栄東中学・高等学校
埼玉県さいたま市にある私立中高一貫校(共学校) ウィキペディアから
埼玉県さいたま市にある私立中高一貫校(共学校) ウィキペディアから
栄東中学・高等学校(さかえひがしちゅうがく・こうとうがっこう) は、埼玉県さいたま市見沼区砂町二丁目にある私立中学校・高等学校。
中高一貫教育の共学校である。高校課程では、志望校や習熟度別にクラスが編成されるようになるため、中学校からの内部進学者(一貫生)と外部からの入学生(高入生)が同一クラスになることもある。校舎敷地はかつての見沼に当たる。
1年次は、高入生においては「東・医クラス」「アルファコース」を設置し、一貫生も同様に「東大クラス」「難関大クラス」と学力別に学級を分けている。また、試験や学期ごとに習熟度別に授業クラスが組まれる(ホームルームクラスと授業クラスは別になることもある。
(沿革節の主要な出典は公式サイト[1])
「初回の中学入試の日程が他の難関校と比べて早い」「入学金支払いの期限が2月まである(他の受験校の合否結果を踏まえてから入学金を払う事が可能なため、保護者の経済的負担が抑えられる)」等の理由から難関校の併願になるケースが見られる[4]。受験会場前の校門には試験会場である事が書かれた看板の他に、受験生や保護者に対して栄東中学を受験した事への感謝の言葉と「(入学式のある)四月にお会い出来る事を楽しみにしています-教職員一同」といった受験生の合格を祈念した言葉が書かれた「大看板」が掲げられる。
令和2年度入試では、4回の入試日程の応募者数の合計は11,857人であり、同校最多応募者数を更新するとともに、全国の中学校入試で最多志願者数となっている[5]。なお、平成31年度入試の総応募者数は11,315人。平成30年度入試の総応募者数は11,654人である。
令和3年度入試では、新型コロナウイルスの影響により大規模入試の形態を変更せざるを得なくなった。例年行われているA日程・B日程ではなく、第1回入試を2日間かつ集合時間を2部に分けて行う措置をとった。東大特待入試・第2回入試も第1回入試と同様に会場に埼玉栄や栄北も受験会場とした。加えて各受験生の机には飛沫防止のアクリルパネルを設け、教室の人数制限は25人までとすることにより密を防ぐ対策を講じた。例年東大宮駅から学校までの道が混雑することを踏まえ、予約制ではあるがグラウンドを駐車場として解放することとした。受験生にはペン型の除菌スプレーも配布するなど2月以降も受験が続く受験生に対しての最大限の措置をとって行われた[6]。このような状況下でも、7回の入試の総応募者数は10,268人と、前年より人数は若干減らしたものの4年連続で1万人を超える結果となった。
また、大規模な入試になることから、A日程入試が実施される1月10日には、系列校の栄北高等学校、埼玉栄中学・高等学校を試験会場として使用するとともに、花咲徳栄高等学校、さとえ学園小学校の両系列校も休校措置が取られている。
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