株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズ(かどかわ・エス・エス・コミュニケーションズ)は、東京都千代田区に存在した、出版事業を行う角川グループの企業である。株式会社角川SSコミュニケーションズとも表記される。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 未上場 |
略称 | 角川SSC |
本社所在地 |
日本 〒105-8405 東京都港区虎ノ門2-2-5 共同通信会館4F |
設立 | 1948年9月24日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
代表者 | 太田修(代表取締役社長) |
資本金 | 4億9,738万円 |
売上高 |
53億96百万円 (平成13年2月期)[2] |
純資産 |
11億42百万円 (平成22年3月期)[3] |
総資産 |
25億18百万円 (平成22年3月期) |
従業員数 | 80名 |
主要株主 | 株式会社角川マーケティング |
主要子会社 | 株式会社K.Sense |
関係する人物 |
高丘季昭(元社長) 桃原用昇(元会長) 松原眞樹(元社長) |
特記事項:角川マーケティングとの合併前の概要 |
概要
1983年11月12日、西武流通グループとタイム・インコーポレイテッドの合弁会社・株式会社西武タイムとして創業し、当初はタイムライフブックスの日本語版書籍の発行を行っていた。その後、西武百貨店からチケット・セゾンの事業を譲受し、プレイガイド(チケット発行)事業も手掛けた。
しかし、経営悪化したセゾングループの解体により、2001年(平成13年)8月21日に西友から角川書店に企業譲渡され[2][4]、角川グループの出版事業を行う事業会社の1社となった。その後2011年1月に行われたグループ再編のため、角川マーケティングに統合され消滅した。出版者記号は「8275」。
沿革
- 1983年(昭和58年)11月 - 西武流通グループとタイム・インコーポレイテッドとの合弁により株式会社西武タイムとして設立。
- 1985年(昭和60年)5月 - マネー情報誌『マネージャパン』創刊。
- 1987年(昭和62年)11月 - 生活情報誌『レタスクラブ』創刊。
- 1989年(平成元年)11月 - エンタテインメント情報誌『any』を創刊。
- 1990年(平成2年)3月 - 社名を株式会社エス・エス・コミュニケーションズに変更。西武百貨店からチケット・セゾン事業を譲受。
- 1991年(平成3年)
- 1月 - 株式額面変更の目的で同名の株式会社エス・エス・コミュニケーションズ(昭和23年9月設立)と合併。エンタテインメント情報誌『apo』を創刊。
- 2月 - タイム・インコーポレイテッドの所有株式を全株譲受。
- 3月 - キネマ旬報社の経営権を取得
- 1999年(平成11年)11月 - チケット・セゾン事業をエンタテインメントプラスに譲渡
- 2000年(平成12年)11月 - レタスクラブ公式サイト「レタスクラブネット(現・レタスクラブニュース)」、エンタテインメントサイト「ルビコンゲート」開設。
- 2001年(平成13年)8月21日 - 株式会社西友が所有する株式の80%を株式会社角川書店(現・KADOKAWA)に譲渡[4]
- 2002年(平成14年)3月 - エンタテインメント専門ポータルサイト「ルビコンゲート」を「ウォーカープラス・ドット・コム」に統合[5]。
- 2003年(平成15年)
- 1月 - キネマ旬報社の保有株式の81%をギャガ・クロスメディア・マーケティングに譲渡。自己破産した婦人生活社から『sesame(セサミ)』の営業権を取得。
- 7月 - ファンケルから『毎日が発見』の営業権を譲受。
- 2004年(平成16年)1月 - 直販月刊誌『毎日が発見』創刊。
- 2005年(平成17年)4月 - 社名を株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズに変更。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)7月 - 通販事業部を分割し、株式会社千趣会との合弁会社、株式会社K.Sense(現・株式会社毎日が発見)を設立。
- 2010年(平成21年) - 発行書誌の発売元及び営業・注文受託先を角川グループパブリッシングに変更。
- 2011年(平成22年)1月 - 株式会社角川マーケティング(後の二代目角川マガジンズ)に吸収合併し解散[6][3]。
主な出版物
脚注
関連項目
外部リンク
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