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この項目では、整数について説明しています。その他の用法については「27 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
27(二十七、廿七、二七、にじゅうなな、にじゅうしち、はたなな、はたちあまりななつ)は、自然数また整数において、26の次で28の前の数である。
概要 26 ←→ 28, 素因数分解 ...
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- 27は合成数であり、正の約数は 1, 3, 9, 27 である。
- 1/27 = 37/999 =0.037… (下線部は循環節で長さは3)
- 27 = 33
- 4番目の完全トーシェント数である。1つ前は15、次は39。なお、3の累乗数は全て完全トーシェント数でもある。
- 27 = 12 + 12 + 52 = 32 + 32 + 32
- 3乗した数の各位の和が元の数になる最大の数である。1つ前は26。(オンライン整数列大辞典の数列 A046459)
- 273 = 19683 → 1 + 9 + 6 + 8 + 3 = 27
- 全ての自然数は高々27個の素数の和で表される[要出典]。
- 九九では 3 の段で 3 × 9 = 27(さんくにじゅうしち)、9 の段で 9 × 3 = 27(くさんにじゅうしち)と 2 通りの表し方がある。
- n = 27 のときの n! + 1 で表せる 27! + 1 = 10888869450418352160768000001 は5番目の階乗素数である。1つ前は11、次は37。(オンライン整数列大辞典の数列 A002981)
- コラッツの数列において初期値に 27 を選ぶと、1 に到達するまでに 111 ステップ掛かり、その最大は 9,232 にも達する。最大値が初期値の2乗を超えるケースとしては 3, 7 に次いで3番目であり、またステップ数が 100 を超える初めての数である。ステップ数の記録が 2n まで破られないような初期値 n としては 1, 3, 9 に次いで4番目であり、27 の次は 15733191 となる[1]。
- 各位の和が27になるハーシャッド数の最小は999、1000までに1個、10000までに76個ある。
- 16番目のハーシャッド数である。1つ前は24、次は30。
- 各位の平方和が53になる最小の数である。次は72。(オンライン整数列大辞典の数列 A003132)
- 各位の立方和が351になる最小の数である。次は72。(オンライン整数列大辞典の数列 A055012)
- 4桁以上の数であれば、3桁毎に区切って足して27の倍数になれば27の倍数となる(27 × 37 = 999 であることから。例: 42336は 42 + 336 = 378 で27の倍数)。
- 異なる平方数の和で表せない31個の数の中で14番目の数である。1つ前は24、次は28。
- 27 = 25 − 5
- 2番目の完全数28から1を減じた数である。1つ前は5、次は495。(オンライン整数列大辞典の数列 A135627)
他の進数での特徴
- 36(= 62)の 3/4 であり、216(= 63)の 1/8 である。
- 六進法では、m/4 として表される小数第二位の有限小数は、1/4 = 0.13(十進表記:9/36)と 3/4 = 0.43(十進表記:27/36)の計2つである。
- 同じく、六進法で小数第三位の有限小数で表される自然数の逆数は、1/43 = 0.012(十進表記:1/27 = 8/216), 1/12 = 0.043 (十進表記:1/8 = 27/216), 1/40 = 0.013(十進表記:1/24 = 9/216), 1/130 = 0.004(十進表記:1/54 = 4/216), 1/300 = 0.002(十進表記:1/108 = 2/216), 1/1000 = 0.001(十進表記:1/216) の計6つである。
- 因数に3が含まれているN進法では、1/27(10)は割り切れる。
- 六進法では 1/43 = 0.012 となり、十二進法では 1/23 = 0.054(十進表記:64/1728)となり、十八進法では 1/19 = 0.0C(十進表記:12/324)となる。
- 十進法以外でも、因数に3が含まれていないN進法では、1/27(10)は割り切れない。
- 十六進法では 1/1B = 0.097B425ED…(循環節の長さは9)となり、二十進法では 1/17 = 0.0EG5IA782J53E19CBH…(循環節の長さは18)となる。
- 3-n の循環節の長さは、十六進法では 3n-1 となり、二十進法では 2×3n-1 となる。27(10)は33なので、十六進法では 33-1で9、二十進法では 2×33-1で18となる。