桂歌蔵
日本の落語家、作家 ウィキペディアから
桂 歌蔵(かつら うたぞう、本名:
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略歴
人物
得意ネタは、滑稽噺、与太郎噺、人情噺。落語界へ入る前にはイギリスのパンク・ロックバンド「ストラングラーズ」のメンバーであるジャン=ジャック・バーネルが主宰する空手道場へと入門するためにイギリスへ渡り、前座時代の1994年には30歳目前にしてプロボクシングC級ライセンスを取得する経歴を持つ。ボクシングとの両立について師匠である桂歌丸と話し合った結果、落語に邁進することとなった。
二つ目時代から多くの新聞雑誌にてエッセイ、コラムを連載する。週刊ヤングサンデーにてコラム「笑いの虎」を連載。各界の芸人に桂歌蔵が直撃するというスタイルで、3年半、32回の長期に渡って続いた。
真打昇進時より、英語落語等による海外公演を積極的に行う。その国の数は、16か国に及ぶ。
2009年「アイ・フォート・ザ・パスト」で第89回文藝春秋オール讀物新人賞の最終候補となる。
2017年北國新聞社主催 第5回赤羽萬次郎賞(本名 安田彰吾名義)にて優秀賞受賞。
2017年第3回藤本義一文学賞「虫の知らせ」(本名安田彰吾名義)にて特別賞受賞。
2019年3月角川書店より青春落語小説「よたんぼう」発売。
2019年6月光文社より小説「廓に噺せば」発売。
2019年7月日本文藝家協会編「ベスト・エッセイ2019」に選出される。
連載
- CROSSBEAT(シンコーミュージック) 「GOD SAVE the 与太郎」
- PUNK ROCK ISSUE Bollocks(メディア総合研究所) 「江戸ヴィシャス」
- 週刊ヤングサンデー「笑いの虎」
- フルコンタクトKARATE「江戸前フック」
- 格闘Kマガジン「実録武道家外伝」
- わしズム「高座ニズム宣言」
- リアルスポーツ「今宵も歌蔵」
- 北海道新聞「桂歌蔵のお笑い観測所」
著書
- 前座修業―千の小言もなんのその
- 落語家に学ぶ「笑い」のつくりかた
- 世界をネタにかける落語家 インド・スリランカ編
- 世界をネタにかける落語家 東南アジア・中央アジア編
- 世界をネタにかける落語家 南北アメリカ・北東アフリカ編
- 第3回藤本義一文学賞 単行本
- よたんぼう (KADOKAWA)
- 廓に噺せば (光文社)
出演
関連項目
外部リンク
- 桂歌蔵 (@utazokatsura) - X(旧Twitter)
- 桂歌蔵 (utazo) - note
- 歌蔵日記 - Ameba Blog
- 桂歌蔵公式サイト
- 桂歌蔵 (utazone) - Facebook
- 桂歌蔵 - 落語芸術協会
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