東浦和
埼玉県さいたま市緑区の町丁 ウィキペディアから
東浦和(ひがしうらわ)は、埼玉県さいたま市緑区の町名。現行行政地名は東浦和一丁目から東浦和九丁目。住居表示未実施地区[4]。郵便番号は336-0926[2]。区画整理により、さいたま市成立後に誕生した新しい地名である。
地理
さいたま市緑区東部の大宮台地(浦和大宮支台)上に位置する。東浦和駅の北側に区画整理された住宅地が広がっている。全域が市街化区域であるが、生産緑地地区も地内に点在する[5]。東浦和地区より北部、西部はなおも区画整理事業が続いている。東の境には見沼代用水西縁が流れる。井沼方公園を流れる水路は大間木排水路である。
河川
地価
住宅地の地価は、2022年(令和4年)1月1日の公示地価によれば、東浦和四丁目17番4の地点で23万5000円/m2となっている[6]。
歴史
かつては大牧村や大間木村などが複雑に入り組む地域であった。大字として区画整理完了までは入り組んだ状況が続いていた[7]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に平行して大牧、中尾、大間木、井沼方、下山口新田、蓮見新田4箇村2新田が合併し、尾間木村が成立。それぞれ尾間木村の大字となる[8]。(明治の大合併)
- 1940年(昭和15年)4月17日 - 尾間木村は同郡三室村と共に浦和市へ編入され、浦和市の大字となる[8]。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)の武蔵野線が建設され、東浦和駅が開業する。
- 2001年(平成13年)5月1日 - 浦和市が与野市、大宮市と合併しさいたま市となり、さいたま市の大字となる。
- 2002年(平成14年)12月7日 - 東浦和第一土地区画整理事業の換地処分が完了し、大字大牧、大字大間木、大字井沼方、大字蓮見新田、大字中尾の各一部が東浦和一〜九丁目となる[9]。
- 2003年(平成15年)4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行し[9]、さいたま市緑区の町名となる。
- 2006年(平成18年)9月16日 - 大字井沼方の残部が東浦和二丁目に編入され、井沼方は消滅[10]。
世帯数と人口
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[11]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
東浦和一丁目 | 全域 | さいたま市立尾間木小学校 | さいたま市立尾間木中学校 |
東浦和二丁目 | 全域 | さいたま市立向小学校 | |
東浦和三丁目 | 全域 | さいたま市立尾間木小学校 | |
東浦和四丁目 | 全域 | ||
東浦和五丁目 | 全域 | さいたま市立大牧小学校 | |
東浦和六丁目 | 全域 | ||
東浦和七丁目 | 全域 | ||
東浦和八丁目 | 全域 | さいたま市立尾間木小学校 | |
東浦和九丁目 | 全域 |
交通
鉄道
道路
- 国道463号
- 埼玉県道235号大間木蕨線
- カエデ通り[12]
- 尾間木支所通り
- 尾間木内谷通り
- 富士見坂通り
- 梅の郷通り
- 和田通り
- 見沼台通り
地域
寺社・史跡
- 氷川神社(地区内に2か所あり)
- 清泰寺
- 見性院の墓
- 明神社
- 熊野社権現神社
公園・緑地
- 井沼方公園
- 中央公園
- 東谷公園
- 女躰下公園
- 大北公園
- 和田公園
- 吉場公園
- 大六天公園
- 梅所第一公園
- 梅所第二公園
- 尾間木内谷公園
- 鍵田公園
- 馬堤公園
施設
- 浦和明の星女子中学校・高等学校
- さいたま市立尾間木中学校
- さいたま市立大牧小学校
- さいたま市立尾間木小学校
- 浦和東警察署
- 東浦和駅市民の窓口
- 県営井沼方団地
- イーストシティかえで街
- イーストシティみずき街
- 尾間木配水場
- 東浦和みどり保育園
- 埼玉りそな銀行東浦和支店
- 青木信用金庫尾間木支店
- 武蔵野銀行
- 埼玉県信用金庫
- 川口信用金庫
- 東和病院
- 東浦和変電所
- 中尾トンネル[12]
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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