脇ノ沢駅
岩手県陸前高田市にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
脇ノ沢駅（わきのさわえき）は、岩手県陸前高田市米崎町にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）大船渡線BRT（バス高速輸送システム）のバス停留所である。元々は同社の大船渡線の鉄道駅であった。
- 1933年（昭和8年）12月15日：開業[2]。
- 1960年（昭和36年）5月23日：1960年チリ地震による津波で冠水、当駅 - 小友駅間で長期にわたり不通になる。
- 1962年（昭和37年）3月1日：貨物の取扱を廃止[2]。
- 1983年（昭和58年）3月10日：荷物扱いを廃止[3]。無人化[4]。
- 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 2011年（平成23年）3月11日：東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）の津波により壊滅状態となる[5]。
- 2013年（平成25年）3月2日：BRTにより仮復旧。県道上に駅を移設。
- 2020年（令和2年）4月1日：気仙沼駅 - 盛駅間の鉄道事業廃止により、鉄道駅としては廃駅となる[6][7]。
盛方面のりば（2013年9月）
BRTの運行開始にあたり、当駅前後は一般道走行区間となり、県道上に移設。盛方面のりば側にBRT用の駅舎が設置された。陸前高田方面のりばはバスポールのみの設置である。
駅全景（2020年9月）。左手前が陸前高田・気仙沼方面、右奥が盛方面のりば。
旧鉄道駅
JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は22人である[利用客数 1]。
2013年度（平成25年度）以降の推移は以下のとおりである。
鉄道駅は広田湾に面した脇ノ沢漁港前に設置されていたが、BRTの駅は北東に約1.4キロメートル離れた、箱根山の山裾を通る県道38号のバイパス区間に設けられた。
かつて存在した鉄道路線
- 東日本旅客鉄道（JR東日本）
- ■大船渡線
- 陸前高田駅 - 脇ノ沢駅 - 小友駅
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