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岐阜県大垣市の貨物専業の鉄道会社 ウィキペディアから
西濃鉄道株式会社(せいのうてつどう)は、岐阜県大垣市で貨物鉄道を運営している企業。本社は岐阜県大垣市赤坂町173番地1にある。
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | 西鉄(せいてつ) |
本社所在地 |
日本 〒503-2213 岐阜県大垣市赤坂町173番地1 北緯35度23分16.2秒 東経136度34分53.6秒 |
設立 | 1927年1月15日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 2200001013813 |
事業内容 | 地方鉄道業及び同事業に付帯する業務 他 |
代表者 | 代表取締役 服部主計 |
資本金 | 2500万円(2024年3月31日現在)[1] |
発行済株式総数 | 50万株(普通株式)[1] |
売上高 |
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営業利益 |
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経常利益 |
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純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 | 19人(2024年4月1日現在)[2] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | |
外部リンク | https://seinorailway.web.fc2.com/ |
大垣市西北部にある金生山から産出される石灰石輸送を行っている。路線は東海道本線の支線美濃赤坂線の終点である美濃赤坂駅を起点に市橋線・昼飯線の2路線を有していたが、2006年に昼飯線が廃止され市橋線のみとなっている。
同じく大垣市に路線を持つ第三セクター鉄道会社の樽見鉄道の筆頭株主で、過半数を占める51%を出資する。
社名は大垣市周辺の地域名称である西濃に由来する。同じく西濃地区を本拠地とするセイノーグループ(西濃運輸)とは会社の成り立ちが異なり、資本的、人的ともに一切の関係はない。
金生山は石灰石・大理石の産地であり、その輸送は馬車や近くの杭瀬川を利用した水運で行われていたが、輸送力の限界から鉄道敷設が計画され1928年に市橋線・昼飯線が開業した。
いずれの路線も貨物線であるが、市橋線は戦前の1930年から1945年まで旅客営業を行っていたことがあり、国鉄(当時は鉄道省)のガソリンカーが直通運転していた。
機関区は、美濃赤坂駅構内南西側の旧昼飯線沿いにあり、検修庫もあるが、2023年時点では西濃鉄道の機関車の美濃赤坂駅構内の横断が行われなくなっており、機関車は駅構内東側の市橋線沿いの側線を拠点として運用されている[13]。2022年のDD403の重要部検査の際も、機関車は美濃赤坂駅構内を横断せず、この側線と機関区の検修庫との間の搬入出はトレーラーで行われた[14][15]。2022年から2023年にかけて施行されたDE10 1251の全般検査も、検修庫は使用せず、この側線とその脇のスペースで露天で(エンジンや台車等の主要機器は取り外して専門業者へ移送)行われた[16][17][18][19]。
市橋線において、実施基準運転関係にはスタフ閉塞式を施行して列車を運転すると規定しているにもかかわらず、実際にはその通り運転していないとの情報が中部運輸局のホームページにある「ご意見箱」に通報されたことに基づき、2021年7月から8月にかけて保安監査が行われた。その結果、鉄道事業法に基づく手続きが行われておらず、実施基準で定められた規定も実施されていないなどの問題が確認された[20]。
中部運輸局は2021年10月20日に西濃鉄道に対し安全管理体制が構築されているとは言えないとし、現場の状況を的確に把握する体制の整備や、現場の業務の実施状況の定期的な検証、鉄道係員への必要な教育・訓練を適切に行うなどの改善を指示した。
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