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信越本線に建設中の駅。 ウィキペディアから
豊岡だるま駅(とよおかだるまえき)は、群馬県高崎市下豊岡町に整備中の、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[報道 1][新聞 1]。
高崎市の中豊岡・下豊岡町(旧・碓氷郡豊岡村)に整備中の当駅からは、烏川を挟んで約1 km北、ほぼ一直線上の位置に高崎経済大学がある。同大学 - 豊岡経大大橋(仮称)[1] - 当駅 - 国道18号(豊岡バイパス)に道路(正式名:県道あら町下室田線)を整備し、学生の利用や周辺の道路状況の改善も見込んでいる[2]。また、付近には工業団地および中豊岡住宅団地があり、これらの利用者も見込む[3]。
なお、高崎市が整備費を負担する請願駅となり、1日当たりの乗車人員は1,600人を見込んでいる[4]。群馬県および高崎市内のJR新駅は、2004年(平成16年)10月に開業した高崎問屋町駅以来である[5]。
さらに、駅前には「高崎だるま」の魅力や伝統を発信する観光施設「高崎だるまミュージアム」(仮称)を建設する。駅と同じ2026年度(令和8年度)のオープンを目指す[新聞 2]。
2024年(令和6年)6月15日から7月15日までの1か月間、高崎市は豊岡新駅の名称に関するアンケートを下記のいずれかを選ぶ形でインターネットおよび郵送で実施した[7]。
1.名称案とその理由を自由記述する。
2.参考名称[注 1]の中から1つ選ぶ。
アンケートの結果、「豊岡だるま駅」が支持率58%で圧倒的優位、次に「高崎豊岡駅」13.7%、「高崎経済大学前駅」6.8%の順であった[新聞 4]。この結果を受けて市は、得票率が1位から3位だったこれらの駅名を候補としてJR東日本高崎支社に示し、いずれかを採用するように要望した[8][新聞 4]。これを受け、JR東日本高崎支社は2024年(令和6年)12月13日に、上記アンケート結果において1位であった「豊岡だるま駅」を駅名に決定したことを公式に発表した[報道 1]。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、互いのホームは跨線橋で連絡する[3]。
なお、簡易Suica改札機設置の無人駅になり、駅前広場には、自家用車から鉄道に乗り換えを促すパーク・アンド・ライド用の駐車場を整備する予定である[9]。
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