美里町(みさとまち)は、埼玉県の北西部に位置し、児玉郡に属する町。
人口は約1万人。
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美里町と全国の年齢別人口分布(2005年)
| 美里町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 美里町 ■緑色 ― 日本全国
| ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
美里町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
| 10,493人
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1975年(昭和50年)
| 10,650人
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1980年(昭和55年)
| 11,030人
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1985年(昭和60年)
| 11,546人
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1990年(平成2年)
| 11,797人
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1995年(平成7年)
| 12,197人
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2000年(平成12年)
| 12,107人
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2005年(平成17年)
| 11,963人
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2010年(平成22年)
| 11,607人
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2015年(平成27年)
| 11,207人
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2020年(令和2年)
| 11,039人
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総務省統計局 国勢調査より |
歴代首長
- 小林庄三郎(1954年11月 - 1962年11月)
- 下山恭司(1962年11月 - 1970年11月)
- 小林三郎(1970年11月 - 1974年11月)
- 新井富士重(1974年11月 - 1986年11月)
- 春山一三(1986年11月 - 1992年4月)
- 野口重信(1992年5月 - 2008年5月)
- 原田信次(2008年5月 - )
公共施設
- 町の施設
- コミュニティセンター
- 就業改善センター
- 美里町遺跡の森館
- 美里町立図書館(森の図書館)
- 町民体育館
- 町民武道館
- 松久駅前情報館
- 遺跡の森総合公園
- 保健センター
- 地域包括支援センター
- 美里町社会福祉協議会
- シルバー人材センター
- 中央公民館
- 松久公民館
- 東児玉公民館
- 大沢公民館
電話番号
市外局番は町内全域が「0495」。同一市外局番の地域との通話は市内通話料金で利用可能(本庄MA)。収容局は埼玉美里局のみ。
道路
- 高速道路
- 関越自動車道
- 町内にインターチェンジはないが、町境から100m程度、町役場からは1km強の近距離にあり、美里町主体で設置された寄居SICが最寄となる(2019年3月に下り線側、2021年3月に上り線側が開通)。
- 一般国道
- 県道
自然に恵まれ、ブルーベリーなどの観光果樹園が町内各地にある。歴史も深く、文化財も多数残る。
祭り、行事
- ポピーまつり ‐4月下旬-5月下旬‐
- 猪俣地区で開催されている行事。約3.5ヘクタールの敷地内に4種のポピーが咲き揃い、各種イベント(鳴子踊り・農産物直売など)も行われる。
- 猪俣百八燈(国の重要無形民俗文化財)及び美里夏祭り花火大会‐8月15日‐
- 猪俣百八燈は、猪俣地区で開かれる、堂前山に築かれた百八の塚に火をともす伝統の行事。美里夏祭り花火大会も同時に開かれ、大勢の観客でにぎわう。花火の打ち上げ数は、約5000発(2005年)。
- コスモスまつり ‐10月‐
- 下児玉地区で毎年10月に開催されているまつり。約5haの敷地内にコスモスが咲きわたり、各種イベント(熱気球体験搭乗・農産物直売など)も行われる。
- 関の獅子舞(町指定有形文化財) ‐10月‐
- 関地区で10月に開かれる獅子舞の祭。
遺跡、旧跡等
- 真東寺
- 常福寺
- 正観寺
- 長坂聖天塚古墳
- 水殿瓦窯跡(国の史跡)
- 沼上地区にある鎌倉時代の窯で、4基が確認されている。文治5年(1189年)に源頼朝が建立したといわれている永福寺跡から見つかった瓦と似ているので、永福寺修理に使われた瓦が生産されたのがここだといわれる。
- さらし井(県指定旧跡)
- 広木地区にある、奈良時代に織布を洗いさらすために使用された井戸の遺跡。
- 義民遠藤兵内の墓
- 美里町周辺で農民が起こした一揆(伝馬騒動)の中心になった義民、遠藤兵内の墓。兵内は、打ちこわしの犯人とされ、無念の死を遂げた。
- 猪俣小平六範綱の墓
- 猪俣小平六範綱は、武蔵七党の一つ、猪俣党として功績を残した武士。
- 応安の板碑(町指定文化財)
- 集古十種(松平定信編纂)に記載される。そこには「桐生碑」として記載されるが、桐生には見つからず長年桐生の郷土史家の謎となっていた。偶然埼玉の資料を見た小林一好に発見される。詳細は「桐生碑発見顛末記」(小林一好 昭和41年3月)に記されている。白石の臨済宗妙心寺派宗清寺 (埼玉県美里町)にある。
『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1303-1307頁。
沿革 - 美里町役場. 2017年11月25日閲覧。