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篠瀬 三十七(しのせ みとしち、1975年3月4日 - )は、日本の元男性プロレスラー。血液型A型。東京都北区出身。本名:篠瀬 晃(しのせ あきら)。
大手企業のサラリーマンを経て37歳という高齢でデビューした異色のプロレスラーでリングネームも年齢に因んでいる[1]。その経験を活かしてデビューしたWNCではフロント業務も兼務していた[1]。
早稲田大学法学部を卒業後、ヨドバシカメラと富士通の販売職を経て、派遣会社の管理職に勤務していた[2]。
2010年7月、永田克彦が主宰している格闘技ジム「レッスルウィン」に入門するも練習中に左膝前十字靭帯断裂、半月板損傷のケガを負い、それが原因で8月に勤務先より解雇。
9月、江崎グリコのプロダクトマネージャーで全日本プロレスのコンディショニングコーチも務める桑原弘樹より、指導を受け肉体改造に着手。
同年、母が他界して、さらに娘の後押しもあり、幼少期から夢見ていたプロレスラーを目指すことに決める[2]。その後、ユニオンプロレス、プロレスリングZERO1の入門テストを受験するがいずれも不合格。
2011年2月、サラリーマンからプロレスラーに転じたTAJIRIが主催するSMASHトレーニングキャンプに参加。2012年に2度プロテストを受験するが続けて不合格。TAJIRI曰く「でんぐり返しもできなかった」[1]。
4月5日、TAJIRI以下元SMASH所属全選手、レフェリー、他の練習生と共に、新団体「Wrestling New Classic」に移籍[3]。
6月、新宿FACEにて児玉ユースケ(現:児玉裕輔)相手に3度目のプロテストを行い、合格を果たした[2]。
7月15日、後楽園ホール大会にて対児玉ユースケ戦でデビュー。
8月30日、後楽園大会に黒潮二郎から9戦目で初勝利を挙げる[4]。
12月27日、第1回「デーブ・フィンレー杯」で優勝。
2014年1月11日、シアター1010にて自主興行「感謝」を開催。
1月30日、裏方業務ももっとやりたいとWNCを退団して「ASUKA PROJECT」を構え、個人プロモーション業務をスタートさせる。WNCのフロントを離れるだけで選手としては限定参戦と言う形でWNCに上がりASUKA PROJECT主催興行にWNCの選手も参戦する[5]。
3月4日、天龍プロジェクト初参戦。蛟龍にもエントリー。しかし左肘の剥離骨折によりリーグ戦は途中辞退となる。
4月、ASUKA PROJECTは株式会社飛鳥として法人化されて代表取締役社長に就任した。
8月24日、KAIENTAI DOJO初参戦。TKPガーデンシティ千葉にて洞口義浩&日向小陽の元WNCトリオとして、リッキー・フジ&NASUバンデラス&バンビと対戦、しかし、洞口がリッキーのハードロックにギブアップしてしまう[6]。
9月28日、ガンバレ☆プロレス初参戦。西調布格闘技アリーナにて木藤裕次との元WNC軍として大家健&浪口修組と対戦するが、木藤がフォールされ敗れる[7]。
10月26日、「ASUKA PROJECT vol.7」にて「ASUKA PROJECT王座争奪トーナメント」決勝戦でウルフ智也を破り優勝。
11月3日、K-DOJO後楽園ホール大会にて本田アユムにASUKA PROJECT選手権の初防衛戦を行い、王座の防衛に成功[8]。
2015年3月22日、横浜にぎわい座大会にてウルフ智也に敗北して王座を手放した。
2019年3月18日、脳腫瘍を患っていることが判明し療養のため、後楽園ホール大会を最後に引退してASUKA PROJECTを解散した。
9月26日、篠瀬が代表を務める株式会社飛鳥を設立。主催興行「飛鳥プロレス」が新宿FACEで旗揚げ戦を開催。
2020年9月24日、持病である脳腫瘍が肥大したため、9月30日の新宿FACE大会をもって「飛鳥プロレス」を休止。新型コロナウイルス感染防止も兼ねて、現状と回復を見て復活を予定している。
飛鳥(あすか)は、日本の会社。かつて東京都を中心に活動していたプロレス団体「ASUKA PROJECT(アスカ・プロジェクト)」、プロレスプロモーション「飛鳥プロレス(あすかプロレス)」の運営を行っていた。
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