雄志会
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概要
平野博文元内閣官房長官に近い衆議院議員を中心として、2010年12月14日に結成され[1]、2011年1月25日の会合において政治団体の設立の届出をしたことが報告された[2]。その後、平野は次期民主党代表選挙への出馬を検討し、8月25日の事前説明会にも出席したが、結局代表選には出馬しなかった。
第45回衆議院議員総選挙で初当選した新人議員が多く、その多くは北辰会との掛け持ちであった[2]。その一方で、平野が鳩山グループ出身であり、鳩山由紀夫元内閣総理大臣・民主党最高顧問が相談役であることから、鳩山からの一定の影響力があるとされた[1]。
同代表選後の党役員人事では平野が国会対策委員長に就任した。12月30日の新党きづなの結成にあたり、グループから小林正枝、斎藤恭紀、中後淳、渡辺義彦ら4名が民主党からの離党を表明し、後に除籍された。2012年1月13日に発足した野田第1次改造内閣では平野が文部科学大臣に任命され、松原仁が国家公安委員会委員長・消費者及び食品安全担当大臣として初入閣した。6月の消費増税法案の衆院採決ではグループ若手の大半が造反し、後に国民の生活が第一などへ合流したことで除籍された。12月の第46回衆議院議員総選挙では松原と奥野総一郎以外が落選し、議員グループとして消滅した。
所属していた国会議員一覧
計23名[3]。
役員
衆議院議員
- 立憲民主党
- 無所属
元衆議院議員
- 民進党
- 希望の党
- 立憲民主党
- 自由民主党
- その他
政治資金収支報告書の記載
年 | 本年収入額 | 備考 |
---|---|---|
2011年(平成23年) | 478万0133円 | [4] |
脚注
関連項目
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