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日本のラグビー競技団体 ウィキペディアから
関東ラグビーフットボール協会(かんとうラグビーフットボールきょうかい、Japan East Rugby Football Union)は、北海道・東北・関東・甲信越を管轄とする日本ラグビーフットボール協会の支部協会の一つ。
傘下の都道県協会、2022年度(令和4年度)登録チーム数、登録会員数(2023年3月現在)[1]
協会名 | 大学 | 高専 | 高校 | 中学 | 社会人 | クラブ | 女子 | 小計 | ジュニア クラブ |
ラグビー スクール |
タグ ラグビー |
合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道ラグビーフットボール協会 | 16 | 2 | 32 | 5 | 2 | 33 | 1 | 91 | 0 | 16 | 0 | 107 |
青森県ラグビーフットボール協会 | 5 | 1 | 14 | 0 | 3 | 3 | 2 | 28 | 0 | 4 | 0 | 32 |
岩手県ラグビーフットボール協会 | 4 | 0 | 17 | 2 | 0 | 15 | 0 | 38 | 1 | 11 | 0 | 50 |
宮城県ラグビーフットボール協会 | 5 | 2 | 17 | 0 | 1 | 6 | 1 | 32 | 1 | 7 | 0 | 40 |
秋田県ラグビーフットボール協会 | 3 | 1 | 9 | 3 | 0 | 2 | 2 | 20 | 2 | 12 | 0 | 34 |
山形県ラグビーフットボール協会 | 1 | 1 | 4 | 1 | 0 | 1 | 1 | 9 | 0 | 2 | 0 | 11 |
福島県ラグビーフットボール協会 | 3 | 1 | 12 | 0 | 2 | 4 | 1 | 23 | 0 | 6 | 0 | 29 |
茨城県ラグビーフットボール協会 | 4 | 0 | 23 | 4 | 3 | 5 | 2 | 41 | 3 | 7 | 0 | 51 |
栃木県ラグビーフットボール協会 | 3 | 0 | 7 | 1 | 1 | 6 | 1 | 19 | 1 | 4 | 0 | 24 |
群馬県ラグビーフットボール協会 | 3 | 0 | 19 | 0 | 2 | 10 | 3 | 37 | 0 | 7 | 0 | 44 |
埼玉県ラグビーフットボール協会 | 8 | 0 | 47 | 15 | 4 | 11 | 4 | 89 | 0 | 23 | 0 | 112 |
千葉県ラグビーフットボール協会 | 10 | 0 | 36 | 5 | 5 | 13 | 2 | 71 | 3 | 18 | 1 | 93 |
東京都ラグビーフットボール協会 | 49 | 1 | 70 | 56 | 41 | 63 | 5 | 285 | 1 | 28 | 1 | 315 |
神奈川県ラグビーフットボール協会 | 16 | 0 | 43 | 13 | 7 | 30 | 3 | 112 | 1 | 23 | 0 | 136 |
山梨県ラグビーフットボール協会 | 2 | 0 | 9 | 7 | 2 | 2 | 1 | 23 | 0 | 4 | 0 | 27 |
長野県ラグビーフットボール協会 | 2 | 0 | 10 | 1 | 4 | 2 | 0 | 19 | 1 | 7 | 0 | 27 |
新潟県ラグビーフットボール協会 | 3 | 0 | 14 | 1 | 4 | 2 | 1 | 25 | 1 | 8 | 0 | 34 |
2022年度 合計(2023年3月) | 137 | 9 | 383 | 114 | 81 | 208 | 30 | 962 | 15 | 187 | 2 | 1166 |
前年度からの増減 | +1 | 0 | -13 | +1 | -3 | +10 | 0 | -4 | +4 | -1 | +1 | -2 |
大学 | 高専 | 高校 | 中学 | 社会人 | クラブ | 女子 | 小計 | ジュニア クラブ |
ラグビー スクール |
タグ ラグビー |
合計 | |
関東ラグビーフットボール協会 | 大学 | 高専 | 高校 | 中学 | 社会人 | クラブ | 女子 | 小計 | ジュニア クラブ |
ラグビー スクール |
タグ ラグビー |
