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義達 祐未(よしたつ ゆみ、1985年9月4日 - )は、日本の女優、クリエイター、実業家である。本名は芸名に同じ。栃木県栃木市大平町出身。
栃木県知事任命“とちぎ未来大使”(観光大使)。2017年4月にYUM innovation合同会社を設立、クリエイターやアーティストのエージェント事業・地方創生事業・キャラクター事業などに幅広く取り組む。本人の活動マネジメントも同会社を通じて行っている。
秦建日子主宰演劇ワークショップTAKE1四期生オーディションに一般枠(雑誌「月刊Audition」より掲載募集)から参加し、合格(同期では美元、野崎亜里沙、鈴木あきえ、瀬長奈津実、山口龍人らが参加)。
事務所無所属ながら≪青春☆ENERGY『チェケラッチョ!! in TOKYO』(CX)≫にレギュラー出演が決まりデビュー。演技初挑戦で様々な役をこなす。
その後、ドラマの出演がきっかけで2006年7月より芸能プロダクションのクィーンズアベニューアルファに所属。
所属後は演劇舞台を中心に常に主演やメインキャストとして活躍。
事務所所属前後からブログを開設していたが、2008年4月22日にAmebaブログにて新たに公式ブログを開設。
2009年、『NHK高校講座物理』(Eテレ)のメインMCに抜擢され、司会やタレントとしての活動も開始。
2011年、とちぎテレビの県の広報番組『週刊 とちぎ元気通信』のレポーターに決定、念願であった地元栃木でのテレビ番組レギュラー出演となった。
2012年3月5日付けで、栃木県の観光大使である『とちぎ未来大使』に就任。(現在も就任中)
2012年9月、美輪明宏演出・主演作品『黒蜥蜴』出演者オーディションが行われ、ヒロインの岩瀬早苗役に抜擢。(美輪明宏が自ら女性ヒロインを選出するのは史上初)
2014年4月、NHK朝ドラ『花子とアン』第三週のレギュラー松平幸子役で出演。
2016年6月30日、自身のブログで10年間所属した事務所の退所を公表[1]。
2016年11月29日、全世界同時発売された人気シリーズゲーム「ファイナルファンタジーXV」(現在販売本数1000万本を突破)でヒロイン、ルナフレーナ・ノックス・フルーレのモーションアクターを務めたことを解禁。オーディションで抜擢され撮影を含めて何年も関わっていたことから、正式に公式ブログで発表された。
2017年4月、自身の会社を設立。(YUM innovation合同会社)それを機に、女優業と並行しながら保育園での実務経験などを積んでいたことなどこれまでに至る経緯も明かされた。
その後も、ファイナルファンタジーXVの追加ダウンロードコンテンツ開発への参加(エンドロールにディレクターとして掲載)、アフターDCガイドブック「本物の出会い 栃木」メインモデル、自身で作ったキャラクター「やさいぬ」がヒルナンデス!で特集(本人出演)など、企画開発側から出演側までマルチな活躍を続ける。
2019年12月、東京2020オリンピック聖火ランナーとして選出。(プレゼンティングパートナーのTOYOTA枠で栃木県を走行)
2021年3月、オリンピック自体の延期を経て、栃木県小山市の5スロット走者として聖火を繋ぎ、当日のNHK総合のハイライト番組では、映像の大トリに抜擢されていた。
「やさいぬ」や「#とちぎけんV25」などのオリジナルコンテンツの創出やまちづくり事業への参画等が評価され、スタートアップイベントや大学への講師依頼など、タレントやクリエイターの枠を越えてますます活躍の幅を広げている。
秦建日子氏のワークショップを受ける以前もさまざまなスカウトを受けていて、中でも童顔という点からかアイドル系のスカウトが大半を占めるものだった。アイドル関係のスカウトが多かった事実は彼女自身も認めているところであるが、本人の活動の意向と違うため全て断っていたそうである。本人の希望通り俳優としてワークショップに合格。当時事務所には無所属であり同時に無経歴だった彼女はオーディション合格後、四期生稽古開始以前に秦脚本の≪青春☆ENERGY『チェケラッチョ!! in TOKYO』(CX)≫に四期生としてただ一人レギュラーに抜擢、出演を果たす。演技初挑戦で、多くの役をこなしヒロインの親友役から図書委員長、Bガールなど幅広さを見せた。そのままスカウトを受け事務所も決定した。
「黒蜥蜴」は何百名も受ける大規模な舞台のオーディションである上に、実は美輪明宏が自身の舞台で女性メインキャストをオーディションで募集するのは過去に前例がなく、そのため大変注目された。早苗(役)は19歳であり、募集要項には<18歳 - 25歳ほど>と記載されていたが、当時27歳での起用だった。募集年齢を上回っての合格も異例である。
