヴァー(1989年)の移植)と「R-TYPE III & スーパーR-TYPE 16ビットゲームカートリッジ」(R-TYPE III(1993年)とSUPER R-TYPE(1991年)の移植を収録)が発売された[4]。これらは「8ビットコレクション」「16ビットコレクション」と銘打たれてはいないが、JNNEX公式サイトでは同じページ内に記載されている。
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand in your browser!
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.