合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022年度(2023年3月) | 6,031 | 200 | 9,592 | 2,033 | 3,975 | 7,663 | 590 | 30,084 | 789 | 18,493 | 54 | 49,410 |
前年度からの増減 | -79 | +45 | -637 | -225 | +165 | +1,327 | +48 | +644 | -3 | -49 | +19 | +611 |
1899年(明治32年) - 慶應義塾の英文学教員のエドワード・B・クラーク(ケンブリッジ大学出身)が、田中銀之助(学習院出身)と共に、塾生にラグビー指導を始める[2]。田中は後年、関東ラグビー蹴球協会の初代会長になる。
当初、慶應義塾のラグビーは同好会活動だったが[3][4]、1903年(明治36年)に慶應義塾体育会に正式加盟し、これが日本人初のラグビー部となる慶應義塾體育會蹴球部の始まりとなる[3][4]。その後、各地の大学・旧制中学(現在の高等学校)にラグビー部が次々と生まれる[5][6][7][8][9][10]。
1919年(大正8年) - 第三高校(京都大学の前身)と同志社のラグビー部OBが中心となり、「オールホワイト」こと関西ラグビー倶楽部(KRAC)を設立[9][11]。プレーするだけでなく関西ラグビーの発展を目指し、西部ラグビー協会の母体となる。
1920年(大正9年) - 関西ラグビー倶楽部(KRAC)との「東西OB対抗戦」に向けて[12]、慶應義塾OBを中心に関東各校OBからなるAll Japan Rugby Association(AJRA)を設立[13][14]。1903年(明治39年)早慶野球試合でのトラブル[15] 以降、両校の対戦が禁止されていた[10]慶應義塾と早稲田の仲を取りもち早慶戦を実施し、早慶スポーツ交流を再開させる[13] など、関東ラグビー協会の母体となる。
1922年(大正11年) - 第1回早慶戦を実施。国内ラグビー試合で初めて入場料を徴収する予定だったが、アマチュアリズムに関する議論を呼び、断念した[16]。
1924年(大正13年)6月20日 - 関東ラグビー蹴球協会が発足した。慶應義塾ほか東京帝国大学・早稲田など各校OBからなるAJRAが設立母体だった[17][18]。この年の早慶戦から、関東ラグビー蹴球協会主催として入場料の徴収を始める[16]。
1924年(大正13年)9月 - 九州ラグビー倶楽部が創立[18]。現在の九州ラグビーフットボール協会の母体。
1925年(大正14年) - 西部ラグビー蹴球協会(現在の関西ラグビーフットボール協会、九州ラグビーフットボール協会)が発足した。三高OB・同志社OBなどからなる関西ラグビー倶楽部が設立母体[19][20]。九州ラグビー倶楽部は、「西部ラグビー蹴球協会九州支部」として活動。
1926年(大正15年)11月30日 - 日本ラグビー蹴球協会(現・日本ラグビーフットボール協会)が創立[21][22]。関東ラグビー蹴球協会と、西部ラグビー蹴球協会の2つを統括運営する組織となる。
1930年(昭和5年)10月 - 関東協会から機関誌『ラグビー』を発刊。しかし2年弱、第8号で休刊となった[23]。1934年(昭和9年)1月には、あらためて関東協会から機関誌『Rugby Football』が発刊された[24]。断続的に発行されたあと、1937年(昭和12年)全10号で休刊となった[23]。戦後になり、1951年(昭和26年)10月に日本ラグビーフットボール協会が、 機関誌『RUGBY FOOTBALL』[25] を創刊した[23]。
1945年(昭和20年)11月2日 - 関東地区で戦後初となる公式戦を開催。空襲を免れた成城高校(現在の成城大学)のグラウンド(東京都世田谷区)を使い、学生、OBがそれぞれ紅白試合を行った[26]。
1946年(昭和21年) - 第17回関東6大学対抗戦を開催[27]。
2011年度(平成23年度) - マンオブザイヤー(現・プレーヤーオブザイヤー)表彰開始[28]。
2024年度(令和6年度)- 関東ラグビーフットボール協会の創立100周年を記念し、イベント、式典、試合を行う[29][30]。
関東協会が、シーズンを通して最も活躍した選手を表彰する。2011年度「マンオブザイヤー」として開始。2021年度から「プレーヤーオブザイヤー」に改称[28]。
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