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日本の漫画 ウィキペディアから
超戦士ガンダム野郎(ハイパーせんしガンダムボーイ)は、コミックボンボン1989年1月号から1993年11月号に連載された、原案・監修:大河原邦男、原作:クラフト団、漫画:やまと虹一による漫画作品。
『プラモ狂四郎』の流れを汲む、プラモデルを題材とした作品。直接的な続編ではないが、『狂四郎』の世界とリンクした設定・描写が存在する。また、亜留の実家の蔵で大河と亜留が戦った時に使用したシミュレーターはプラモ狂四郎に登場するタイプのものであった。主人公たちが自作のプラモデルをシミュレーターで戦わせる基本設定は『狂四郎』と同じだが、本作では登場するプラモデルをガンダムシリーズのみに限定し、当時人気の高かったSDガンダムが中心となっている。プラモシミュレーターの描写は、『狂四郎』のような機体を操縦する形もありつつプラモデル(SD戦士)と同化して戦う描写もあり、終盤には超常現象的にSD戦士と同化することも多かった。
本作の人気はSDガンダムにも影響を及ぼしており、本作オリジナルのガンダムの一部がプラモデルやカードダスで発売され、武者ガンダムシリーズや騎士ガンダムシリーズ等のモチーフになったものもある。
プラモ狂四郎程ではないものの、敵側が龍頑駄無や四代目大将軍、轟天頑駄無など主人公系のキットを操る場面がある。
終盤に大河達が将軍Xによって飛ばされたパラレルワールドの戦国時代では、最初の敵である改造タイプの奇械魔人サザビー以外はオリジナルや改造タイプのSD戦士は敵味方共に登場せず、大河達は新SD戦国伝 伝説の大将軍編の烈光達三烈神を使っていた。敵も等身大の武者頑駄無の敵キャラとい言う武者ガンダムシリーズに近い展開になっていた。ラスボスである将軍Xの正体も新SD戦国伝 伝説の大将軍編の闇帝王であった。
コミックボンボンで大河達と将軍Xとの最終決戦を掲載している頃は機動戦士Vガンダムが放送中だったため、新生大将軍の力によって大河のヴィクトリーガンダムがV2ガンダムにパワーアップしたことで、放送中のガンダムの主役機VS展開中の武者ガンダムシリーズのラスボスというシーンも登場した。
単行本は講談社ボンボンKCにて全12巻。再版として新装版全6巻が刊行された。新装版の終盤は作画者のやまと虹一の意向により、絵・セリフともに大幅な加筆と修正が施されている[1]。
SDガンダム好きの天地大河はガンダム研究会・通称G研に入り、ガンプラ等を動かす事が出来るシミュレーターで様々な相手とバトルを繰り広げたり、G研を狙う敵と戦っていく。
単行本(講談社コミックスボンボン版)6巻から8巻までの表紙裏や作中でG研会員が大河・ヒロシ・亜留の3人をこう呼んでいる。また、本人達も「SD三銃士」という言葉を使った事がある。
G研内で大河達を指導している大人達。 中には実在の人物もいる。
レッドウォーリアは厳密には『プラモ狂四郎』からの登場だが、本作では亜留が製作したバリエーションが登場している。
読みは「サザンクロス」。亜留専用の9体の機体の総称。作中の描写から下記の4機は判明しているが、残りのラインナップは不明。 作中で亜留は通常のパーフェクトガンダムも使用したが、3×3クロスとは呼んでいないため含まれるかは不明。
レッドウォーリア、ガンキラーと共に本作を代表するSD戦士であり、様々なカスタムモデルが登場している。
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