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日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『第3次スーパーロボット大戦Z』(だいさんじスーパーロボットたいせんゼット、Super Robot Wars ZIII)は、バンダイナムコエンターテインメント(旧バンダイナムコゲームス)より発売のシミュレーションRPG。略称は『SRWZIII』。
第3次スーパーロボット大戦Z | |
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ジャンル | シミュレーションRPG |
ゲーム:時獄篇 | |
対応機種 | PlayStation 3 PlayStation Vita |
開発元 | B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
メディア | BD-ROM PS Vita 専用カード ダウンロード販売 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2014年4月10日 |
売上本数 | 38.1万本[1] |
レイティング | CERO:B(12才以上対象) |
デバイス | クロスセーブ対応 |
ゲーム:天獄篇 | |
対応機種 | PlayStation 3 PlayStation Vita |
開発元 | B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
メディア | BD-ROM PS Vita 専用カード ダウンロード販売 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2015年4月2日 |
売上本数 | 29.5万本[1] |
レイティング | CERO:B(12才以上対象) |
デバイス | クロスセーブ対応 |
テンプレート - ノート |
前作『第2次スーパーロボット大戦Z』(以下『第2次Z』)と同様の2部作構成であり、2014年4月10日に前編である『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』(だいさんじスーパーロボットたいせんゼット じごくへん・以下、時獄篇)が発売。2015年4月2日発売の後編である『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』(だいさんじスーパーロボットたいせんゼット てんごくへん・以下、天獄篇)と合わせてZシリーズの最終章となる。また、天獄篇の初回購入特典として、無料ダウンロードコンテンツ『第3次スーパーロボット大戦Z 連獄篇』が存在し、こちらは時獄篇と天獄篇の間を繋ぐストーリーとなっている。
キャッチコピーは「突貫せよ、永遠の“時”の牢“獄”を」(時獄篇)。「掃滅せよ、果てなき“天”の“獄”炎を」(天獄篇)。
SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一作。シリーズカテゴリの一つである「Zシリーズ」の第4・5作目にあたり、『スーパーロボット大戦Z』(以下『Z』)から始まり、『第2次Z』を経て続いてきたZシリーズの最終章となる。
大時空震動により次元の壁が崩壊して誕生した複数の多元世界。多元世界・UCW(スーパーロボット大戦Z)で起きた多元戦争を終結させた特殊部隊ZEUTHは、時空震動により別の多元世界・ADW(第2次スーパーロボット大戦Z)に転移してしまう。ADWの特殊部隊ZEXISと協力し、破界事変、再世戦争を終結させたZEUTHは次元の穴アビスを通りUCWへと帰還した。しかし、帰還直後に大規模な時空震動である新世時空震動が発生し、UCWとADW、そしていくつかの世界が融合した新たな多元世界が誕生した。
新世時空震動から三ヶ月後、陣代高校に通うヒビキ・カミシロは、時空震動によって現れた謎の無人機から街を守るため、同じく時空震動によって現れた機動兵器・ジェニオンに乗って戦う。自らの目的のためにジェニオンに乗り続けることを選んだヒビキは、教育実習生の西条涼音をパートナーとし、地球を狙う様々な敵との戦うこととなり、ZEUTH、ZEXIS、そして新たな仲間を加えた部隊「Z-BLUE(Z busters link universe & earth)」に所属することとなる。
