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稲葉 誠一(いなば せいいち、1918年(大正7年)3月3日[1] - 1996年(平成8年)5月4日[1])は、昭和から平成初期の弁護士、政治家。日本社会党衆議院議員(6期)、参議院議員(1期)。
東京都新宿区出身[1]。1941年(昭和16年)中央大学専門部法科を卒業[2]。高等試験司法科に合格し、司法官試補に任官後、大阪・東京・宇都宮地検の検事を経て1947年(昭和22年)に退官、弁護士になる[1][2][3]。
日本社会党に入党[3]。同党栃木県本部書記長、同委員長を務め、1955年(昭和30年)栃木県議会議員選挙に当選し2期在任した[1][3]。1962年(昭和37年)第6回参議院議員通常選挙に栃木県地方区から社会党公認で当選した[1][4]。1968年(昭和43年)第8回通常選挙で落選[4]。この間、社会党憲法擁護委員会副委員長、日朝協会常任理事などを務めた[3]。
1972年(昭和47年)第33回衆議院議員総選挙に栃木1区から立候補して当選[1][5]。その後、1986年(昭和61年)第38回総選挙まで再選され[6]、衆議院議員を連続6期務めた[1][2]。この間、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長、社会党法務部会長などを務めた[2]。1990年(平成2年)に政界を引退した[1]。
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