高峰サービスエリア
奈良県奈良市にある名阪国道下り線のサービスエリア ウィキペディアから
高峰サービスエリア(たかみねサービスエリア)は、奈良県奈良市にある名阪国道のサービスエリアである。上り線側は2009年(平成21年)に閉鎖され、現在は下り線のみの営業となっている。

閉鎖された上り線(亀山方面側)は加速車線・減速車線が無く、丁字路の形態をとっているため本線からサービスエリアへの分流、サービスエリアから本線への合流が極めて困難であった。一方下り線(天理方面側)もかつては同様の形状を取っていたが、こちらは後に加減速車線が設けられている。
道路
- E25 名阪国道
沿革
財団法人道路施設協会を占用者として1969年(昭和44年)12月に営業を開始した[1]。
かつては上下線とも、加減速車線がなく安全上の問題があった。2004年(平成16年)3月に策定された「名阪国道スマートアップ計画<SMART UP>」に加減速車線の延伸が明記され[2]、まず下り線の加減速車線の設置が2005年(平成17年)に行われた[3]。
2009年(平成21年)3月10日、総務省近畿管区行政評価局が国土交通省奈良国道事務所に対し、行政苦情救済推進会議の意見を踏まえ、高峰サービスエリア(上り)を廃止するよう斡旋を行った[4]。 斡旋でも指摘された出入口の問題に加え、2000年代に入り天理PA(西名阪道)や道の駅針T・R・Sが開設されたことで利用者が減少していることも踏まえ、同年3月31日をもって上り線のサービスエリアは閉鎖された[5][6]。
施設
下り線(天理方面)
上り線(亀山方面・閉鎖)
かつて、名阪興産が「高峰レストラン」として施設を運営していたが、2006年(平成18年)夏ごろに閉鎖された。その後、2007年(平成19年)3月18日に麺屋武蔵系列の「麺屋伊織」がオープンしたが、2009年(平成21年)2月11日をもって自販機コーナーと共に閉店した[7]。その後、前述の通り同年3月31日をもって上り線のサービスエリアは閉鎖された[5]。
隣
脚注
関連項目
外部リンク
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