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日本の鳥取県東伯郡にあった町 ウィキペディアから
羽合町(はわいちょう)は、鳥取県の中央付近にかつて存在していた町である。東伯郡に属した。
2004年(平成16年)10月1日に、同郡の泊村、東郷町と合併して湯梨浜町となった[1]。東郷湖畔の羽合温泉が有名。人口は8,011人、面積は12.23km2(2003年)。ハワイ州ハワイ郡(アメリカ合衆国)と、町名が同じ「はわい」であることから1996年に姉妹都市提携。羽合町内にはヤシの木の並木がある。
町域のほとんどは羽合平野と呼ばれる平野部にあり、条里制に基づく整然とした区画割りの農地が広がっている。中心市街がある場所は、かつての天神川の河道にあたり、江戸時代に河道改修で埋め立てられた場所のため、その地域だけが区画割が整然としていない。
羽合という地名の由来は少なくとも鎌倉時代にまでさかのぼる。正嘉2年(1258年)に作られた東郷庄絵図には伯井田の地名が確認され、この地名が訛って変化し、羽合になったとみられる。天正8年(1580年)ごろの「吉川元春書状」には「羽合田」の地名がみえることから、少なくともこの頃には羽合の地名が成立していたようである[2]。
いずれも現在は湯梨浜町立。
鉄道路線はない。最寄り駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)倉吉駅となる。また、東郷池の対岸には松崎駅が存在する。以前は松崎駅前までポンポン船と呼ばれる船が運航されていた。
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