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神姫NET(しんきねっと、SHINKI-NET)は、コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミ)のオンラインサービスである。2011年8月31日をもって、サービスを終了することがアナウンスされていた[1]が、後日、同年10月31日までに延期された[2]。
アクションフィギュアシリーズ「武装神姫」と連動したサービスとして発表された。フィギュアに同封される「武装神姫アクセスコード」を登録することで、神姫NET内でも同等のモデルデータを使用することができる。フィギュアの同封は武装神姫の一覧、フィギュア以外の同封は武装神姫#他メディアへの展開などを参照。
クライアントソフトのダウンロードおよび基本サービスは無料。3DCGを描画可能なWindowsと、KONAMI IDが必要。アイテムは次の手段で使用可能になる。
なお、利用情報は神姫NET共通で記録されるため、所有モデルと神姫ポイントは、ジオラマスタジオとバトルロンドで相互に利用できる。
フィギュアを完全に再現しているわけではなく、次のような差異がある。
忍者型MMS フブキ1体が初回ログイン特典として提供される。それ以外のキャラクターの使用には、アクセスコードの登録か、データの購入が必要。
『武装神姫 DIORAMA STUDIO』(ぶそうしんき ジオラマスタジオ)、2006年10月16日サービス開始。オンライン上に再現された3Dフィギュアを、実際のフィギュアと同じように組み替えたり、ポーズを取らせることができる。更に組み換え・ポーズを保存し、背景シーンと組み合わせたスクリーンショットを撮影することができる。武装神姫フィギュア発売当日からモデルが使用可能。
公式サイトにはスクリーンショットを公開できる掲示板が設置されており、様々なテーマを設けた「スクリーンショットコンテスト」も定期的に開催されている。なおスクリーンショットは利用規約の範囲内であれば、個人のウェブサイトやブログでも公開することができる。
フィギュアの完全再現ではないものの、その差異をオンラインならではの利点として駆使し、現実には再現が困難、あるいは不可能な要素を扱った「ジオラマ」と呼ぶにふさわしいスクリーンショットも撮影可能である。ジオラマスタジオ以外で撮影、加工したスクリーンショットの公開は規約で認められていないため、与えられたパーツだけでどこまで作りこめるかも腕の見せ所である。
『武装神姫 BATTLE RONDO』(ぶそうしんき バトルロンド)、2007年4月23日サービス開始。育成シミュレーションゲームに対戦要素を加えたオンラインゲーム。武装神姫が活躍する2036年の世界(実際は現実の時間経過に合わせた「30年後」)で、神姫の「オーナー」となったプレイヤーが、自分の神姫を他オーナーの神姫と戦わせていく。
ジオラマスタジオとは異なり、フィギュア発売日以降のアップデートで順次使用可能になる。また発売日順に追加されているわけではなく、第11弾・第12弾・Mk.2は発売当日から使用可能だった一方、第9弾はフィギュア発売からバトルロンド対応までに33ヶ月を要した。
神姫には「バッテリー」が設定されており、行動の中にはこれを消費するものがある。「クレイドル」で充電を行うことで回復するが、充電中は一部を除き操作できない。
神姫の起動「セットアップ」には、以下の3つが必要になる。
この3つを使い起動、呼び方と神姫名を登録することで、神姫のセットアップが完了する。以降は「リセット」と呼ばれる神姫の機能停止を伴う初期化を行わない限り、パーツの分解と再利用、名称の変更はできない。ゲーム化にあたって簡略化されているが、基本的な設定は公式サイト「武装神姫の世界(3ページ目)」で述べられているものと同一である。
カスタマイズはジオラマスタジオとほぼ同様のシステムで行うが、フィルターやソートを使用してパーツを探しやすくなっている、一部のパーツの回転軸やジョイントの削除、手持ち武器「メインウェポン」の装備欄「ウェポンスロット」の追加などの変更点がある。また神姫のコア、所属クラスやステータスによって、装備が制限されたパーツが存在する。
カスタマイズでは、戦闘に使用する「武装セットファイル」4つのほかに、オーナーズルームやバトル前ブリーフィングで表示される「ノーマル武装」を設定できる。ノーマル武装はメインウェポンをはじめ、一部のパーツの装備が制限されている。
神姫のステータスに対応した「攻撃」「命中」「回避」「防御」と難易度が用意されており、難易度と達成率に応じた経験値が入手できる。同時に「実戦感覚」の低下が起こり、トレーニングを行える4つのステータスに対し下方修正を与える(その他の性能やAIには影響しない)。なお一定以上の難易度の選択には、100%達成の「大成功」が必要になる。
参加申し込み後にマッチングが成立することでバトルが開始される。バトルの前には時間制限のあるブリーフィングを行い、バトルステージの確認、自他の武装セットと過去の戦績の確認、自分の武装セットの選択と戦略指示を決定する。
バトルはAIによって自動進行する。AIはコアユニットによって初期傾向が定まっており、オーナーとの親密度、バトル結果と評価、ブリーフィング時の戦略指示によって戦い方が変わってくる。親密度が低い状態では戦略指示を無視して戦闘を行うこともあり、思い通りの戦い方に近づけていくには経験を積んでいくことも必要である。
バトル終了後は、戦闘に対して「褒める」「叱る」「どちらでもない」の3つからいずれかの評価を行う。敗北・引き分け時には、「自分が悪かった」評価も行うことができる。評価による親密度の変化は、コアの種類と現在の親密度によって様々で、どんな条件でも共通するのは「勝利時に褒めると上昇する」「自分が悪かった評価を行うと変化しない」の2つのみである。親密度の他にも、AIの傾向と「距離適性(距離ごとの熟練度と言えるパラメータ)」に影響し、褒めれば今回と同じAIの傾向、今回最も多く戦った距離に準じた適性に変化し、叱れば逆の傾向と適性に変化していく。
バトルの種類 | 対人 | 戦闘評価 | 経験値の入手 実戦感覚の回復 |
---|---|---|---|
オフィシャルバトル | ○ | ○ | ○ |
バトルシミュレータ | △ | × | × |
ポイントバトル | ○ | × | × |
ミッションバトル | × | ○ | × |
チームミッションバトル | × | × | × |
マイ神姫バトル | ×(自分) | × | × |
テーブルバトル | ○ | × | × |
春季はサービス開始日を祝してゴールデンウィークにあわせた「感謝祭」、夏季は夏休みにあわせた「サマーフェスタ」、冬季は冬休みにあわせた「ウインターフェスタ[4]」、不定期的に行われる「期間限定特別ミッション」などのイベントが行われていた。イベント専用の特別なバトルが可能になる、期間内のログインやバトルへの参加でアイテムを入手できるといった特典がある。過去のイベント景品はGEM/アイテム交換やふくびきカウンターで再配布が行われているほか、プレミアムオーナー特典の「イベントミッション」では、当時のイベントを再現したミッションをプレイすることができる。
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