藤井黎來
日本のプロ野球選手 ウィキペディアから
藤井 黎來(ふじい れいら、1999年9月17日 - )は、秋田県仙北郡美郷町出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入り前
美郷町立仙南東小学校2年時に野球を始め、6年生から投手[1]。美郷町立美郷中学校では軟式野球部に所属[1]。
秋田県立大曲工業高等学校では1年秋からベンチ入り、2年夏に第98回全国高等学校野球選手権大会に出場[1]。1回戦の花咲徳栄高校戦に先発も8回5失点、チームも1対6で敗れた[2]。
3年夏に迎えた第99回全国高等学校野球選手権大会・秋田大会では3回戦の大曲農業高校戦でノーヒットノーランを達成[2]。しかし準決勝で明桜高校に敗れ甲子園を逃す[2]。
2017年10月26日に行われたドラフト会議にて広島東洋カープから育成ドラフト2位指名を受け、支度金300万円、年俸240万円(金額は推定)で合意して入団した[3]。背番号は121。
広島時代
2018年は、二軍戦(ウエスタン・リーグ)1試合に登板した[4]。
2019年は、二軍戦8試合に登板して、0勝1敗、防御率5.91という成績だった[5]。
2020年は、二軍戦15試合に登板して、0勝1敗、防御率0.87と好成績を残し、9月26日に支配下登録された[6]。背番号は58[7]。10月8日の阪神戦(マツダスタジアム)でプロ初登板を果たし、1回を1安打無失点に抑えた[8]。
2021年は、4月上旬に一軍昇格すると4試合連続無失点と好調であったが、4月28日のDeNA戦で8失点を喫した。翌日に一軍登録を抹消されると、再昇格することなくシーズンを終えた[9]。
2023年は一軍での登板がなく、10月31日に戦力外通告を受け[10]、シーズンオフに育成選手として再契約した[11]。背番号は129。
広島退団後
2025年からは同年から埼玉県野球連盟に加入した企業型クラブチームの3GoodGroup HOZEN noLIMITEDsに入団し、現役を継続する[13]。
選手としての特徴・人物
直球は最速145km/hで、目標としている投手は広島OBでもある前田健太[2]。
名前である「黎來」は父の「21世紀に向かって(活躍して)いってほしい」という願いから[14]。新しい時代を表す「黎明」の『黎』と未来の『來』を取って名付けられた[14]。
詳細情報
年度別投手成績
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 初登板:2020年10月8日、対阪神タイガース20回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、7回表に3番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:同上、7回表に小幡竜平から見逃し三振
背番号
- 121(2018年 - 2020年9月25日)
- 58(2020年9月26日 - 2023年)
- 129(2024年)
登場曲
- 「いとしのレイラ」デレク・アンド・ザ・ドミノス(2020年)[15]
脚注
関連項目
外部リンク
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