「ファイナルファンタジーXV」で演じたルナフレーナの公式発表の誕生日は9月4日であり、モーションアクターである彼女と同じ誕生日である。(他のモーションアクターおよび声優等が役と同じ誕生日を充てられている前例はない)そのため、ユーザーには「祐未フレーナ様」「ユミフレーナ」などど呼ばれ、誕生日当日は国内外問わず多くの人に祝われている。本人はなぜ誕生日が一緒なのかは知らないとのこと。 また、開発中止になった「ルーナタスクフォース」はモーションアクターが開発会議から関わるというこちらもゲーム業界では初の試みだった。
東京2020オリンピック聖火ランナーとしてプレゼンティングパートナーのTOYOTAより栃木県走行として選出された。本人によると、とちぎ未来大使として活躍もしていることから推薦を待つこともできたが、攻めの姿勢を忘れたくないと一般公募から勝ち抜いたという。どうしても栃木県を聖火ランナーとして走りたいという思いが実った。TOYOTAのテーマは「地元をよりよくする活動に挑む“地元チャレンジャー”」ということで、地元への熱い気持ちやこれまでやこれからやっていきたい取り組みなどの内容が評価された。
名字の「義達」のインパクトが強いせいか、友達から「祐未ちゃん」等と呼ばれることは少なく(本人曰く「祐未」と呼ぶのは両親くらいとの事)、もっぱら「よし子」「義達ちゃん」等と呼ばれている。工藤里紗からは「よっちゃん」と呼ばれているらしい。
※ファンからは「よし子(ちゃん)」と呼ばれる事が多いが、「祐未ちゃん」等と呼ばれることも多く、本人も特に気にしてはいない様子である。
両親は北海道出身で、自身も北海道の赤平市出生である[2]。里帰り出産で、本人はほとんど栃木でしか生活をしていない為、正式には出身地は栃木県、出生地は北海道となっている。
黒髪に白肌、大きな目に小顔で直線的な長い脚が特徴的。そのスタイルの良さを活かして撮影会出演等のモデル活動を行っていた時期があったが、高校講座出演にあたって比重をタレント活動に移した為、以降は散発的に撮影会に出演するのみとなっていった。
公立の女子高出身である。芸能界入りのきっかけは母親の言葉によるもので、高3で進路を決める際に「大学や専門学校には行かせないよ」と言われ、「じゃあどうしたらいいの?」と聞いたら「芸能人にでもなれば」と言われたそうである[3]。母親が昔芸能人になりたかったそうで、その夢を娘に託した形となっている。そのせいか、タレント活動を行っている現在でも家族との仲は非常に良好である。
学生時代に水泳の選手だった経験があり、今でも世界水泳やパンパシ等の大会は欠かさずチェックしている。彼女自身が平泳ぎの選手だったことから、尊敬する人物として北島康介の名を挙げている。
弟・桜祐は声優とイラストレーターを行っており(元ぷろだくしょんバオバブ所属)、その弟からは「異常に頭の回転が早く、判断力や判断速度に秀でている」と称されている。
演劇ワークショップTAKE1で出会った鈴木あきえとはかなりの仲の良さで、鈴木の事を「相棒」と称している。鈴木あきえは彼女の事を「彼氏(のような存在)」などと自身のブログで呼び、お互いに親しんでいる。
イラストが得意で、公式ブログで度々披露したり、Yahoo!JAPANチャリティーオークションでは自身の描いたフルカラーイラスト三点を出展したりしている。イラストも歌も幼少の頃からの趣味だそうだが最近では小説や詩の制作なども好きらしい(過去ブログ参考)。
自宅ではペットのチワワ、テツオ(義達 鉄男:ロングコート、ブラックタン、牛柄)を飼っており、ブログのトップ画をはじめ、記事にもよく登場している。命名は彼女自身によるもので、漫画『ヒカルの碁』の加賀鉄男というキャラクターから貰った名前とのこと。かなりの犬好きで、道行く犬を思わず眺めてしまうらしい。
愛読書は『週刊少年ジャンプ』で、カラオケで歌う曲といえばアニメソングを連ねて記載している。好きなアニメや漫画のキャラクターでは以下のような名前が挙げられている(過去ブログ参照)。
好きな漫画はヒカルの碁・ライジングインパクト・ガラスの仮面。
好きなゲームソフトでは過去に桃太郎電鉄、ファイナルファンタジーシリーズ、ポケットモンスターなどを挙げている。
好きなキャラクターは、ディズニーのマリーちゃん・リラックマシリーズ・Suzy’s Zooシリーズ・ポン・デ・ライオンシリーズ・ちいかわ。
好きな動物は、犬とクマとウシ。好きな色は青(blue)。ただし携帯電話だけは白しか購入しないというこだわりを持っている。携帯電話はカシオ製のものを愛用していたが、2010年5月からはずっとiPhone愛用している。
好きな言葉は『切磋琢磨』『常に謙虚にハングリーに』。好きな数字は『4』(『幸せの4であり、義達のヨとシを数字にすると4』だから)。
スターバックスコーヒーによく出入りしており、一日最低一度はコーヒーを飲まないと落ち着かないんだそう。特に好きなメニューはキャラメルマキアートとタゾチャイティーラテ。
お化け屋敷が大の苦手で本人いわく「断固として入らない」。しかも泊まりのロケなどの場合、旅館やホテルで一人部屋になった時は不安でなかなか寝付けないという。
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