地理
台東区の北部に位置し、下谷地域に属する。東部は土手通りに接し、これを境に日本堤に接する。南東部は千束に接する。南部は入谷に接する。西部は昭和通りに接しこれを境に下谷に接する。北端は根岸に接する。北部は三ノ輪に接する。商店やビル、寺院、住居などが混在している。下谷に所在する下谷警察署および東上野に所在する上野消防署 の管轄に当たる。
歴史
慶長から元和頃に龍泉寺が創建され、辺り一帯を所領とし、これが龍泉寺村(竜泉寺村)と呼ばれるようになった。その後天領を経て、正保年間より寛永寺領となった。明暦の大火後吉原遊廓が村内日本堤に移転し、新吉原となった。1679年(延宝2年)頃、新吉原へ向かう現在の茶屋町通り沿いに町並みが形成され、1745年(延享2年)これが下谷竜泉寺町として町奉行支配となり、1869年(明治2年)竜泉寺村との混同を避けるため下谷竜泉町に改称された。
1889年(明治22年)下谷竜泉町、竜泉寺村、千束村の一部・三ノ輪村飛地が北豊島郡から下谷区に編入され、1891年(明治24年)これらが下谷竜泉寺町となった。1893年(明治26年)より翌年にかけて樋口一葉が居住し、『たけくらべ』の舞台とされている。1911年(明治44年)下谷の冠称を外した。新住居表示施行により1965年(昭和40年)竜泉一・二丁目、翌年三丁目が成立した。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
竜泉一丁目 | 全域 | 台東区立金曽木小学校 | 台東区立柏葉中学校 |
竜泉二丁目 | 1~19番 | ||
その他 | 台東区立東泉小学校 | ||
竜泉三丁目 | 全域 |
交通
中央部を一・二丁目と三丁目を分ける形で国際通りが南北に通っている。
バス
- 都営バス 都08・草43・草63 「竜泉」
- 台東区循環バスめぐりん 「北めぐりん」
- (12) 竜泉三丁目
- (15) 一葉記念館入口
- (16) 竜泉一丁目
道路
- 国道4号(昭和通り)
- 東京都道462号蔵前三ノ輪線(国際通り)
施設
関連項目
脚注
外部リンク
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