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日本の囲碁棋士 ウィキペディアから
楠 光子(くすのき てるこ、1939年〔昭和14年〕9月3日 - )は、日本の囲碁棋士。東京都出身、日本棋院所属、木谷實九段門下、八段。女流本因坊戦で3連覇、通算5期獲得など。杉内寿子、本田幸子の三姉妹の三女。旧名本田 輝子。2019年引退。
1956年初段。同年二段。1959年三段。1961年、姉の幸子、木谷禮子とともに日米親善囲碁使節として訪米、約2か月間滞在。1965年五段。1966年台湾訪問。1976年に日本棋院東京本院から中部総本部に移籍。
1979年第1期女流鶴聖戦決勝で伊藤友恵に1勝2敗で敗れ準優勝。1981年六段、女流鶴聖戦準優勝、19勝15敗1ジゴの成績で棋道賞女流賞受賞。1983年女流本因坊戦で挑戦者となり、姉の本田幸子に2-1で勝って初タイトル獲得。翌年は本田に奪還されるが、1985年に再獲得。同年女流鶴聖戦も決勝で本田を破り前年に続いて2連覇し、女流初の二冠王を達成する。賞金ランキングでも8位となり、棋道賞女流賞と敢闘賞を受賞。1984年七段、土川賞受賞。1986年に東京本院復帰。1987年から89年まで3期連続で小川誠子を破り、女流本因坊戦3連覇。1989年第1期女流名人戦リーグでは3-1で2位。2007年女流棋聖戦ベスト4。2012年、第41回大倉喜七郎賞を受賞。
女流棋戦以外では、1983年碁聖戦本戦出場、1985年NHK杯で今村俊也を破って2回戦進出、棋聖戦七段戦ベスト4、1989年新人王戦で女流初のベスト8などの実績がある。1986年日中スーパー囲碁では先鋒で出場した。
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