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高知優駿
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高知優駿(こうちゆうしゅん)は、高知県競馬組合が高知競馬場ダート1900メートルで施行する地方競馬の重賞競走である。2023年までは「黒潮ダービー (回次)高知優駿」と表記されていた。
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優勝馬馬主への副賞は、(一社)ジャパンブリーダーズカップ協会(ダノンキングリー)賞、株式会社高知放送賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞(2024年)[1]。
概要
1973年に距離1410メートルのサラブ4歳優駿として新設、翌年からは距離1600メートルに定着し、サラブ4歳優駿・やいろ鳥特別(1979 - 1983年)→黒潮ダービー・やいろ鳥賞(1984 - 1996年)とレース名の変遷を経て、1997年より現在の名称及び距離で行われるようになる。 高知競馬三冠レースの第二戦として、位置付けられている。 2017年から2023年まではダービーシリーズの構成競走であった。なお2017年から2024年まで地方全国交流競走として行われていたが、2025年から高知所属馬限定として行われることとなった(実際には2024年まで同条件で行われた黒潮菊花賞との入れ替えである)。2018年には佐賀競馬場所属で九州ダービー栄城賞勝馬のスーパージェット号が優勝し、初のダービーシリーズ2冠馬となった。
過去のレース名称で使用されていた「やいろ鳥」は、高知県の県鳥。
条件・賞金等(2024年)
- 出走条件
- サラブレッド系3歳、地方全国交流。
- 負担重量
- 定量。56kg、牝馬2kg減。
- 賞金等
- 賞金額は1着1600万円、2着560万円、3着320万円、4着240万円、5着160万円、6着以下50万円
- 出走手当は13万円。
- スタリオンシリーズに指定されており、ダノンキングリーの配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。
- 優先出走権付与
- 本競走の優勝馬には高知県知事賞の、上位3着までに入った馬には黒潮菊花賞の優先出走権が付与される。
この節の出典:[1]
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歴史
要約
視点
- 1973年 - 高知競馬場のダート1410mの4歳(現3歳)の定量の重賞競走「サラブ4歳優駿」として創設。
- 1974年 - 施行距離をダート1600mに変更。
- 1979年 - 名称を「サラブ4歳優駿・やいろ鳥特別」に変更。
- 1984年 - 名称を「黒潮ダービー・やいろ鳥賞」に変更。
- 1997年
- 名称を「高知優駿」に変更。「黒潮ダービー」は副称となる(2023年まで)。
- 同年に創設された黒潮皐月賞、黒潮菊花賞で高知三冠競走が成立。
- 施行距離をダート1900mに変更。
- 優勝賞金を300万円に増額。
- 2001年
- 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳」から「3歳」に変更。
- 優勝賞金を200万円に減額。
- 2002年 - 優勝賞金を100万円に減額。
- 2003年 - 優勝賞金を50万円に減額。
- 2004年 - 優勝賞金を35万円に減額。
- 2005年 - 優勝賞金を30万円に減額。
- 2007年 - 優勝賞金を27万円に減額。当競走の創設以来、過去最低額となる。
- 2010年 - 負担重量が1kg増え、56kg(牝馬54kg)となる。
- 2013年 - 優勝賞金を40万円に増額。
- 2014年 - 優勝賞金を60万円に増額。
- 2015年 - 優勝賞金を80万円に増額。
- 2016年 - 優勝賞金を100万円に増額。
- 2017年
- ダービーシリーズに参加。全国交流競走となる。
- 優勝賞金を500万円に増額。
- 2020年 - 優勝賞金を700万円に増額。
- 2021年 - 優勝賞金を1,000万円に増額。
- 2022年 - 優勝賞金を1,600万円に増額。当競走の創設以来、過去最高額となる。
- 2024年 - 名称から「黒潮ダービー」の副称が外れる[2]。
歴代優勝馬
すべてダートコースでの施行。
※2000年までは旧馬齢表記による。
競走結果の出典
- 高知優駿(黒潮ダービー) 歴代優勝馬(地方競馬全国協会)
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他地区所属馬の成績
出典
関連項目
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