浅海井駅

大分県佐伯市上浦にある九州旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

浅海井駅

浅海井駅(あざむいえき)は、大分県佐伯市上浦大字浅海井浦にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である[1]

概要 浅海井駅, 所在地 ...
浅海井駅
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駅舎(2008年8月)
あざむい
Azamui
日代 (3.8 km)
(3.8 km) 狩生
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所在地 大分県佐伯市上浦大字浅海井浦[1]
北緯33度2分37.4秒 東経131度55分9.3秒
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 188.2 km(小倉起点)
電報略号 アム
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
72人/日(降車客含まず)
-2015年-
乗降人員
-統計年度-
145人/日
-2015年-
開業年月日 1916年大正5年)10月25日[1][2]
備考 無人駅[1]
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当駅は九州最東端の駅である[3]。また、旧上浦町にある唯一の鉄道駅でもあった。

周辺に豊後二見ヶ浦や暁嵐の滝などの景勝地があることから、JR九州ウォーキングの定番コースとなっており、当日には特急にちりんの臨時停車が設定される場合がある。

過去に急行日南の停車設定(非自動ドア車両時代の運転停車に伴う設定)はあったが、臨時設定やツアー扱い以外では、基本的に優等列車は停車しない。

2020年8月から2021年9月の間、ななつ星の3泊4日コースの4日目に臨時停車が設定されていた。これは、4日目早朝にバスで佐伯駅を出発し浅海井駅の周辺を観光、浅海井駅からななつ星に再乗車するプランであった。

また、36ぷらす3が土曜日に、下り普通列車と交換のため運転停車を行う。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。下り線に側線1本を有し、保線車両が留置される場合がある。かつては側線脇に保線小屋が存在したが、現在は解体されている。また、駅に隣接する公営団地敷地には昭和末期まで農業倉庫があった。木造駅舎を有する。

駅舎は相当古いもので、出札業務を受託している商店住居が入っている簡易委託駅となっていたが、2012年5月31日限りで委託廃止され、自動券売機が設置された[1]。入口正面に向かって右側が待合室、左側が駅事務室を改築した店舗兼住居となっており、チッキ等の扱い窓口があった場所から行き来ができるようになっている。

改札口からホームに行くには、柵で仕切られた線路脇の道をしばらく歩き、さらに跨線橋を渡ることになる。以前は改札口からすぐ線路を渡り、ホーム端の斜路を上るようになっていたが、電化と同時期に跨線橋ができて柵が張られ、今の様式となった。改札正面の柵は観音開きの扉となっていて、郵便の積み下ろしを行っていた頃は荷物台車(リヤカー)の出入りの際などに、駅員が融通を利かせて乗客の乗降の便を図ることもあったが、郵便車もなくなった今では施錠されて開くことはない。

ホームは両側斜路の高さ760mmのホームで、無人化(委託化)される以前に中央付近が920mmに嵩上げされた。ホーム上は一部アスファルト舗装をしてあるが、大半は砂利を敷き詰めてある。改札を入ると屋根はなく、ホーム上では跨線橋を渡った先にある畳一畳ほどのブロックで囲われた待合所に屋根があるのみである。

のりば

さらに見る のりば, 路線 ...
のりば路線方向行先
1 日豊本線 下り 佐伯方面
2 上り 大分方面
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利用状況

  • 2015年度の1日平均乗車人員は72人である(前年度比+1人)。
さらに見る 乗車人員推移, 年度 ...
乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 140
2001 122
2002 114
2003 115
2004 107
2005 85
2006 79
2007 76
2008 81
2009 78
2010 79
2011 72
2012 81
2013 79
2014 71
2015 72
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駅周辺

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
日代駅 - 浅海井駅 - 狩生駅

脚注

関連項目

外部リンク

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