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立見 里歌(たつみ りか、1965年11月14日 - )は、日本のタレント[2]。女性アイドルグループ『おニャン子クラブ』の元メンバーで、会員番号は15番[3]。株式会社ルーグ所属。
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東海大学1年生の時に、アイドルキャンパスコンテストにて優勝し、ミス東海大学となる[3]。これがきっかけで、フジテレビの『オールナイトフジ』のスタッフより声がかかりオールナイターズのオーディションを受ける。大学在学中に『オールナイトフジ』のオールナイターズとして活躍。「それでは、コマーシャル」と言うべきところがどうしても「コマシャール」になってしまったという逸話がある。見た目以上の体力と大食いを評価され、週に4日はロケをしていたと語っている[3]。以降「鋼鉄ジーグのような体」「わんこそば100杯食べた」などと度々ネタにされていた[4]。当時の中曽根内閣の深夜番組自粛の方針もあり、『オールナイトフジ』は1985年3月30日放送でいったん終了する。
その後フジテレビのプロデューサーから電話があり、話していると「とりあえずメイク室にいって」と言われ、そのまま白い水着を着せられておニャン子クラブのオーディションを受けさせられる[3]。1985年4月19日に『夕やけニャンニャン』(フジテレビ)の『ザ・スカウト アイドルを探せ!』に出場し、歴代のおニャン子メンバーでも最高得点となる142点を獲得して合格[5][注釈 1]。おニャン子クラブの会員番号15番となる。立見は完全にオールナイターズ出身であったため、『ザ・スカウト~』に登場した途端、司会の鶴太郎に「何でお前がこのコーナーに出てるんだよ!」とツッコまれていた[6]。元祖おバカタレント[7]。おニャン子クラブでは樹原亜紀・山本スーザン久美子と並ぶ三大色物キャラの一人とされ、樹原と共に色物路線を貫いた[8]。
おニャン子クラブの樹原亜紀・名越美香・白石麻子と共に、"おニャン子最強の飛び道具ユニット"と称される『ニャンギラス』のメンバー(メインボーカル)となり、1986年4月1日にワーナー・パイオニアから『私は里歌ちゃん』でデビュー。同曲はオリコン1位を獲得した。1980年代文化を語る時には欠かせないおニャン子史上最大のノベルティ・ソングであり、「耳障りの良い曲調は元一風堂の見岳章による見事な職人仕事で、立見里歌の歌があまりにも下手[注釈 2]というワンギミックのみで押し切っている割には完成度が高い」という評価がある[9]。尚、同ユニットのディレクションはワーナーの中森明菜の制作チームが担当している[10]。
その後も、1986年6月21日に発売されたシングル第2弾『自分でゆーのもなんですけれど』でオリコン1位を獲得。その勢いに乗って1987年3月18日発売の『そんなつもりじゃなかったのに』でソロデビューをしたが、この頃番組自体の勢いが落ちていたこともあり、おニャン子クラブの売り上げ記録ワースト1を記録した[注釈 3]。名目上はソロ曲だが、立見の歌があまりにも下手過ぎたため一人ではレコーディングができず、白石麻子らが別のスタジオで歌ったものを被せてどうにか形にしたと証言している[11]。
1987年4月5日におニャン子クラブを卒業後、ポニーキャニオンに入社[3]。おニャン子の解散コンサートの際は既にポニーキャニオンの社員であった。名古屋支社に勤務し、後輩である工藤静香のイベントにも関わった事がある。1991年に結婚後退社。1児の母となる。その後、離婚。雑誌の編集に携わる傍らタレントとしても活動をしている。
2006年、『仁義換金』(テレビ東京)に国生さゆりの関係者として出演。ハワイのホテルにおいて国生が観ていたアダルト番組の料金が15万円を越す値段になり、スタッフが「誰だ!?こんなに使ったやつ」とメンバーを問い詰めたところ、国生と同室の福永恵規の二人が、それとなく立見のせいにしたというエピソードを語った。
2007年10月8日放映の『快感MAP』(テレビ朝日)において、ほっしゃん。のコーディネートのもとで横田睦美と再会するシーンに登場した。
2010年10月5日に放送された『超豪華!!スタア同窓会』(日本テレビ)に「おニャン子クラブ」同窓会に出演。
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