そんな中、スペースノイドの組織・ネオ・ジオンが地球に対して宣戦布告を行う。その総帥となったのはかつてZEUTH、ZEXISで共に戦ったクワトロ・バジーナこと、シャア・アズナブルであった。困惑するZ-BLUEを他所に、戦況はますます苛烈になっていく中、スペースノイドとアースノイドの戦いを激化させている組織ジェミニスの隊長・ガドライト・メオンサムがヒビキの父と姉を殺したテンシであること、そして地球の相対時間が停止する時の牢獄「エタニティ・フラット」が三ヵ月後に迫っていること、その裏には人類の進化を監視する謎の組織・クロノが関わっていることが発覚する。そして、そのクロノからやってきた戦士・アドヴェントは、クロノの中の「改革派」に属し、自らもヒビキと同じくテンシを追う者だと名乗り、彼を導くことを目的としてZ-BLUEに助力する。
激化する地球と宇宙の戦い、地球を狙う様々な敵、人類の敵であるバアル、そして謎の組織・クロノ、様々な思惑が交差する中でZ-BLUEは時の牢獄を破壊するために戦いを続ける。
時の牢獄「エタニティ・フラット」は破壊された。しかし、その先に現れたのはもう一つの地球「翠の地球」だった。そしてそれと同時にZ-BLUEの地球「蒼の地球」に星間連合サイデリアルが侵攻してきた。抵抗するZ-BLUEであったが、圧倒的戦力差を前に撤退を余儀なくされてしまう。
サイデリアル侵攻から二ヶ月後、蒼の地球はその75%がサイデリアルの手に落ち、新地球皇国(ガイア・エンパイア)として支配されていた。Z-BLUEは2つの地球をサイデリアルから開放するためにかつての仲間と新たな仲間を加え、戦い続ける。
しかし、彼らの前に立ちはだかるのは己の野望を貫く者、かつて倒したはずの敵、人類の敵・バアル、皇国のスフィア・リアクター達、スフィアを狙う男・アサキム・ドーウィン、そして遂に姿を現した多元世界最大の敵根源的災厄。
多元世界とスフィアを巡る最後の戦いの幕が上がった。
『時獄篇』は全32作品。初参戦作は4作品。『天獄篇』は全44作品。初参戦作は6作品。『時獄篇』ではZシリーズ第1作『Z』から参戦していた作品の多くが外されているが、第2作『第2次Z』から参戦した作品の多くは続投している(一部の作品は続編と入れ替わっている)。『天獄篇』では『時獄篇』で外された作品のいくつかが復帰した。
『第2次Z』と同様に2部構成となっている関係上、『機動戦士ガンダムUC』(『時獄篇』発売時点では未完結)など、『時獄篇』ではストーリー再現が途中までに留まる作品が存在する。
『天元突破グレンラガン』は『時獄篇』においてストーリーが最後まで扱われ、機体が銀河以上に巨大化する「天元突破」は1MAP限定で敵味方すべてが機体サイズ「∞」に変化する形で再現された。また、『時獄篇』では同作のキャラクターであるアンチスパイラルが最終ボスとなっている[4]。
『マクロスF』は劇場版2作品のみの参戦となり、キャラクターも劇場版からの登場という扱いであるが、あくまで前作までと同一人物であるため、キャラクターの設定のみTVシリーズに準拠している。
『時獄篇』での『フルメタル・パニック!』シリーズは『フルメタル・パニック! The Second Raid』のデザインが初めて採用。また『天獄篇』における『フルメタル・パニック!(原作小説版)』はアニメ版のデザインをベースに、当時アニメ未登場だったキャラクター[5]を原作イラストレーターの四季童子が描き下ろし[6]、原作を基にしたシナリオが再現される。
『天獄篇』の初回封入特典として封入された『連獄篇』はZシリーズのオリジナルキャラクター、メカのみの登場で、版権作品のキャラクターなどは登場しない[7]。
ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦シリーズのシステムを参照。前作から引き続き参戦している作品の特殊能力はスーパーロボット大戦Z#原作設定を再現したシステム、第2次スーパーロボット大戦Z#原作設定を再現したシステムを参照。
オリジナルキャラクターのデザインは大籠之仁(STUDIO G-1 NEO)が担当。
『時獄篇』の発売を記念して、バンダイチャンネルと連動したキャンペーンが2014年3月6日から4月24日まで実施された[8]。
毎週2作品ずつ、計14作品の一部が無料で配信される。無料動画を試聴すると『時獄篇』で使用できる強化パーツが手に入るプロダクトコードがプレゼントされる。
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