Loading AI tools
ウィキペディアから
鷲尾 麻衣 (わしお まい、1980年11月7日- )は、日本の声楽家・オペラ歌手 (ソプラノ)。二期会会員。2018年から平成音楽大学非常勤講師を務める。
神奈川県出身。私立田園調布雙葉学園を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。新国立劇場オペラ研修所第7期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨーク、ロームミュージックファンデーション特別研究生としてロンドンに留学。第26回飯塚新人音楽コンクール第1位受賞、セント・アンドリューズ国際コンクール優勝(カナダ)、第7回東京音楽コンクール第2位受賞など国内外での受賞多数。
渡米後、ニューヨーク・ハンターカレッジにて『安寿と厨子王』安寿役で主演し、ニューヨーク・タイムズ紙に「ソプラノ鷲尾麻衣は傑出していた」と絶賛される。続いてプエルトリコIVAI『魔笛』(メトロポリタンオペラ ポール・ナドラー指揮)にて夜の女王役を好演。また、カナダの日加修好80周年記念ガラ・コンサート(ルイス・ダルヴィット指揮)に出演、その模様は現地のテレビ放映により話題を呼んだ。2008年にはカーネギーホールにて、オーケストラコンサートのソリストとしてデビュー。
新国立劇場オペラ研修所公演『カルメル会修道女の対話』コンスタンス役、横浜みなとみらいホール『フィガロの結婚』ケルビーノ役(ミヒャエル・ハンペ演出)及び『こうもり』アデーレ役、サントリーホールオペラ・アカデミー『愛の妙薬』ジャンネッタ役及び『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ役、京王オペレッタフェスタ『メリー・ウィドウ』ヴァランシェンヌ役、東京二期会『魔笛』パパゲーナ役(故・実相寺昭雄演出)、東京文化会館オペラBOX『奥様女中』セルピーナ役、5都市共同制作公演 東京芸術劇場他『カルメン』フラスキータ役などでニコラ・ルイゾッティ、テオドール・グシュルバウアー、ジェローム・カルタンバックなどの指揮者と共演をしている。
2011年に日生劇場『三銃士』でミュージカルデビュー。2015年には宮川彬良作曲、『歌劇ブラック・ジャック』に出演し活躍の場を広げている。(2016年再演)
また、東京フィル、東響、新日本フィル、日本フィル、読響、台北市立交響楽団など数多くのオーケストラと共演し、ベートーヴェン「第九」「ミサ・ソレムニス」、マーラー「交響曲第4番」「リュッケルト歌曲集」、モーツァルト「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、ラター「マニフィカト」のソリストとしても活躍。2015年には九州交響楽団とニューイヤーコンサート九州ツアーで8公演に出演。
新国立劇場『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ役では、安定した歌唱、演技、際立った存在感で聴衆を魅了し、さらに注目を集める存在となった。以後、同劇場『こうもり』『魔笛』、東京芸術劇場『ドン・カルロス』、横浜みなとみらいホール『コジ・ファン・トゥッテ』「ジルベスターコンサート」、ニッセイ名作シリーズ 日生劇場他『ヘンゼルとグレーテル』、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、NHK音楽祭「オープニング・コンサート」、小澤征爾音楽塾『こうもり』、東京文化会館オペラBOX『魔笛』、アンドレア・バッティストーニ指揮『イリス』などに出演し、高い評価を得ている。
最近では、東京芸術劇場『真珠とり』、トヨタコミュニティコンサート『ラ・ボエーム』での主演や、佐渡裕指揮「サントリー1万人の第九」ソプラノソロ、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」をはじめ、バーンスタイン『ミサ』、横浜みなとみらいホール「バーンスタイン生誕100周年記念演奏会」、ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナル管弦楽団『イオランタ』、全国共同制作プロジェクト 東京芸術劇場他『ドン・ジョヴァンニ』、宮崎国際音楽祭への出演など、活躍著しい注目のソプラノ。
アルバム
鷲尾麻衣 (ソプラノ)、穴見めぐみ (ピアノ)、秋川雅史 (テノール)*
曲目解説・日本語訳:鷲尾麻衣
2020年
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.